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【美容室オーナーが教える】従業員の退職を防ぐための方法3選

はじめに

以前は人気の高い職業のひとつでもある美容師ですが、最近では情報が多く流れる時代になり、大変なイメージがついており、就職先に選ぶ人も少なくなっています。その中で入社してきたスタッフを手放すのはもったいないです。しかし、残念ながら現在も離職率が高い職業のままになっています。

今回は、美容師の離職率から読み取れる理想と現実、離職率を低く保てる従業員に対してのケアの仕方についてお伝えします。

1. ルールとマニュアルの差別化

美容室にはそれぞれ決められたルールマニュアルがあると思います。
ルールは基本的に最初からずっと変わらないものであり、規則として従業員に植え付けなければならないものです。
例えば、出勤・退勤時間などの基本的な事です。

一方で、マニュアルは技術の手引きや接客の手引き、人を育て成長させるものであり、状況や従業員に応じて変化し続ける必要があります。最近の美容室では、感情によってルールとマニュアルの区別がついていないことがあります。
例えば、従業員に注意や説明をする時に感情的になってしまい、「〜は決まっている事だから」や「〜はみんなもやってる事だから」と、以前からのルールであるかのように話してしまうことがあります。これでは、従業員は「そんな決まりあった?」や「自分だけができてないの?」と不快感を覚え、信頼が薄れてしまいます。

2. 従業員との距離感

対人距離感や考え方の違いを理解することも大切ですが、ここでは会話の距離感についてお伝えします。よかれと思って
と逆効果になることがあります。特に、目上の人や美容師として経験が長い人が、自分より歳や経験が少ない従業員と話すときは、必ず言葉を選んで話していると思います。しかし、話し過ぎることで、聞いている側は疲れてしまい、会話が耳に入らなくなります。
最近の従業員は、耳からの情報よりも目からの情報を優先的に考える傾向があります。そのため、話をする時は何かを見せながら話し、目から入る情報を共有することが効果的です。

3.入社時の目標の確認

入社当初の従業員の思い考えを尊重し続けることが大切です。会社の都合で従業員を働かせず、1人1人の考えを尊重することで、美容室にとっての存在価値を従業員が感じられるようにしましょう。
例えば、入社した時の思いや考えを「こんな事言ってたよね!」などと伝えてあげることで、従業員は上司や先輩が気にかけていてくれることを感じ、「ここにいる意味」を見出すことができます。

まとめ

今回は、美容室ロティ―ヘアデザインの離職率が低い理由について、一般的な問題点(給料面、休日の日数、福利厚生、接客ストレス)ではなく、従業員ケアの大切さ、実際取り組んでいるケア方法をお伝えしました。人が辞めない美容室とは、従業員の立場になり、相手の思いを理解できる美容室です。不必要な人材はいないことを理解し、相手の立場を尊重することが大切です。働き方改革という言葉がありますが、それは国や会社が行うものだけでなく、自分自身の行動や思考を改革することでもあります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

千葉県JR柏駅西口美容室 ロティ―ヘアデザイン

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