metsä(メッツァ)うるるん散策からの…ムーミン谷をめぐる葛藤
日本のとある湖を臨む地に、突如ムーミン谷が現れてから、早幾年。私は気もそぞろでした。
フィンランドと本の中、そして自分の脳内にしか存在しないと思っていた世界が、ここ日本に?
仕事のあと閉園ギリギリ1時間前に滑り込み、無料エリアを散策したのですが…もう、ふるふると震えました。
カラフルな傘が頭上を覆い尽くすプロムナード。
見上げれば木洩れ日。空と木々がさらにその上にアーチを作っております。
プロムナードから園内には、ムーミンの世界へと誘うバックミュージックが流れ、もうすでに泣きそう。
湖の向こうには、灯台が。
飛行おにのジップラインアドベンチャーなるアスレチックも。湖上を駆け抜けるラインを滑空する乙女達の歓声が、風を切る音とともに横切ります。
お土産屋さんの壁がムーミンハウス色!
す、住みたい!
将来、赤毛のアンのグリーンゲイブルスかスウェーデンのロッタちゃんハウスか、ムーミン屋敷に住みたいと思っている私は、この手の建築物にピコンピコン飯能…いえ、反応してしまいます。
そして…、ジーザス!!
なんですか!この可愛いを濃縮凝縮した子らは!
さあ、ゲートの向こう側は
めくるめくムーミン谷です。
どうする?ロッタ、どうする?
閉園まであと39分…最初から谷へ入ることは諦めていたさ。けれど…
入場料は2,500円、1デーパスは4,200円。
入場すればムーミン達に会える!写真で見ても人感溢れてるけど、そんなの私のトリップ加減で如何ようにもなる。
さらにお支払いすれば、あまねくムーミン屋敷と乗り物という名の冒険を満喫でき、谷を制覇!
いや、言い方がムーミンファンにあるまじきでした。
とにかく、次はいつ来られるかわからない。
♪さあ~ おいで~ ぼーくのーとこーろへ~
song by 白鳥英美子さま
アニメ版ムーミンの主題歌が脳内でループします。
にじりにじり… 葛藤の末…
今回は見送りました。
時間が時間だし、回りきれないし、30分間にあの入場料をポポーンと出せる甲斐性など私にはない。
♪夢の世界へ 連れて行くよ~
素直な心だけが あればいい~
素直な心だけでムーミン谷に行けたら、どんなにいいか!
残念無念ではありましたが、無料エリアだけでも、フィンランド(飯能)の自然を感じ、まるで海外旅行に来た気分になれました。
いまは、これが自分の精一杯。
ムーミン谷は遠くにありて想うもの。
いつかきっと、ムーミン達に会えると信じて
Hei hei!🍀
別日に撮影したムーミンとミィです💕トワイライトと微妙にひいて撮ったもの。
~ fin ~
読んでいただき、ありがとうございました!😊
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