稽古場だより 11日目
永らく動きを決めきれなかったシーンがようやく本日つきました!これで全てのシーンが決まり、あとは反復練習するのみです。
どのシーンかは想像しながらご観劇くださいね!
さぁ、今日も粛々と。
長州藩士、桂小五郎を演じるは壱劇屋の小林嵩平さん。こうへいさん。読めないよー。
長州から京に出て来て、薩長同盟を締結する。保身上手で「逃げの小五郎」と揶揄されるが、頭は切れ、討幕後の見通しも綿密な野心家。
小林さんは、迫力ある演技と声量を披露、そしてコミカルまでこなしちゃう芸達者。
前回通しで人一倍汗をかいておられました。
それだけ必死にまっこと小五郎なのです(?)小道具も担当して下さっているので、どれが小林さん作か探してみて下さい。
同じく長州藩士、品川弥二郎役、
松田翔さん。かけるくんです。
明治維新に貢献。信用組合設立などに尽力。
が、小五郎の腰巾着で頼りない、のれんに腕押しな奴。
松田くんは、ほぼ初舞台なようです。
稽古当初はそれはもう心配になる位慣れない様子だったのですが……最近、表情や表現が出来るようになって来ているし、成長が見られて内心涙が出そうです(老婆心)。目が活き活きして参りました。是非ハツラツな松田くんをご覧下さい。
長州藩は「愛すべきおバカさん」な部分がありつつ、決めるところはしっかり締めるキャラクターとして描かれていると思います。お2人のおかげで、お客様に親近感を持って貰えると思います。
現在の稽古場が残り10回を切ってると今気付いて唖然としてます。出来ること、1回1回やって行きます。
創作の製作過程を覗きみて、楽しんでいただけたら。