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2023年【4月】二軍ロッテまとめ
はじめに(離脱・不出場選手)
今月は離脱組が多く気になる方も多いと思うので、まず最初にざっと挙げることにします。4月30日現在で離脱している選手の一覧です。
先発組
石川:「重症ではない」(2月21日情報)
二木:全治6週間(2月28日情報)
河村:全治5~6ヶ月(2022年9月22日情報)
菊地:復帰まで6~8週間(4月25日情報)
リリーフ組
八木:情報なし(今季登板なし)
土居:情報なし(今季登板なし)
澤田:6月以降の復帰を目指す
野手
荻野:復帰まで6~8週間(4月8日情報)
三木:実戦復帰まで約3か月(2022年11月2日情報)⇒今季出場なし
髙部:全治6~8週間(4月29日情報)
山口:全治2週間(4月29日情報)
山本:情報なし(最終出場4月14日)
金田:情報なし(最終出場4月19日)
村山:情報なし(最終出場3月21日)
アポステル:4月21日入団発表
黒川:情報なし(今季出場なし)
高卒1年目投手
田中晴
吉川
白濱
では普段のまとめに移ります。
スタメン(守備位置別)
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◎捕手(およびDH)
松川が4月13日の抹消以降、9試合でスタメンとなり月間トップ。ただし柿沼や植田も元気なので、出場機会を分配する為にDH枠を活用して捕手陣を回している状況。
◎ファースト
月間20試合中12試合で西川がスタメン。なお西川はレフトでも7試合出場。
◎セカンド・サード
両ポジションともに池田がチームトップの出場。
◎ショート
開幕以来ほぼ金田で固定でしたが、4月19日を最後に欠場が続いています。以降は速水と勝又で回しています。
金田の離脱以降はベンチの内野手の枚数にも余裕がなく、今後二軍を回していく上で気になる部分。
◎外野
和田が月間全20試合でセンターを独占。
山本が4月途中から離脱。その穴埋めの中心は菅野になっています。
~サードが手薄~
メインの池田はセカンドも兼任。サードのカバー要員が高卒ルーキーの勝又だけでは厳しく、実際谷川がプロ入り初のサードに就くこともあった状況です(4月12日)。
4月21日に獲得が発表されたアポステルのポジションはサードも含まれる模様。育成選手であることから少なくとも今後しばらくは二軍戦出場が続くものと思われる為、手薄なサードにアポステルが積極的に充てられる可能性があります。
打順
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◎松川
4月13日の抹消以降、二軍で4番固定での出場を続けています。3試合に1試合程度のペースでDH出場もしており、打力強化が課題とされたファーム生活と思われます。
試合後も練習、練習、練習!⁰#栗原健太 コーチにアドバイスをもらいながら、ひたすら打ち込みを行う #松川虎生 選手。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/COtYP3RjR7
— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) April 27, 2023
◎和田
3月は主に9番起用でしたが、4月から1,2番が増えました。公式Twitterでも和田への言及は打撃面に関してが多いので、こういった点から和田も二軍で求められているのが打力強化であることが分かるかと思います。
#和田康士朗 選手のフリー打撃。⁰打撃が上向きになってきているとのこと。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/DXfyVPPnar
— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) April 27, 2023
打席数ランキング
![](https://assets.st-note.com/img/1682833048754-5f9RPINmtX.png)
1位は和田。打力向上の機会をチームとして順調に与えられている印象。
2位は西川。ライバルの山本は4月14日を最後に出場していません。
三木・黒川は今シーズンまだ出場なく0打席です。
では投手陣に移ります。
先発投手
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・ローテの軸は本前 佐藤奨
・佐々木千が再度先発組へ
・菊地が4月14日からローテ入りしたが21日の登板後に故障が発覚
・復帰候補:石川 二木 河村(秋山は27日にリリーフとして復帰)
20日の高野は実質ショートスターター、25日はブルペンデーだったことからも、先発不足な印象は受けます。
リリーフ(継投一覧表含む)
それに対してリリーフはめっちゃいます。
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月間で3登板以上したリリーフは12人。昨シーズンは同じ4月に7人で、多い時でも月間10人だったことからも現状の余裕さはよく分かるかと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1682839185118-GQFbu4zJy3.png)
また、連投がここまで1ケースしかない(4月19~20日の鈴木)のも特筆すべき点。ちなみに連投の少なさは下のツイートの通り一軍にも当てはまるので、今季のここまでのロッテは一二軍ともに連投を極力避けるリリーフ管理を行っていることになります。
延べ2連投(2日連続登板)以上をした投手数
— aozora (@aozora__nico2) April 23, 2023
3 ロッテ
5 西武
6 DeNA
7 オリックス
7 広島
9 ソフトバンク
9 中日
11 日本ハム
12 楽天
13 阪神
14 ヤクルト
14 巨人
一番の背景には離脱者が少ないことが挙げられます。(高卒1年目組と入団時からリハビリ組だった澤田を除けば離脱リリーフ投手は八木・土居くらい)
もう1つ無視できないと感じる事情が岩下のリリーフ化です。しかもここまでの登板は全て回跨ぎなしの1イニング投球ばかりで第2先発やロングは視野になさそうな調整です。下の記事の通り、当初本人は先発を希望していたこともあり、現在の配置は意外な印象を受けます。ましてや前述の通り先発不足な印象もあるわけだし。
といった背景を踏まえて4月の継投一覧を見てみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682821458418-uSO3zPveYu.png?width=1200)
まとめるとこんな印象です↓
~4月の継投の傾向~
・先発はみんな5回前後でいいいよ。(月間平均投球回4.8回)
・土肥 小沼 廣畑 鈴木 東妻は回跨ぎもやってね。
・岩下 東條 横山 国吉 フェリス 田中楓 古谷は1イニングだけね。
・ 永島田はまずは1アウト取れるようになろうね。
・基本的に連投はさせません。
・4月下旬になりカスティーヨ 秋山 中森が続々復帰。さらに余裕が出てきそう。
もう1つ背景としては、現在一軍の方の先発陣が軒並み好調なことが挙げられそうです。下の記事の通り、一軍では10試合連続3失点以下という球団31年ぶりの記録も生まれたほど。また石川や二木もそろそろ復帰が予想される状況。となると二軍投手陣は先発よりむしろリリーフの方を豊富にストックしておいた方が一二軍含めてチーム全体としてうまく回せるよねってことかと思います。前述の岩下もその一環と捉えられます。
現状一軍リリーフはペルドモ 澤村 益田の勝ちパターンが機能していますが、リリーフ陣の途中再編は付きもの。4月26日に昇格した岩下の序列が今後どうなっていくか楽しみな部分です。
おわりに(5月の注目)
先発投手:石川 二木の復帰はあるか。秋山は先発組に入るか。
内野:アポステルの起用法(サード?)
外野:福田秀の出場機会(現状まだ少なめ)
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