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『7FATES:CHAKHO』困ったときの用語集
【現在ノベル版37話・WEBTOON13話時点まで公開中!】
2022年1月15日から連載が始まった『7FATES:CHAKHO』(以下『CHAKHO』)。3ヶ月が経ち、だんだんその全貌が見えてきました。
しかし、近未来都市を舞台にしたSFアクションということで、設定がわからなくなる人も多いのではないでしょうか。
わたしも毎週の『CHAKHO』を大興奮で読み漁るかたわら、「この単語なんだっけ?」「あの人誰だっけ?」「どこに載ってたんだっけ?」と、つまずくことが多くなりました。いつからか、 つまずくたびに参照した話数と単語の大まかな意味を、自分なりにまとめるようになりました。
この用語集は、そのまとめを、noteで読みやすい形に編集したものです。
こちらでは、『CHAKHO』に登場する造語や固有名詞を、あいうえお順にまとめています。【参考】欄には、意味欄の内容が”直接”載っている話数を書きました。
まず、わからない単語がハッキリしている方は、冒頭の目次から、気になる単語に飛んで読んでみてください。
PCからご覧いただいている方は、「Ctrl+F」でページ内検索をすることができます。見出しだけでなく、逆引き検索をしたり、関連用語を総ざらいしたい方(例えばジェハに関する項目を見たいなど)にはおすすめです。
もちろん、百科事典を読むように、好きなところから順に読むのも楽しみかたのひとつかと思います。
最後に、こちらの記事は特性上、多くのネタバレを含みます。量は最小限に留めますが、最初は本編で見たい方はご注意ください。
現在載せている範囲は、記事の先頭に書いております。無理のない範囲で、随時更新していきますので、思い出したときに覗いていただければ幸いです。
そのほか、何かお気づきのことやご質問などございましたら、お気軽にコメント欄までお寄せください。
この用語集が、皆さんが『CHAKHO』を楽しむための一助になれば嬉しく思います。
おもな区名
一区
【参考】ノベル第二十六話、第二十九話
新市で初めてボムの襲撃を受けた地区。ピョリが武器を作って売っている。拠点での喧嘩の後、ハルは一人でピョリを追い、ここを訪れた。
二区
【参考】ノベル第四話
ボムの襲撃が相次ぎ、ほとんど廃墟と化した地区。ドグォンの盗賊団が現金輸送車を襲撃しようとして、ブルティらに襲われた場所でもある。Aデパートでの戦闘後、ソンジンが潜伏している。
三区
【参考】ノベル第五話
ボム出没から三ヶ月後の4月に、ボムの襲撃を受け、壊滅した町。まだ住民はいる模様。ジェハはここで手柄を横取りしようとしたソンジンを追い払い、ドグォンと出会った。
五区
【参考】ノベル第十一話
新設された懸賞金受領所と、「殺人剣」を収蔵している博物館がある町。フポが隊を率いて襲ったため、全壊には至らなかった。ファンとはここで出会う。五区が襲われた頃から、次第に一日の死者数を行方不明者数が上回るようになる。
六区
【参考】ノベル第二十九話
ボムの襲撃が相次ぐ地区。ハンターチーム「CHAKHO」を結成した済河たちはここに家を買い、拠点とした。
七区
【参考】ノベル第十一話、第十二話
ブルティがボムを先導して襲った町。そのためここに出没するボムは、人間を生きたまま連れ去ろうとする。ジェハとジュアンが出会ったセッピョル幼稚園がある。
十九区
【参考】ノベル第十六話
大河に接した十八区・二十区とともに、新市旧市街地の中で最も安全とされるエリア。市民が集まるAデパートがある。新市街地へ続く要所でもあるため、厳重な警備が敷かれている。
あ〜お
YISALグループ
【参考】ノベル第二話 WEBTOON第一話、第十一話 公式Instagram
新市に大きな影響力を持つ、大企業グループ。数年前に創立三百周年を迎えた。新市の住民に対して数々の優遇措置を打ち出してきた。ボムの出没後は、ハンターに対する懸賞金制度をはじめ、ハンターを雇用して市内に配備するなど、さまざまな施策で市民を守る。かかる費用は、すべてYISALグループで負担している。
YISALタワー
【参考】ノベル第一話、十六話 WEBTOON第三話
新市北部、新市街地の中央に建つタワービル。韓屋と洋館を融合させたスタイルで、大樹を抱え込むような形をしている。新市のシンボルとも言える建物で、YISALグループの総帥である桓雄がオーナーを務める。ボムが出没し始めたころは、このタワーの5階が懸賞金交換所だった。
アゲハ蝶隊
【参考】ノベル第三話、第十話、第二十六話、WEBTOON版第九話、公式Instagram
ボム捕獲率一位の、巨大なハンター組織。英雄として新市の人々から称えられている一方、構成員には犯罪者が多く、犠牲になったハンターも多い。ドグォンは「蝿の奴ら」と呼んでいる。本部は十五区にある。
Aデパートでの戦闘でメンバーが済河を撃ったことにより、評価が急落。市民を置いて逃げ出すハンターの目撃談が拡散されてしまったこともあり、規模が半分ほどに縮小された。
アゲハ蝶軍
【参考】ノベル第十話 公式Instagram
新市の市民が、規模の大きくなった「アゲハ蝶隊」を称える呼称。
仁王山
【参考】ノベル第一話、第二話
新市北部に位置する岩山。韓国ソウルに実在する山がモデルとなっている。ここにあるボム岩の裏に、ボムたちが封印されている「散りゆく影の世界」がある。ジェハが幼い頃に両親と暮らしていた場所であり、ここで彼がハルと再会したことで、物語が動き始める。詳しくは→「仁王山殺人事件」
仁王山殺人事件
【参考】ノベル第一話、第二話
旧暦1月16日、仁王山で24人が惨殺された事件。唯一の生存者がジェハだった。その真相は、ジェハによってボム岩の封印を解かれ、現世に解き放たれたボムたちが引き起こしたもの。事件後、ジェハが仁王山でハルと再会したことで真相が明らかになる。この事件をきっかけに、新市中でボムが出没し、人間が襲われるようになっていく。
仁王ダンジョン
【参考】ノベル第二話
ハルが、自分が守っていたボム岩の裏の世界を指すときに使う単語。詳しくは→「散りゆく影の世界」
Aデパート
【参考】ノベル第十七話
十九区に位置する高級商業施設。しかしその実態は、地下駐車場があるはずの場所が改造された、ボムが拐った人間を閉じ込め、拷問を加えるための牢獄だった。ジェハたちが乗り込むまで、ホスは2ヶ月もの間ここに閉じ込められていた。
黄金色の瞳
【参考】Youtubeインタビュー(J-HOPE)、ノベル第二十話
ホスの瞳のこと。似た表現としてフポとジェハ、そして4000年前の英雄が「琥珀色の瞳」と書かれているが、「黄金色の瞳」は現時点でホスのみである。詳しくは→「ジャフ」
か〜こ
ガヒョン
【参考】ノベル第四話
ドグォン率いる盗賊団の少女。現金輸送車を襲撃した際、ボムに襲われて亡くなった。
キム・スフン
【参考】ノベル第一話
新市警察庁捜査一課の刑事。「仁王山殺人事件」を捜査しており、ジェハのことを疑っていた。疑いが晴れてからは、ジェハの前から姿を消した。
客の来る日
【参考】ノベル第三話、第二十話
旧暦1月16日のこと。一年に一度だけ、ボムが封印から解放されて人間世界にやってきて、人間を食って帰っていく。ボムと人間の間で交流が生まれることもあった。
キャッチャー
【参考】ノベル第31話、32話
YISALグループが開発したレスキューアプリ。これを使えば、近くにいるハンターに自動で居場所を伝えられる。基本無料だが、ハンターにレスキュー代を請求されることもある。
初めは歓迎されたが、次第にハンターと市民の分断を深める原因になっていく。
ギョンス
【参考】ノベル第四話
ドグォン率いる盗賊団の少年。明るい性格で、ドグォンを慕っていた。現金輸送車を襲撃した際、ボムに襲われて亡くなった。
ギョンテ
【参考】ノベル第十一話、十三話、十九話
「アゲハ蝶隊」のハンター。チームスリーの隊長を務める。優しいが、流されやすく頼りない。ソンジンを慕っており、ソンジンの指示に従う一方、「市民を守る正義の味方でありたい」という考えから、ジェハたちに感銘を受ける様子も見せる。Aデパートの地下では隊を率いてジェハたちと共闘した。
黒い扇子の男
【参考】ノベル第九話、十九話 WEBTOON版第十話
マロとブルティに接触し、「安全な場所を提供する代わりに、その場所を人間の血で満たしてほしい」という提案を持ちかけた。簡単にふたりを制圧できる実力を持ち、その瞳は人間ともボムとも異なる。かつてはゴムに虐げられていた。数十万年前から生きている。
血管
【参考】ノベル第十七話
正確には「新市の地中に張り巡らされた、血管のような木の幹」。赤黒く、人間の腕よりも太い。
懸賞金受領所
【参考】ノベル第六話、 公式Instagram
五区に新設された、YISALグループの懸賞金受領先。制度そのものは、桓雄が私費を投じて設けたもの。ボムの頭一つにつき、5000万ウォン(約500万円)の懸賞金がもらえる。当初はYISALタワー内の担当部署まで持っていく必要があった。
ゴム
【参考】ノベル第二話、二十二話
人間の祖先である種族。4000年前にボムと戦争を繰り広げ、ボムを「散りゆく影の世界」へ閉じ込めた。「ハンター」は、先祖であるゴムの能力を覚醒させた人間のこと。防御に長ける。
さ〜そ
殺人剣
【参考】ノベル第七話、第八話 WEBTOON版第八話
五区の博物館から、ジェハとハルが盗み出した展示品。とても戦闘に耐えられそうにない古びた剣だったが、ジェハが握ると青い光を放ち、かつての姿を取り戻した。4000年前の英雄が使用したものだという。以来、ジェハのメインウェポンとなる。
ジェハ(済河)
【参考】ノベル・WEBTOON全話
ボム族の父とゴム族の母をもつ、半人半ボムの青年。しかしフポに両親を殺されてしまい、児童養護施設で生まれ育った。彼が「客の来る日」にフポに唆され、仁王山の封印を解き、ボムを解き放ってしまったことで、世界が一変する。
使用する武器は、博物館から盗んだ「殺人剣」。ボムの血を引く彼ならではの、卓越した身体能力と治癒力により、最前線で活躍する。強い使命感をもってボム狩りに当たるが、心の内には「自分のせいで人がたくさん死んでしまった」という罪悪感を抱えている。
ジャフ
【参考】ノベル第十五話、二十二話
ブルティの旧友である、灰色の毛並みをしたボム。ブルティの怒りを買い、ホスとともに「一番奥の檻」で飢えさせられ、ホスを食うように迫られた。死の間際、同じく自分を食おうとしないホスを「無駄死にしてはならない」と諭し、自分の肉を食わせる。これにより、ホスの身はボムへと変化し、「黄金色の瞳」となった。
ジュヒ
【参考】ノベル第九話、二十話
ファンの妹。ボムに拐われたときはファンの腰くらいの背丈で、髪を三つ編みにし、ブルーのワンピースを着ていた。Aデパートの地下に監禁され、ジェハ達が突入する2日前に亡くなった。
ジュアン(周眼)
【参考】ノベル第十二話〜
人懐っこく、穏やかな雰囲気をまとった青年。ボムの恋人「ナレ」と一緒にいるときに「ブルティ」に襲われ、自分だけが生き残ってしまう。そのことに引け目を感じ、塞ぎ込んでいたが、ナレの仇を討つことを目標に自分を奮い立たせている。
「取引所」でナレが使っていたものとよく似た槍を見つけ、手元に迎えた。死の間際、ナレから受け継いだボムの力を発揮しながら、前線で戦っている。
ハンターになる際、両親に泣いて止められたが、反抗して家を出た。生きているうちに親孝行がしたいと考えている。
上古時代の剣
【参考】ノベル第七話、第八話
「殺人剣」のこと。「上古時代」は、韓国では紀元前の古朝鮮から5世紀まで続いた三韓時代を指す。
ジョンミ
【参考】ノベル第二十六話、第二十七話、第二十八話、第三十話
高校三年生の少女。同級生のソヨン・ソンジュンと共に、ピョリから武器を買うべく一区を訪れた。
新市
【参考】ノベル第一話、第十六話
物語の舞台である近未来都市。「新市」という名は桓雄がつけた。仁王山の麓にあり、大河を境に、華やかな北部の新市街地と、荒廃が進む南部の旧市街地に二分される。旧市街地は、ここからさらに一区から二十区までに分割される。 どちらもYISALグループが開発に携わることで発展した一方、公権力の弱まりにより犯罪率が上昇している。
神檀樹
【参考】ノベル第34話
YISALタワーの中心にある巨大な樹。
古朝鮮の建国神話にも「太伯山頂にある神木」として登場する。
神市
【参考】ノベル第二十四話、第二十五話
4000年前にあった都市。ボム族とゴム族が共生していた。フポが守護者を務めていたが、戦争をきっかけにボム族が「散りゆく影の世界」へと追いやられることとなる。
セイン(世引)
【参考】ノベル十四話〜
医大生の青年。「取引所」でジェハたちと出会い、ハンターとなった。もともと家族との折り合いが悪く、疎外感を抱えて生きてきたが、ある日ボムに襲われたときに家族に庇ってもらえず、生還した際にも化物を見るような目で見られたことから、一層の孤独感に蝕まれている。人の前世を幻視することができる。
使用する武器は二本の短剣。上記の出来事からボムにトラウマを持っているが、戦闘では我を忘れ、既に息のないボムの心臓を何度も突き続けるといった狂気的な行為が目立つ。
ジュアンと口論になって拠点を飛び出したホスを追って別行動することに。
セッピョル幼稚園
【参考】ノベル第十三話、十四話
七区に位置する。ブルティとマロがボムを先導して襲わせた。ボムの気配を察知したジェハたちが駆けつけ、ジュアンと出会った場所。
ソヨン
【参考】ノベル第二十六話、第二十七話、第二十八話、第三十話
高校三年生の少女。同級生のジョンミ・ソンジュンと共に、ピョリから武器を買うべく一区を訪れた。
”それ”
【参考】ノベル第5話、第31話、第34話、第35話 WEBTOON第23話
正式名称不明。新市に現れ、人間を喰らう。ボムさえ怯えて逃げ出すほどの強さだが、誰もその正体は知らない。
複数の生物が融合したキメラのような、奇妙な姿をしているのが特徴。カマキリのようなもの、ウサギのようなもの、マツケムシのようなものなど、様々な種類がいる。身体は非常に硬く、毒があったり伸縮したりと非常に倒しづらい。
桓雄が「すぐにお腹いっぱい食べさせてあげますからね」と頭を撫でる姿が目撃されている。
ソンジン
【参考】ノベル第四話、第十七話、第三十八話 WEBTOON版第三話、第九話
「アゲハ蝶隊」チームワンの隊長を務めるハンター。初期から「アゲハ蝶隊」で成果を上げていた。しかしその手口は、囮を使ったり、部下に危険を負わせたりと、やや手荒なものが多い。狩りの囮にしたジェハと博物館で再会した際、実力の差ができたことに屈辱を覚え、以降ジェハを陥れようと行動する。貧しい家で育ち、幼い頃はよく周囲から馬鹿にされていた。
Aデパートの戦闘で逃げ出してから、ドンチョルに命を狙われ、二区にある自邸に身を潜めている。その後は自らの立場回復のため、ギョンテに命じて『CHAKHO』を襲わせた。
ソンジュン
【参考】ノベル第二十六話、第二十七話、第二十八話、第三十話
高校三年生の青年。同級生のジョンミ・ソンジュンと共に、ピョリから武器を買うべく一区を訪れた。
た〜と
タベ
【参考】ノベル第24話、25話、31話
灰褐色の髪をした、ゴム族の血を引くボム。「4000年前の英雄」。セインが「CHAKHO」の7人の前世として幻視した人物である。
4000年前、「ボム族がゴム族を秘密裏に殺している」という証言を受け、ゴム族を率いて戦争を始めた。ボム族に勝利した後は、ゴム族以外の種族を全て追放し、神市を統一する。
そのため、ゴム族にとっては「英雄」だが、その他の民族にとっては「裏切り者」だったりと、種族間での認識が大きく食い違うキャラクター。
散りゆく影の世界
【参考】ノベル第3話、第22話
4000年前から現在まで、ボムが封印されていた世界。ゴムとの戦争に敗れたボムが、生き残るために作って逃げ込んだ架空の空間である。時が止まっており、生き物は育たず、生死の概念すら存在しない。ボムは「客の来る日」に人間を食わなければ、ここで砂のように消え去ってしまう。
大門遊びの歌
【参考】ノベル第三話
「散りゆく影の世界」につながる通路の入り口を、一時的に解放できる歌。ジェハの母はこの歌の力で、ジェハの父を人間世界へと引き留めていた。そのことを知ったフポが、ジェハを唆して「大門遊びの歌」を歌わせたことで、ボム岩の封印が解けてしまう。実際に韓国に伝わるわらべ歌である。
ドグォン(跳健)
【参考】ノベル第四話〜
盗賊団のリーダー”だった”青年。もうチームは組まないと決めていたが、ジェハの世話を焼くうちに行動を共にするように。
同じ施設で育った弟たちと、盗賊団をしていた。だがある日「ブルティ」らに襲撃され、弟たちを皆殺しにされてしまう。そのためボムを激しく憎んでいる。愛用のコートは、弟たちが初めて稼いだお金で買ってくれたもの。
自他共に認める銃のエキスパート。後方からの援護を担う。裏社会に詳しく、汚れ仕事に慣れている。そのためジェハに助言を行ったり、動転したセインをなだめたりと、メンタル面でのサポート役としても欠かせない人物。
ボムの力を開花させたジェハ・ジュアン・ホスと自分を比較し、密かに焦っている。
拠点を飛び出し、行く宛もなく飛び出したホスを追い、昔使っていたアジトに連れて行く。
取引所
【参考】ノベル第六話、第七話、第十三話
ボム狩り専用の武器取引所。当初は資金を持つ人々がハンターに武器を転売する形だったが、武器不足により、次第に職人が直接武器を作って売るようになった。そのため相場は高騰しつづけている。警察の来ない無法地帯で、揉め事や殺人も多い。セインはここでジェハたちを見つけた。
ドンチョル
【参考】ノベル第十話
「アゲハ蝶隊」の総隊長。幼い頃から父に暴力を振るわれ、自分しか信じられない環境で育ち、数々の犯罪に手を染めてきた。戦闘知識が豊富で、隊をまとめるカリスマ性も持つ。権力を求めている。
な〜の
ナレ
【参考】ノベル第十三話、二十一話 WEBTOON十二話
ジュアンの恋人だった、槍使いのボム。ふたりでいるところをブルティに襲われ、ジュアンをかばって亡くなった。死の間際、自分の能力をジュアンに分け与えた。
は〜ほ
博物館
【参考】ノベル第七話、第八話 WEBTOON第八話 公式Instagram
五区にある、新市最大規模の国立博物館のこと。ボムの襲撃により、観覧客6名と職員7名が亡くなった。ジェハとハルはここで「殺人剣」を手に入れ、ファンと出会う。
ハンター
【参考】ノベル第二話 WEBTOON第一話
ボム狩りで生計を立てる人々のこと。またその職業。なかでも先祖である「ゴム」の能力を覚醒させた人々は、より高い身体能力で活躍することができる。
アゲハ蝶隊の名声が落ちてからは、狩りよりも権力争いに夢中になるハンターが増えたことで、ボムによる犠牲者が増加した。
「キャッチャー」のリリース後は、ハンターと市民との分断がますます進んでいる。
ハラ
【参考】ノベル第33話、第34話
ホソと共に行動していた、茶毛のボム。人間の姿をとる時は、長い髪を団子にしてまとめている。
ドグォンと交戦し、圧勝。しかし素直に負けを認めたドグォンを気に入り、見逃した。
ハル
【参考】ノベル第2話〜、31話 WEBTOON第1話〜
「仁王山の守護神」を名乗る”ボム岩の化身”。仁王山を訪れたジェハと再会し、以来ジェハと共にボム狩りにあたる。
まるで「おじいちゃんのような」落ち着きとお茶目さを合わせ持つ性格。一方で、長生きのあまりほとんどの記憶を失っている。発言にもブレが多く、謎が多い。推定4000歳だが、本人は「数万、数億の年月を生きてきた」と話す。
戦闘では自由に伸び縮みするロープを使い、後方からジェハたちを支える。非常に強く、下級のボムなら寄せ付けないほど。怪我をしても血が出ない。
7月にピョリと出会う。この頃から、自分のものではない記憶(=タベの記憶)が見えるようになる。本人も混乱し、悩んでいる様子。今は一日のほとんどを眠って過ごしている。
ピョリ
【参考】ノベル第二十七話、第二十八話、第二十九話、第三十話
ドゥドゥリの武器職人。戦闘力はないが、特殊な力を備えた武器を作り、人間に売っている。
地上の世界で生きていけるようになったことを喜ぶが、かつて自分たち少数民族を裏切ったタベと、彼と同じボムとゴムのミックスである済河を「雑種」と呼び、複雑な思いを抱いている。
ファン(環)
【参考】ノベル第九話〜、WEBTOON第八話〜
国民的アーチェリー選手の青年。「ブルティ」に自宅を襲われ、両親を殺されたうえに、妹のジュヒを拐われてしまう。以来、妹を探しながらボムを狩っている。ジェハたちとは博物館で会ってから連絡が途絶えていたが、Aデパートで再会し、チームに加わった。
弓を使ってボムを撃つ。普段は自身を省みない、無茶な行動が目立つが、戦闘では本来の冷静さを取り戻す。妹の死が明らかになってからは、努めて明るく振る舞い、自分なりに家族との別れを乗り越えるべく耐えている様子。
桓雄(ファンウン)
【参考】ノベル第1話、第11話、第31話 WEBTOON第1話
YISALグループの総帥であり、YISALタワーのオーナー。彼が数年前に、タワーのある街を「新市」と命名し、以来独自のスタイルで開発を進めてきた。ボム襲来後も、政府に代わって市民を支援し続けている。話すときに黒い扇子で口元を叩く癖がある。
キメラのような謎の生き物を従えている。詳しくは→”それ”
フポ
【参考】ノベル第二話、第二十二話 WEBTOON版第十話
ボム族のボス。「客の来る日」にジェハを騙し、ボム岩の封印を解き、ボムたちを率いて人間世界へと侵攻した。「女子供と真っ当な生き方をしている人間は殺さない」という信念を持ち、人間を全滅させることではなく、あくまで人間世界を支配することを目的としている。かつては「神市」の守護者だった。
不可殺伊(プルガサリ)
本編未登場。事前インタビューでJIMINが登場を予告した。鉄を喰らい、どこまでも巨大化して殺すことができないという、韓国の伝統的な妖怪。
ブルティ
【参考】ノベル第九話、十八話、十九話、二十話WEBTOON版第四話、第五話、第九話、第十話
フポの側近。好戦的でやんちゃな性格。目の下に傷痕があり、首の後ろにタトゥーを彫っている。
以前は人間とも交流していたが、あるときから憎むようになり、「客の来る日」のたびに人間を殺していた。マロとともに「黒い扇子の男」の提案に乗る。ドグォンの盗賊団を襲う・ファンの両親を殺して妹を拐う・思いを寄せていたナレを殺すなど、『CHAKHO』メンバーと因縁の深いボムである。
桓雄と取引をし、Aデパートの地下で人間を大量に虐殺した。しかし戦闘後から桓雄の目的がなんなのか、疑問に思い始める。ナレや、同族たちを殺してしまったことを密かに後悔している。
ヘユン
【参考】ノベル第五話
三区に住む大学生の少女。両親・弟とともに、人型カマキリのような不気味な怪物に襲われて亡くなる。
ヘヨン
【参考】ノベル第十一話
セッピョル幼稚園で働く幼稚園教諭。正義感が強く、身を呈して園児たちを守ろうとした。
ホス
【参考】ノベル第十話、第十五話、第十八話〜
Aデパートの地下牢に囚われていた青年。ボムによって2ヶ月もの拷問を受け続け、ジャフの檻に移された挙句、10日以上も飲まず食わずで飢えさせられる。餓死寸前まで追い込まれたが、同じく飢え死にしかけていたジャフに「無駄死にしてはならない」と諭され、ボムの肉を口へ押し込まれて生き延びた。
ボムの肉を食べたことで、体がボムへと変化した。Aデパートの戦闘ではたったひとりでブルティを圧倒したものの、すぐに気を失ってしまう。病院では壮絶な拷問の記憶に苦しみ、自分の体がボムになってしまったことに動揺し絶望したが、誰のことも憎み切れずに涙を流した。
ボムと共存したいと話すジュアンと口論になり、拠点を飛び出してしまう。その後、あとを追ってきたファン・セイン・ドグォンと共に、離れて暮らすことになる。
ホソ
【参考】ノベル第32話、第33話
白い髪の上級ボム。人間の作ったテレビドラマや映画が好きで、芝居がかった口調をよくする。フポの考えに賛同しており、むやみに人を殺さない。
ジュアンと交戦し、圧勝。ナレがブルティに殺されたことを聞き、「俺たちは同族殺しは絶対にしない」と激しく動揺するも、真相を問いただすべくブルティを追う。
ボム
【参考】ノベル第1話、第10話、第22話 WEBTOON版第3話
虎の姿をした種族。驚異的な攻撃力を持ち、怪我をしてもすぐに回復する。人間に擬態することもできるが、下級のボムは肌の色で見分けられるのに対し、中級や上級のボムは人間と見分けがつかない。
4000年前の戦争でゴムに敗れてから「散りゆく影の世界」に封印されている。「客の来る日」のたびに人間を喰らっていたが、「仁王山殺人事件」をきっかけに人間世界へと解き放たれた。
ボムの眉毛
【参考】ノベル第十四話
自分の眉に当てると、他人の前世を幻視することができる道具。ボムに丸呑みされたセインが、生還した際に手に入れたもの。
ま〜も
マロ
【参考】ノベル第四話 WEBTOON第十話
フポの側近。沈着冷静な性格。「女子供と、真っ当な生き方をしている人間は殺さない」というフポの方針が気に食わず、ブルティと共に「黒い扇子の男」の提案に乗る。
巫女
【参考】ノベル第一話、三話
「散りゆく影の世界」の入口である、ボム岩を守護する役割を担う。ジェハの母はこの「巫女」だった。その能力は遺伝すると考えられている。
ミヨン
【参考】ノベル第四話
高校三年生の少女。囮としてソンジンら「アゲハ蝶隊」に利用され、ジェハの目の前で亡くなった。
や〜よ
ユンジェ
【参考】ノベル第34話、第35話
インターネット番組『遊び体験TV』のカメラマン。
ウサギのような”それ”に喰われて亡くなった。
ヨンミン
【参考】ノベル第34話、第35話
インターネット番組『遊び体験TV』のリポーター。
ウサギのような”それ”に喰われて亡くなった。
ヨンヒ
【参考】ノベル第34話、第35話
インターネット番組『遊び体験TV』のリポーター。
ムカデのような”それ”に喰われて亡くなった。
わ〜ん
*
現在の更新分は以上となります。
この記事に関して、何かお気づきのことや、ご質問などございましたら、お気軽にコメント欄までお寄せください。
皆さまが『CHAKHO』を楽しむ中で生まれたひっかかりが、この用語集でひとつでも多く解消できていれば嬉しく思います。