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ひとり語りvol.1(2024年11月〜12月)

唐突に始めたくなったひとり語り。日々感じたことをつらつらと書き留める日記、エッセイのようなもの。

年明けから始まる新しい挑戦から、言葉を扱う場面が増える。言葉を使って、生々しくて、繊細で、美しいものを表現するということが、仕事になる瞬間が出ててくる。

その時、少しでも人の心に残り、希望となるものが生み出せるように、まずは自分の心に残ったことを、言葉にして遺そうと思う。


2024年11月

丸ごとな自分で飛び込み、生まれる再発見

自分で体丸ごと体感することで、深く感じ、思考を巡らせることで生まれる再発見と更新を、表現していきたい。ブルーピリオドは、いつだって気づかせてくれる。

陣馬山

光と闇、木漏れ日、緑の香り。冬の午後はどこか穏やかで、足が早い。あっという間に傾く陽に負けないように、足早に歩く。

結婚式

勇気がみえる瞬間が何よりも美しいし、かっこいい。「勇気」という言葉を使ったら、一緒に参列した友人が「?」という顔をしていた。それを伝えていきたいと思った。

木漏れ日

朝、ふと目をやると壁に差し込んでいる木漏れ日。

表現欲

とてつもなく、表現したくなる時がある。言葉、エネルギー、表現欲。

美食体験と一本のバラ

先輩とご飯に行った。正確には、行きつけのお店に連れて行ってもらった。これがまた本当においしい。イタリア人シェフの猛烈なアプローチに心奪われ、お店と人生をともに営んできたおふたり。(イタリア人は、プロポーズで茎が長いバラを1本だけ渡すのが鉄則らしい)自分が経験してこなかった全く新しい人生があることが、何よりも面白い。作り手の顔が見える美食体験は、心も人生も豊かにする。

「歩く」ということ。

歩くことが好き。自然の中を歩くことが好き。体を動かしながら、自然を全身に感じることの贅沢さ。鼻から深く深呼吸をすることで感じられる、空気の深み、匂い。
人は歩く。「歩く」とは、人類が2足歩行を始めて以降、最も長く続けている行為。様々な交通手段が発達した今もなお、世界各国に、歩くためだけの道がある。日本国内で通算2.8万kmも伸びている道、長距離自然歩道、奥武蔵自然歩道を歩いた時のこと。

2024年12月

もの珍しさに躍る心、京都。

約2年ぶりに京都に降り立った。すべてが新しくて、珍しい。目に留まる。立ち止まる。駅のホームにある、駅名が書かれた看板もかわいいデザインで撮っちゃう。久しぶりに驚り浮き足立つ心。でも、冬の晴れた日の京都の午後は、どこか寂しいような、陽が傾くほど、陰鬱さが見え隠れしてくるような。

大丈夫。

付き合い7年目に突入した友人に、個人的なことを祝ってもらう機会があった。お互いのいろんなフェーズ、側面を知っている。「これからも色々あると思うけど、みんなで、大丈夫にしていこう。」そんなことを確かめ合った時間だった。

過ぎ去りし冬至

気づいたら冬至が終わっていた。夏至も冬至も、暑さ寒さが本格化する前に過ぎ去ってしまう。夏至過ぎ去りし後には日が短くなっていくことへの寂しさが、冬至過ぎ去りし後には日が伸びていくことの嬉しさが残る。

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