友達だったので
ゼルが男女問わずモテまくっていた頃、
こけくんとは健全な遊び仲間だった。
(健全じゃない遊びをする悪友たちも別にもいた)
ゴールドソーサーでよく遊ぶ友達。
だからゼルは、こけくんのギャンブラーな気質も知っている。
帰ってきたらこけくんがヤケ酒をしていたので
話を聞くゼル。
からかいも笑いもせず、ゼルは頷く。
「それは悔しかったねえ、こけしくん。お疲れさま」
「俺がもう少し強くなったら、地図に行く時、ついてきてくれる?」
「一緒に冒険するの楽しみだね」
ゼルは、こけくんの素直で真っ直ぐなところが大好きなので、
自分も駆け引きや匂わせなどではなく
誠意で愛情を示していきたいと、いつも考えて話し、行動する。
友達だった頃と色々変わったけど、変わっていない、
ゼルとこけくんの二人の関係。