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スタライ7th大阪・現地全ユニット感想文(記念)

リセールって当たるんだ……。

ということでご縁があり、ついに念願のスタライ現地参戦が叶った。せっかくなので、配信のときにできなかった全ユニット別感想を記念に置いておく。

2wink

出だしから力強いドラムと踊るようなキーボードに「これがスタライか......!!」と一気にテンションが上がった。Fighting Dreamerに2wink Introduction......2wink Introduction......!?  まさかここで聞けるとは思っていなかった曲選だったので、今後のセトリが全く予想できなくなってしまった。

ゆうたくん、新しい髪型よく似合ってましたね!  2winkのパフォーマンスといえば、あえて言葉を選ばず言うと「不思議なぐらい揃ったダンス」だと思っていたのだけど、今回はほどよく個性の交ざった踊り方になっていたように感じた。双子といえど違う人間が踊っているんだなあ。それは「ES以後の2wink」らしい姿といえるかもしれない。

後半の2曲ももちろん素晴らしく、ああプロのアイドルになったんだなあ......としみじみ実感した。この前まで1年生だったのになあ。その頃はまるで「実力が劣るから前座」みたいな言い方をされていたけれど、今回はスターターであるべくしてあった、という印象だった。すぐにノリ方がわかる、いや教えてくれる楽曲の数々、まさにエンターテイナーですよね。すっっっごく楽しかった!


Eden

いや音圧よ。凄かった圧が

2winkで楽しく盛り上がったあとのEden、スタライに不慣れな私はしょっちゅうキンブレを振り忘れていたような気がする。見入ってしまうんだよなあ。どこにも隙がなくて、いやこれは「強い」な......と思いました。セトリも良かったなあ。

噂には聞いていた日和くん、まさに「華の擬人化」であった。彼だけでなく、そんなに動きは大きくないのにオーラがすごすぎる(どういうこと?)凪砂くんにも惹きつけられる。甘酸っぱくフラジャイルな歌声が魅力だと思っていたジュンくんも、ステージだと意外とパワーがあって驚かされた。

......だというのに、『楽園追放 -Faith Conquest-』の後半あたりから4曲目ラストまで、なぜか茨くんしか見えなくなってしまった。なんならピンクのキンブレ振った。なんだったんだ......??  あれは一体......??


UNDEAD

めちゃくちゃ楽しみにしていたのだが、期待を軽く上回る良さであった......!!格好良すぎる。わたしがあんスタを始めたきっかけは羽風くんのビジュアルだったが、当時のときめきが蘇った。本当に魅力的なユニットである。んで、足長!腰細!!

大トリの『Merody in the dark』ではボロ泣きしてしまった(公演中2回目)。配信で見たときもじんわり涙が溢れたのだが、何がいいって朔間さんの「心で叫ぶがよい、吾輩たち『夜闇の魔物』の名を——!」のMCではなかろうか。いつか情勢が落ち着いたら、声の限りコールしたい。


Valkylie

推しへの贔屓目なしに見て、一番好きだった。Valkylieのパフォーマンスって生で見なきゃダメなんだな......。配信でよくある「歌っている人を抜く」カメラワークでは世界観が伝わりきらない。今まで見ていたのはなんだったんだろう?と思うくらい、2人が揃うあの空間ごとValkylieの作品なのだと実感した。

後半の『Acanthe』からの『麗しのナイチンゲール』への畳み掛けなんて最高だった。終演後、隣から「わたし、正直ナイチンゲールのこと何とも思ってなかったんやけど、あれAcantheと一緒に聴く曲やな。あれこそ希望やわ」と話す声が聞こえてきたが、私もまったく同じ気持ちである。


紅月

配信のときに単独記事を書いたので、ここでは控えめに……。

とはいえ配信で見るのと現場で味わうのとでは、何もかもがケタ違いであった。特に迫力。「デッッッカ!」という感想が最初にくる。足を開閉する振り付けとか、移動のときの歩幅が大きくてすごく力強かった。配信では映らなかったところの振り付けが見られるのもいい、紅月は3人とも違うダンスをしていることも多いので。その見応えたるや、推し補正がかかっているとはいえピカイチだったと思う。

ちなみに、初めて生で見た蓮巳さんは、想像よりずっと綺麗で格好いいお兄さんだった。


Crazy:B

すごく良かった!!  これはライブ向きのユニットだなあ。クレビのために早く有歓声ライブが解禁されてほしい。

クレビの歌は現実に即した歌詞が多くて好きなのだけど、パフォーマンスを見ているとしっかりアイドルだなあと実感した。ただ、夢を見せようという方向性じゃないのがいい。明日も現実世界を生きていく活力。「地に足のついたエネルギーの高さ」では意外にもこの人たちの右に出るユニットがいなかった

あと、途中からHiMERUくんしか見えなくなりました。何か好みの系統があるんかな?


Ra*bits

『野うさぎマーチ♪』で号泣(どうして)

わたしは普段、紅月を推しているが、『野うさぎマーチ』で春のB1から七夕祭・お月見ライブなどのと舞台をRa*bitsとともにしてきた紅月に感情移入してめちゃくちゃ泣いてしまった。どんな情緒?

ガツガツ激しいダンスや、美麗な歌だけがアイドルではない。自分たちのコンセプトを体現し、観客を笑顔にするのがアイドルで、そういう意味ではRa*bitsは間違いなくプロフェッショナルなアイドルであった

ここに書ききれない気持ちもあれば、全部を書くほどの語彙もなく、とりとめもない散文になってしまった。だからツアーコンセプトやパンフレットの話は、時間があればまたの機会に書くとして、生で見たスタライはとにかく夢のような瞬間の連続だった。これは一度味わったら忘れられなくなりますわ......。

次にみんなに会えるのは2024年春ということで、それまでにもう少し紅月のファンにふさわしい人間になっておこうと思った。明日からも頑張ろう。