公的印象で振り返る
今まで、私の公的印象は目まぐるしいほど多岐にわたってきた。
あるときは、
「変人」「おふざけ常習犯」
またあるときは、
「マジメちゃん」「優等生」「優しい人」
他には
「何考えてるのかわからん人」「人間の皮かぶったナニカ?」「不思議ちゃん」「無慈悲な詐欺師っぽい」
これらの印象やレッテル。
実は時期ごとに一貫し、節目ごとに変遷している。
その時期というのは成長過程だと認識している。
誰かを笑わせるのが好きだった私は、“クラスのお笑い担当”と自負していた時期がある。渾身の変顔、なりきったモノマネ等、全力でおふざけに走っていた。
しかし、ある時期を境にぱったりやめてしまっている。込み入った事情があるが簡単にまとめると、家族内の揉めごとの悪化による重度の精神的疲弊が5割、とある女子からの嫌がらせによるストレスが3割、口に出さないが若干滲み出ている周りからの「うざい」を悟ったのが2割といったところだろうか。
そこから私は「マジメちゃん」の肩書きを背負っていくことになる。なぜって?前述もあるが、マジメでいたり誰彼構わず優しくしている方が周りとの距離を保ちやすいから。当然最初はともだちからも「どしたん?」と思われたり実際言われたはず、多分。はっきり覚えてない。ストレスとかいう邪神の気まぐれのせい。
それから、ストレス過多により正常な判断が下せず支離滅裂な言動しかとれなかった時期(この時期に関わった人にはかなり迷惑をかけたので、ちゃんと謝りたい)を経て。
現在。初対面の人や長年付き合ってくれている友だちからマジメや優等生という印象を持たれることが極端に少なくなった。それは、わりと堂々としている部分が目立ってきたからだと思っている。自分の上限を決めてそれ以上出しゃばらないと決めていた頃と比べてかなり生きやすいので、こっちの方が質に合っているのだろう。
そんな私だが、妹から言われることは昔から変わらない。それが文頭の引用になるのだが、これは割と今の私に活きてたりする。感謝。どう活きているかはまた別の機会に。
私の根はマジメだ。ただ、そのマジメさや熱は自分の本命とそれを取り巻くモノにしか向かない。それ以外は、そうね。『微塵もできません!』を貫いてる、わりと。中途半端な熱で終わるなら最初から全部本命に当てたいし。一方で白黒ハッキリさせたい完璧主義もあるのだろうけど。
まぁ、ブツクサ言ってないで素直になれ。チャンスが逃げてくからさ。