番外:ヨーロッパSパワーチェック
新年一発目はパワーチェックです。
さてさて
今までこれとかこれとかで、パワーアップについての情報を列記してきましたが肝心の私自身は何もしていないという…
いや、ECUチューンしたらエンジンぶっ壊れるって全ディーラーからさんざん警告されてたらそりゃ…ねぇ…?
対して、自分の車が果たして何馬力ほど出ているかも実は分かっていないことも事実。
パワーチェックって安易に言いますけど結構お金が掛かる…
しかし、今回あることが原因でパワーチェックを行う必要があり、急遽大阪は柿本レーシングにてパワーチェックを行って頂きました。
柿本レーシングではBosch製のシャシーダイナモを使用しパワーチェックを行っております。
ヨーロッパSのパワーチェック…
日本語では誰も書いておりませんので、今回のNoteが『日本で初めてのヨーロッパSの馬力測定記録の公開』となります。
下手な数値を出してしまえば、今後このNoteは黒歴史になります。
果たして…
さてここで改めてヨーロッパSのカタログスペックを見てみましょう。
ヨーロッパSはオペル製4気筒2Lターボエンジンを搭載し、最大出力は200馬力、トルクは27.7kgとなっています。
…改めて思いますけど凄い控えめというかやる気が無いですよねこれ
なんで2Lターボなのに200馬力なんだよって…
同年代のインプ、ランエボをもう少し見習えと
MR2の3Sにすら完敗してるっていう…
ご存知の方は多いと思われますが、こういうカタログスペックというのは所謂『エンジン単体』の出力であり、今回のようなシャシーダイナモや実走行時はミッションやクラッチといった駆動系を通してから更にタイヤ経て出力される馬力が『車本来の馬力』となる為、計測するとそういった「ロス」の為にカタログスペック(エンジン単体出力)よりも低く計測されます。
有名なのがアルテッツァやFT86ですね。
カタログスペックは210や200なのに実際に測ると130とか150とかでしたーみたいな。
しかし、そういったロスはNAではよく聞きますが過給器付きの車ではあまり聞かない印象です。
インプやランエボなんて実際に測ったらカタログスペックを超えてきた…なんて声もよく聞きますし…
果たして、ヨーロッパSの馬力は幾らなのか!
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(´・ω・`)
(´・ω・`)
いやまぁ…うん…(´・ω・`)
あんまり期待してなかったけ…これは…ね?(´・ω・`)
あんまりです…
確かに、確かに製造から既に13年以上経っております。
ターボもお疲れ気味ですし、恐らく圧縮も抜けてるでしょうし、経年劣化もあるとは思いますがまさかの【131馬力】って…
下手するとFT86よりも誤差が大きいというか、実測値だとFTどころかAE86程度の馬力って…こんなのNDロードスターの方がまだ速い…
ちなみにトルクはこのように
大体[22kg]位でしょうか
こちらはパワーよりはパワーダウンはしておりませんが、酷いのは下のグラフに見えるこの「谷」です。
これが40kgとかのとんでもトルクだったらまだ分かりますけど、22kgとかいうトルクでこの谷はダメです…
はい
という訳で今回はこのような残念な結果になってしまいました。
サーキットでは最高速度【242km】を出力し、ストレートでは350馬力の34ZNISMOと同等の加速を見せてくれたヨーロッパSですが、実際は【131馬力】というとんでもないポンコツでした。
いやでも冷静に考えると130馬力程度でそんな加速性能してるって、これ逆にカタログ値の200馬力まで出したらとんでもない怪物になるのでは…??
もしかすると、280馬力に上げるだけでエキシージや3-11を遥かに越える化け物に変貌出来る可能性を秘めております。
Z20LERエンジン自体は改造によりパワーが出ることはここまでで確認済みなので、もしかすると思い切ってタービンを変えてしまうだけで究極のロータスが完成してしまう…そんな可能性も感じてしまいます。
フルチューンだとこんな感じ( ˙꒳˙ )
以上今回はここまでです。
ありがとうございました。
おしまい( ˙꒳˙ )
…( ˙꒳˙ )
おしまい( ˙꒳˙ )
???『ABSヒューズは抜きましたか?制御が入ってブーストカットされます』
…(´・~・`)
えぇ…(´・~・`)
もうちょっとだけ続くんじゃ꜀(。௰。 ꜆)꜄リトラーイ
ま、そんな訳ないよね( '-' )
実測値【210馬力】トルクは大体【29kg】位となっております。
これは驚きです。
製造から10年以上経ったターボ車が、ここに来てカタログスペックを超えてくる数値を叩き出すとは…
何度も言いますが、エンジンはノーマルですし吸排気はエアクリーナーを純正交換タイプの交換しただけ。後はECUもノーマルですし、足回りしか弄っておりません。
それでこの数値…
これはある意味ヨーロッパSの意地を見せた事になるでしょう。
以上
今回は本当に終わりです。お読みいただきありがとうございました。