![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85495910/rectangle_large_type_2_6ca84867d2bc336af4b4369f74f4da11.png?width=1200)
2022年【8月】二軍ロッテまとめ
1.はじめに
8月は6試合が中止になり、実施は計17試合。成績は11勝5敗1分と好調。
その原動力として、今回表紙の西川や山本斗の存在は欠かせない。
全17試合をスタメン出場したのはこの2人のみでした。
8月31日終了時点で、ロッテは2位楽天に-0.5ゲーム差ながら首位。
2005~2006年以来の連覇も視野です。ただし3位巨人も1ゲーム差なのでめっちゃ混戦です。
育成機関でありながら、緊張感ある良い環境を作れていると感じます。
2.スタメン(守備位置別)
![](https://assets.st-note.com/img/1661985743066-EAcpu9spqb.png?width=1200)
前述の通り、全17試合をスタメン出場したのは西川・山本斗の2人のみ。
ということは、スタメンを考える上で最優先にこの2人が決まっているとも言えるかもしれない。
つづいて各ポジション別の統計。
![](https://assets.st-note.com/img/1661956407944-LHAV5DWHjQ.png?width=1200)
頭一つ抜けていると感じた部分は赤色としています。
興味を引くのは藤原がわずかながらセンター < ライトなこと。試合途中でセンターに移ったことも当月は0でした。一軍に上げるのならライトとしてという頭があるのか。
次に西川のサード起用に関して。
8月はサードも3試合守っているが、これは平沢のコロナ離脱等による内野不足が背景にある為、現状は積極的にサードとして育てようとしているわけではないと思われます。
ただし8月全体で見れば、ファースト8試合・サード3試合・外野6試合と内野にウェイトが置かれ気味ではありました。
またポジションに関してもう一つ特徴的なのは、西川と山本斗は未だにDH出場が1試合もない。
「打てればそれで良いよ」という育て方はしてなさそうです。
3.打順
![](https://assets.st-note.com/img/1661985749419-uZccTbFS7p.png?width=1200)
下旬に固定で1番 山本斗となっています。
次に打順別で統計。
![](https://assets.st-note.com/img/1661956423437-O56hMUBxLH.png?width=1200)
1番 山本斗
4番 角中 or 福田秀
5番 西川
6番 福田光
という基本枠があるように見える。
山本斗にはある程度自由に打たせて、西川は一軍級の後ろに置くことでランナーを返す役割を与えている。といったところか。
6番 福田光に関しては相対的に「下位打順の中での上位」ってくらいの意味かなぁ。ここの意図はちょっとよく分かんないっす。
4.打席数ランキング
全試合スタメン出場した西川 山本斗が1,2位。
![](https://assets.st-note.com/img/1661956438105-nlmR4gIrAE.png)
逆に、田村が4打席で江村も2打席だけか…って方が気になったりもするが。
5.先発投手
![](https://assets.st-note.com/img/1661956449536-IwleGAEwll.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1661985317434-N3U5fmJyM4.png)
種市が中心になりつつある。(ちなみに一軍でも1先発した)
あと、種市以外まぁサウスポーばっか。
6.リリーフ(継投一覧表含む)
![](https://assets.st-note.com/img/1661956500250-xqsoIYmAJh.png?width=1200)
第二先発的な形で、岩下 二木 河村 中森らが続々と復帰。
![](https://assets.st-note.com/img/1661985377090-SZcdPFXiPG.png)
土居が17試合中11登板。今季はまだ一軍登板こそないものの、前半戦は先発の柱、後半戦はクローザーとして二軍でフル回転しています。
月間2位の成田もよく頑張っています。毎月コンスタントに投げていて、登板数はリーグ全体でも2位の37登板。
月間3位は東妻。今シーズンはコロナ感染もあり一軍出場数が減っていますが、8月は回途中での火消し役を中心に回跨ぎも担い、頑張っている印象。
一二軍ともに残りシーズン1ヵ月となり、一軍級戦力で復帰が待たれるのはコロナ離脱した坂本と小野郁。
坂本は8月31日に二軍戦で復帰登板。小野の今後が気になります。
7.さいごに
この時期になってくると、戦力外候補が気になってきたりもします。もっと言えば、どうやら現役ドラフトも12月に開催で決定的な模様です。
現役ドラフトに関しては前例がないので展開を予測しにくいが、トレードと発想的には同じで、今一つな選手でもいかに魅力ある選手に見せるか、ってのはあるんだと思います。
という視点でも、あと1ヵ月で終わる二軍公式戦の選手起用、楽しみです。優勝かかってるしね。