ロッタのおはなしvol.7「クイストゴー relief(レリーフ)について」
「relief(レリーフ)」について。
Jens H.Quistgaard が1950年代にデザインし、1980年代までの長きにわたり作り続けられてきたデンマークヴィンテージの「relief(レリーフ)」シリーズは、木の葉をモチーフにした北欧の静かな森のようなデザインです。
釉薬の掛かり具合によって、葉の部分は薄く、溝になったところは濃くなりデザインが立体的に見えます。
「relief(レリーフ)」の独特のマットな釉薬が醸し出す、温もりある雰囲気は、存在感がありながらも、盛り付けるお料理やお菓子を美味しそうに引きたててくれます。
「裏の刻印で製造時期がわかる」
reliefシリーズは、Kronjyden - Nissen - Bing&Grondahlと3社に渡り製造され続けられ、作られた時代によって裏の刻印が変わるのも面白いです。
(バックスタンプがないものは、Kronjydenのスタンプが付けられる以前に、シールが貼られていたもので、時代の流れとともにシールが
とれています。)
↓3社それぞれの刻印
↓シールが綺麗に残っている貴重なクリーマー
「relief(レリーフ)」シリーズには、驚くほどたくさんのフォルムが存在します。
カップ&ソーサー、クリーマー、ティーポット、キャンドルホルダー、フラワーベース、ジャムポットに調味料入れなどなど、30cmほどの大きなプレートもあれば、7cmほどの小さいプレートもあります。
変わった形は、なかなか現地でも簡単にお目にかかることはできないのですが、デンマークに行くたびに見たことのない形に出会って驚きます。
と、同時に、これだけ沢山のフォルムで作られていたということは、本当に永く愛されていたシリーズなんだな。と再確認します。
「reliefのある暮らし」
reliefのカップ&ソーサーやプレートは、個人的に何年も愛用しているのですが、とても使いやすく飽きることがありません。
パンやケーキはもちろん、和の雰囲気ともよく合うので、豆大福やどら焼きと合わせても楽しいです☺︎
カップ&ソーサーの容量は約160mlと程よいサイズで、とても使いやすいので、朝食の時もオヤツの時も、ほっと一息つきたい時にも、よく手が伸びますし、使うたびに楽しい気持ちになれますよ。
「クイストゴー relief」オススメです‼
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