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できる人は要所で逆張りする思考と勇気を持っている

どうも、ロットです。

※今回の記事は音声(スタエフ)でも聞けます。

今回のテーマは「できる人は要所で逆張りする」です。

要所で、逆張りです。

もちろんいつでもどこでも逆張りするということではありません。

大事な場面で、雰囲気に流されずに、今の自分にとって必要な行動をとる

こんなニュアンスの戦略的な逆張り思考は大事だねってことを、僕が学ばさせられたエピソードがあります。

特に最近株トレードを始めた初心者の方には参考になるエピソードかと思いますし、

決めたルールを守れませんとか、いつもニュースやら株価の動きに振り回されて感情的なトレードになって上手くいきません、

という鉄板の超ありがちなミスを続けて資金をすり減らしてしまいがちな人にも参考になる話だと思います。 

雰囲気に流されずに要所を見極められる男が現れた

僕が投資をやり始めてから1年ほど経った時、ある株の講座で知り合った人がいました。

その人は当時の僕の少し年上のお兄さんで既に起業している人でした。

そのお兄さんは若くして、既にかなりお金を持っていそうでした。 

僕は当時トレードで失敗をして資金を減らしており、早く数百万単位のトレードを実戦できるようになりたい!と考えて、お金に飢えていました。

そんな中で年齢が近いハズのお兄さんはブランド物を身に着け、お金に非常に余裕がありそうな雰囲気でした。

当然凄い金額でトレードしているモノだと思って、「今トレード資金ってどれくらいで売買してるんですか?」と聞くと、

「30万です」とサラッと言われました。

僕はその時、「え、なんで??」と思ったわけです。

手持ちの武器をちゃんとコントロールしている

当時参加していた株の講座の参加者は年齢層も高く、ほとんどの参加者が最初から数百万以上をトレード口座へ入金していました。

お兄さんも軽く数百万は入金してそうな雰囲気を感じて聞いたのに驚いたわけです。

さらに聞くと、株の勉強を始めてから半年~1年間は一切証券口座に資金も入れていなかったそうです。 (たしか1年くらいと言っていた記憶がある・・)

ずっと、トレードの練習に集中していたと。 

やるからには絶対に勝つために最初から株のことを念入りに調べて、有料の講座にも参加し、本当に勝てるようになるのか確認するためにひたすら練習していたとのことでした。

そう言いながら、お兄さんは何枚ものチャート練習をした資料を僕に見せてくれました。

で、しっかり練習できたと納得してからまずは30万円を口座に入れて、少額で実戦をスタートしてパフォーマンスを図っているとのことでした。 

直近のトレードを教えてもらうとかなりの高勝率でした。
月間も何か月か連続でプラス推移していました。

こんなに勝ってるのに、もっと資金入れないんですか??

とロット君が浅はかでハゲ散らかした質問をしたところ
お兄さんはこう答えてくれました。


・正直皆、最初にお金入れて失敗してるじゃないですか??笑
・最初に失敗する人が何をして散っていくのかを徹底的に調べました

調べたら、皆最初にお金入れての失敗が鉄板の失敗パターンなんだなってわかったんで
だから僕は最初はお金を入れないと決めました
皆、最初から増えることしか考えてないのが株の罠なんで
まずは、その欲望を乗り越えて努力する人にしか美味しい話は起きないのかなと思って
・だから最初にこの講座も受講して、その間自分は練習に集中しようと思ったんです


「僕は大衆の逆を行くんで。」と、お兄さんからイケメンスマイル付きでかまされてしまいました。

失敗する人の共通点を押さえて、リスクを軽減する

その通りだと思いました。

株にとどまらず、全てのお仕事でも同じことが言えると思います。

①理論を知る
②小さく試してみる
③可能性を見出す
④可能性を成長させるために時間や資金を投入する

これです。皆頭ではわかっています。勝つためには何をやらなきゃいけないかは、頭ではわかっているのです。 

しかし、自由で制限もなく、魅力的溢れる相場の中ではそのための行動が伴わない。

儲けたい、稼ぎたいという欲望や、負けている場合には即座に取り返したいという願望を抑えられないのです。

だから、ほとんどの初心者トレーダーはわけのわからぬ所で金を投入して、根拠のない売買を繰り返してしまい、痛手を負います。まずはあいさつ代わりに自爆するのです。 

もちろん僕も当時は、自分のお金をかき集めて有り金の全てぶち込んでおりました。

全然勝てる根拠もデータも揃っていないのにです。練習不足なのにです。

お兄さんの話を聞きながら、
「ほぉ、ワシは失敗パターンの王道レールに超特急で乗ってるな」
「こっちは既に暴落フルで被弾して事故ってるから、君より先輩やでワシは」
と間違った上から目線になっていたことを思い出します。ww

何でほとんど年も違わんのに、こんなにも考え方に差があるんやと自分にドン引きしておきましたよね。← 

この時に、成功する人は本質を押さえて自分のやるべきことをよく理解して、それを口だけでなく実際にやりながら着実に物事を進めていくんだなぁと思い知らされました。

要所で逆張りする思考と勇気

僕の頭に残ったのは、 「ぼくは大衆の逆をいきます」✨( ̄ー ̄)というお兄さんの発言でした。

大衆の逆を行くためには、まず大衆の動きを知り理解する必要があります。

皆と逆を考える。

そして、
皆がやらないことをやる。
皆が頑張れないことを頑張る。
皆がサボることをサボらない。

言ってみれば当たり前の事を、当たり前にこなしていく事だと思います。 

頭でわかっていても実際に再現できなければ、結局は大衆と同じ結果でおわるのです。

とにかく焦らずに今できることをコツコツ積み上げる。 それを自分のペースで繰り返す人は大衆から離れた地点まで到達します。

だってブレないから。周りの雰囲気関係なく、今の自分に本当に必要なことに集中するから。そら成長しちゃうね。

これを意識せずに、毎日毎日見る話や聞く話にブレていると、
なんと知識が増えるにつれて資金は減っていくという現象がトレードの世界ではよく起きます。

SNS上には嘘か本間かわからない爆益アピールが多いですが、それはどうでもいいことです。その方たちは今の自分の人生に関係ないですから。

自分がトレーダーとしてレベルアップすること、自立することが大事です。

トレードの世界では大勢の雰囲気に流されずに、自分の頭で考えて決断すべきタイミングが頻繁に来ます。

反対意見が出る中で、
ある指標やニュースや様々な意見に矛盾が起きてしまう中で、

根拠を持って自分で決断できる人が勝っていく。

普段から自分の意思で決断する癖をつけておきましょう。

自分で決める癖をつけると、どれを選ぶべきなのか、よく考える事にも繋がると思います。それが普段から勝つためのトレード根拠を探る思考にも繋がります。

やはり考え続けることでしか、人もトレーダーも成長しないですね。そんな感じで日々トレードの練習を進めていくのが良いです。

何となくフワッと流されそうな時ほど、皆がめんどくさがって避けてしまいがちな事をやるのは大事ですね。

(P.S)2作目の執筆依頼をいただきました。

今年は9月末にトレード本「世界一やさしいスイングトレードの教科書1年生」の出版を終えました。

さて、さっそくとある会社様から2作目の執筆依頼を頂戴しました

そうです、1作目売れたからですね。←

ありがとう有難う

著者として大変ありがたいご相談をいただきまして、
「来たな」ということで素直に一瞬バカ喜んどいたのですが、即座に我に返って丁寧にお断りしました←w

これは逆張りとまではいきませんが、自分の判断軸に従ったわけです。

嫌いだから断ったわけでも、本書くのめんどいからでもありません。

今回はご依頼いただいたテーマが僕の考えと合わず、
「さすがプロ、たしかに売れるな」と思いましたが、「自分の本心に従った良い作品は作れないな」と判断しました。

話をいただいたこと自体は大変ありがたいことだったのですが、僕には僕の考えがあるからです。

トレードの扱いに関してはブレない考えがあります。

今年は世界一やさしいスイングトレードの教科書1年生に入魂したところです。

そしてトレードで勝つということを考えた時には、まずコアとなる1冊の知識を完璧にした方がいいです。

よく、こういうことがあります。

誰か「私はA本、B本、C本など投資本は何冊も読みました・・・!」
誰か「ロットさん質問なんですが、〇〇ってどういうことですか?

ロット「〇〇とは、こういうことです。」

(〇〇の話は、あなたが読んだA本にもB本にも書いてますぜ.…)

心の中

この流れがよく発生します。

読んでも頭に残したり、スキルとして身に付けるのは難しく、次元が違うものなのです。

まずは1冊を完璧にしましょう。

勝つために最低限必須な知識さえ与えてくれるコアとなる1冊を完璧に仕上げれば、後のことは本を読まなくても日々の相場からダイレクトに学ぶことができます。

その後は日々実践で学ぶ姿勢が問われてきます。

まずは必須知識を得るためにコアとなる一冊のスイングトレード本を書きました。それが「世界一やさしいスイングトレードの教科書1年生」です▼

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