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日本の仕様書(指示書)

今は誰もがスマホやタブレットを駆使してフォトやグラフィックを AI も使ったりプロ並みの表現 でやりとりする ネット 時代。
テキストコミュニケーション から ビジュアルコミュニケーション

一方、ファッション 業種及びファッションの専門学校が教えるグラフィック は仕様書などの手書きのハンガーイラストからイラストレータなどのグラフィックソフトによってデジタルライン画に代わったところで止まったままです。

アパレル業界で作成されてる、この一枚の表形式は FAX を前提にした日本独自の書式で、欧米に類を見ません。(ここでもガラパゴスStyle)
なるべく多くの仕様を一枚の用紙に詰め込むためか、 日本のハンガーイラストは恐ろしく小さいのです。
*英会話ブログから「ハンガーイラストを英語で何という?」

この仕様書の書式では、 受け手側 (パタンナー、生産者など) に、ハンガーイラストと表の記入事項を一つ一つ照らし合わせる厄介な作業が待っています。

海外の日本向け工場では、この表の僅かな隙間に、 日本語の分かるスタッフが赤で自国語の翻訳を書き込んでいるのを沢山見てきました。
デザイナーはクリエイティブ脳からエクセル脳へがストレス

まして受け手がスムースに解釈出来るはずもありません。
そのためにデザイナーは生産現場から頻繁に来る 確認と問い合わせそして修正に追われています。 
エクセルとファックス感覚のために、デジタル化が遅れた省庁を笑えません。
官庁が好んで作る神エクセル 
https://e-words.jp/w/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E6%96%B9%E7%9C%BC%E7%B4%99.html

アメリカのあるブログから
”「西洋の Web サイトに慣れている人にとって、よりミニマルでナビゲートしやすいデザインのサイトの例は数多くありますが、なぜこの より複雑なスタイルが日本で普及し続けているのかを検討する価値があります。念のため言っておきますが、これらは過去の残骸ではなく、多くの場合、最後に更新されたのは 2023 年に維持されたサイトです。」”  


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