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映画「シャーロックホームズ」-ガイリッチー版のかっこよさ-
2009年制作、監督:ガイ・リッチー、制作:ジョエル・シルバー,ライオネル・ウィグラム、スーザン・ダウニー、ダン・リン、脚本:マイケル・ロバート・ジョンソン、アレンジ:アンソニー・ペックマン、サイモン・キンバーグがライオネル・ウィグラム、マイケル・ロバート・ジョンソンの原案を着色、
主演:ロバート・ダウニーJr、ジュード・ロウ
BBCで放映されていたシャーロックホームズが好きで、ドラマにファンになった事からアーサーコナンドイルのシャーロックホームズを読破しました。元々アーサーコナンドイルは「失われた世界」からとても魅力的な作家と思っていたのですが、推理物の緻密な構成は一品です。
ガイリッチーは純粋な推理というよりもアクションあり、オカルトっぽい要素ありで、19世紀の産業革命時代の湧くロンドンのイメージは前のドラマそのものですが、そのグレーシュなイメージの中に登場人物の個性を光らせて、その陽気さを対比させていました。それはロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウの演技力によるところかもしれませんが、ガイ・リッチー特有な軽妙な場面運びがそう見せているところもあるのかもしれません。
フィッシュアンドチップスと黒ビールのおともに観る楽しい映画です。