ブレないトレーダーになるために、本質的な課題から逃げるな
こんにちは、ロットです。
先日、『ブレないトレード力を身に着けよう』というテーマで、
スタエフ(ラジオ)を通して、下記の発信をしてみました。
まずは音声からいってみましょう。
むちゃくちゃエロいラジオということで、真面目に株トレードを学びたいという大人な株トレーダーの皆様にひそかに人気です。
※音声は下記から聞けます↓↓
長時間ありがとうございました。笑
いかがでしたでしょうか?
失敗を次に生かす人と、失敗をし続ける人の違いって、わりと明確にわかりやすいなと感じるわけです。
問題を放置して解決することは基本ない
ラジオでもお話していますが、トレードで勝つためにはブレずに一つづつ目の前の課題を受け止めて解決していく力が大事です。
世間的に投資家やトレーダーというと、
イメージされてる雰囲気ですが、
実際は勝っている人でもけっこう泥臭い検証作業や練習を経験しています。
何度も試行錯誤を重ねて、課題に立ち向かってきた経験を持っているから、ブレずに自分のトレードを遂行できるのです。
一方でその部分は世の中的にはあまり表に出ずに、もしくは出さずに、
利益獲得のドヤ投稿を出しまくる迷惑系トレーダーやゴミ業者も多いから、初心者が勘違いさせられてしまって、今自分がやるべきことを忘れてブレてしまうことも多くなりがちです。
初心者は自分の『数字的な結果』が早くでないと、焦りが生まれたり、練習や学習に対してモチベーションが低下することもおこります。
でも、本当はそんなすぐに数字的な結果が出ないってことがほとんどです。
数字的な結果が出てくるのは、トレーダーとして必要な能力が手札にそろった時です。それまではやはり日々の研鑽が必要なわけですね。
目先の甘い話に振り回されないために
そんな時は、日々の自分の『行動目標』に焦点を当てると一歩目が動きやすく、ブレにくくなります。
焦りやモチベーションが低下した時に、振り返ってください。
あなたは、
それとも、
どちらでしょうか?
別にどちらでも正解ですよ。トレードに求める役割は人に寄ります。
ただし、もし目的が後者であれば、
自分の課題を放置せず、流行り廃りのトレンドや一時の推奨銘柄を追いかけず、
トレーダーとしての実力を磨いていくために必要な事を地道にこなしていくべきなのは明らかではないでしょうか。
今の自分にとって必要なやるべきことを洗い出して、一つづつクリアしていきましょう。
目先の他人が儲かった話は本来どうでもいいです。
そんな誘惑の中でも最終的には地道な練習をコツコツやっていく人が、ブレずに長く勝っていく人だと思います。
どのように課題に立ち向かうべきか
例えば、この今回の「課題から逃げるな」という話を前提に
トレーダーがよくぶち当たる課題を考えた時に“ルール破り”があると思います。
ルール破りの癖を消すには、
ルールを守れなくなる理由を言語化していくのが大事です。
ここまでの言語化で終わってしまってはかなり浅いです。
もはやこの程度で課題の言語化を語られたら、
匂いフェチ 兼 言語化フェチの私も怒り狂ってその怒りっぷりを1万字で書き起こしてしまいます。
そもそもですが、よく考えて下さい。
こんな程度の振り返りでは、
結局お金がかかった場面ではルールを守れないほど精神が揺らいでしまうことが多いから、
多くのトレーダーにとってルール破りが課題になってるわけじゃないですか。
なぜ精神が揺らいだのかわかりますか?
もしわかってるならなぜその対策をしてない?
なんでそこをあいまいな感じで放置して、
焦って次の儲かりそうな銘柄や手法を探しに行くの?
何で上がりそうなネタをYoutubeやSNSで探しに行くの?
大事な情報が流れてきていたら見逃しそうでもったいないから?
馬鹿かお前は??熱心に情報眺めても負けてるのに???
目の前に自分自身のルールを破ってしまうという、
もっと大事な“今すぐに克服すべき課題”があるのに??
そこ曖昧にしてたら、次新しい手法見つけてもなんとなくミスるよね?
もったいなくない?
てかルール破りの対策しなければ、何のルール勉強しても意味なくね?ってことです。
↑↑ルールを破っていた時の自分を思い出して書いてますw
あなたにとって“何が本当の課題”なのか
知りたいのはラインを割る前にあなたが切ってしまった真の理由です。
先の浅い振り返りの例だと、
割ったら優位性無くなるのは視覚的にわかりますから、そこは本来ルールをきめれば次から絶対に守れるはずの話です。
その程度のことは議論の余地も無いです。
「次はルール守れよ」で、話は終わりですよ。
それ以上何も無いです。
でも、それでは解決しないから、
ルール破りはよくある鉄板課題なわけじゃないですか。w
だからその要因を視覚的な面だけでなく、
感情的な部分や行動習慣の部分から探るアプローチをしてほしいのです。
そうすることで自分がルール破りをする真の理由が見えてきます。
真剣に考えると色々出てくる思います。
、、、などなど、本当に言語化すべき課題はここです。
大体の要因は同じ人間ですから集約できますが、
これは人によって考え方の癖とか、性格的なところの影響も受けて微妙に要因が変わります。
失敗を続ける人は常にここが見えない状態だから、自分のどの行動がルール破りのトリガーになっているかわからない。
だから、
●本で読んだ情報でうまくいかなかった
●この手法は自分に合わないのかな?
●あの人が言っていたことが間違っている
と都合よく逃げてしまうことになりがちなのです。
ここで課題に立ち向かわずに逃げてしまうトレーダーは、また都合よく勝てそうな聖杯を探しに行きます。
でも、聖杯は見つからない。
結果的に聖杯探しマスターや、ノウハウコレクターが生まれてしまうわけですね。
モチロン僕もめちゃくちゃ経験ありまっす。
目の前の課題を整理しよう。
ルール破りのきっかけは自分の性格的特徴、行動パターン、考え方の癖にあることが多いです。
この自分の失敗パターンの行動フローを把握しないと、同じ失敗を生み出し続ける可能性は激高です。
先の例では、割るまで持つのはルールを決めるだけです。
そんな決まったルールはすぐ知れるわけです。
つまり、使ってる情報や手法ではなく、
“決めたことが守れない自分”が本質的な課題であることが多いです。
自分の課題が言語化ができる様になると、
ノイズに流れる、メンタル的に崩れる、ということがどれだけもったいないか徐々に気付いていきます
これが大事。
この当たり前のことができる人が、
株トレードごときで結果を出せないわけが無いんですよ。
ごときと言ったのはあえてです。
株トレードが難しいのはわかってます。僕も苦労してますし、トレードは誰にでも安易に推奨するものでは無い分野だと思ってます。
感覚的にもこの人はトレードやめといた方が良いな、って人は正直います。
でも、人は変わることができる。
しかもトレードに天性の才能や身体能力はいりません。
ご安心ください。
幸いなことにボタン押すことができれば大丈夫です。
誰にでもできるかできないかで言ったら、誰にでもできる可能性があるものです。
相場は自由です。誰かに依存する必要も無いです。
冷静に自分と向き合って、コツコツやるべき事を整理していける人は案外あっさりと勝てます。
課題から逃げずに立ち向かう。
これできる人が意外と少ないです。本当に少ない。
だからこそチャンスです。ライバルは勝手に脱落するから。
仕事と違ってトレードって別にやらなくても良いから。
だから意外と皆音速で諦めてくれるから、ライバルは正味弱いし、
実はトレードはひたすら簡単な時を待つという選択肢も許された意外とまったり温厚なゲームでもあります。
課題を解決する力を身に付けて、勝っていくトレーダーになるための地力を養っていきましょう。
それができれば自分で出した答えを正解に導いていく力や思考力が身に付いていきます。
トレーダーとして本当に身に着けたいのは、聖杯や小手先のテクニックではなくこの力です。
ここを意識できているかできていないかが、
失敗トレードを連打し続ける人と、失敗トレードを次に生かす人の差になります。
なにはともあれ練習が全てです。
当たり前の話ですが、実戦結果を出すための練習です。
目先のSNSでキャーキャーいってる銘柄に飛びついてまぐれでバブルに乗れる事より、自分自身のトレード力を上げておくことが重要です。
人生長いですし、相場はいつでも上下に動いてますから。
どんなバブルも一直線に上がることはないから。
そのために相場の波に合わせて利益を得るためのスキルを先に練習で身につけましょう。
〇〇さんの推奨銘柄は当たるとか、私をフォローしてれば皆勝てるなんてのは、長く続きません。いい感じに調子に乗らせて、最後は刈られて終わりです。そして常に刈られる可能性に怯えることになります。
感覚でやらずに、練習をして理論的に相場の勝負所を自分の目で見極められるようになると、自然と利益は付いてきます。
そうやって結果がついてくると自然とノイズから抜け出していけます。
ノイズから抜け出せると、さらに自然と焦らず自分の課題と向き合うことに意識が向きます。
そのための練習です。
練習方法については下記にまとめているので、参考になりそうだと感じた方は手に取ってみて下さい。
素晴らしいトレードライフを歩むために、ブレない強いトレーダーになりましょう!