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トップレーンにて最強!レネクトンを学ぶ【LOL】

ワニさんはトップレーンにて最強!
というのはわりとLOL歴の長い人しか分からないミーム、どこが発祥なのかは私には分かりません、分かる人は超古参って感じがします。

近頃私はトップをやることが多く、最新のチャンプであるオーロラでメレーをいじめ抜いたり、いじめ抜かれたりと漢のタイマンレーンであるはずのトップにレンジチャンプが跋扈する地獄を目の当たりにしました。
ある程度経験のあるメレーのチャンピオンプールが全滅するほどボコられ、調整入るまではメレーは無理かと諦めかけた時、脳裏に古より伝わる最強チャンプを称えるフレーズが過ったというわけでレネクトンを練習することにしました。
というわけで今回は私がレネクトンについて学び、その結果レーニングにおいて気にすべきポイントがいくつか見えてきたのでそこを共有していきたいと思います。


スキルのフューリーボーナスについて

レネクトンのパッシブスキルにフューリーゲージという概念があり、これが貯まっているとスキルに追加ボーナスが付与されます。
動画サイトでレネクトン講座なんかを見てみると大体フューリー状態でWを使うとスタン時間が2倍!強い!
くらいの事しか言われていなくて、今回学びなおす前までは私もそんな感じの認識でフューリーはWに使えばいいんだなと思っていました。
しかし、それだけだと狙える機会が少なくなってしまいますし、今はできるだけ他のスキルのボーナス使った方が強いという考えを持っています。
しっかり性能を把握して適切なスキル回しを選択できるようになることでレネクトンの強さをしっかりと感じられるようになるのではないかと思います。

Q:ミートカット

自身の周囲に判定が出るAoEスキルで命中した対象の数と種類によって回復効果があるスキル。
フューリーボーナスはダメージと回復量が大幅に増加します。
特に回復量の増加が目覚しく、単純にダメージトレードの結果を大幅に有利にしてくれます。

W:メッタ斬り

次のAAを強化し2回攻撃となり0.75秒のスタン、フューリーボーナスは3回攻撃となり1.5秒のスタンになります。
これだけでプレスアタックが発動できたり征服者スタックが貯めやすいことからこれにフューリーゲージを使うのが基本とされています。

E:スライス&ダイス

二段階発動のブリンクスキルで、一段目を何かに当てることができれば二段目を発動することができます。
一段目はフューリーゲージを消費しません、これはかなり重要な知識ですので必ず覚える必要があります。
ゲージの消費は二段目のみで、ARの減少効果があります。
一発目で入ってスタンをかけて二段目で下がる感じの一方的なトレードがレネクトンの強力な動きではありますが、殴り合えば勝てる状況であればEにフューリーを使ってロングトレードを仕掛けることでキルラインが広がります。

レーンでよく使やる動き

巷でよく紹介されているE→AA→W→AA→Q→E(離脱)
みたいなコンボを食らってくれる人なんかほぼ存在しないので忘れてください。
他のキャラでも言える事で、例えばリヴェンなんかもQの度にAAを挟むのは本当にギリギリの削り合いをする時だけで、それ以外の時はちょこっと殴ったら反撃受けないうちにさっさと下がる方が重要なシーンの方が多いです。
こういう机上論は大事ではありますがこだわり過ぎてはいけません、もっと簡単なコンボを適切に使って小さいトレード有利を積み重ねることを意識すべきです。

E→W(フューリー)→Q→E(離脱)

AAキャンセルが付いているスキルの前にはAAを挟むことでバーストダメージを最大化させることができる、というのは基本の知識です。
だから先程机上論だと言ったE→AA→W→AA→Q→E(離脱)みたいなものを紹介する人がいるわけですが、恐らくそういう人はレネクをプレイしたことが無いんじゃないでしょうか。
レネクは真っ当に殴り合った場合わりと弱いんです、フューリー付きのスキルをバシバシ撃てるし強烈なドットダメージもあるアルティメット中にとんでもないインパクトがあるだけです。

なのでフューリー付きのWに1.5秒という長いスタン時間があるとは言っても、AAなんか挟んでいたら十二分に殴り返す余地が生まれてトレードで不利になる場面が多いのです。
そして殴り返されるのであればWにフューリーを使うのは最悪の選択だということも覚えておくべきでしょう、スタン時間が微妙に伸びたところでAA一発分くらいの有利にしかなりません。
殴り合いに強いと言われるトップチャンプのフィジカルはメインスキルをCSに使ったのを見て仕掛けてもトレード不利になっちゃうことがあるくらいヤバい強さだということを忘れてはいけません。

ウェーブクリアにスキルを使わずAAでフューリーを貯めつつ相手がCSを取りに来たらQでハラス

レネクトンのフューリーゲージは2回分まで貯めておけるので、あまりプッシュにスキルを使用したくありません。
なぜなら先程紹介したE→W→Q→Eみたいな一方的なトレードはWにフューリーを使うことで成立するため、不用意にQを使ってゲージが貯まっていない状態になると相手に圧がかけられなくなるからです。
また、フューリーが100あればWに加えてQまでも強化状態で使用でき得られる有利がさらに大きくなります。
体力に余裕があればここでAAキャンセルコンボをしてみてもいいかもしれません、フューリーQを当てられればなかなかの量を回復できます。

というわけで可能な限り節約したいのですが、そうは言ってもフューリー100を保持し続けようとするのは現実的ではありません。

殴られたら殴り返してトレードする、それができなかった方が体力不利を背負いミニオンをロストさせられるというのがトップレーンの基本の勝敗。
大抵のトップレーナーは射程の長いハラススキルを一つくらい持っているものですから100フューリーの理想的なフルコンばかりを考えていては一方的にハラスをうけて負けてしまいますよね。
ですので可能な限り節約はしつつも相手がCSを取りに来たところに必ずQを合わせるといった形でトレードを成立させていく必要が出てきます。
難しくはありません、出が速いQは避けられるものではなく警戒するならCSを捨てなくてはならないし、CSを捨ててハラスだけしてくるのであればこちらが体力不利になりリコールを余儀なくされてもCS差で勝ててるはずです。リコール前にスキルを使ってプッシュしミニオンをタワーに当てることができればほとんどロスト無しで帰って来られますので問題になりません。

E→Q(→E)

フューリーQはできれば素で当てたいところですが、遠距離からCSを取る手段を持っている相手だとそうはいかないし、そのままファームさせておくのを許したくないからピックするのがレネクトンでしょう。
頑張ってハラスします、初段のEがフューリーを消費しないことを利用してCSタイミングに合わせてEQで当てにいきます。
二回目のEを括弧書きしたのは必ずしもEで離脱しなくて良く、歩いて下がっても問題ないからです。

怖がって後ろにブリンクしていく相手もいるし、こちらが歩いて下がるところにスキルショットを返してくるような相手にはタイミングを見計らってEでドッジしてもいい。
再使用までの猶予時間が4秒くらいあるので一旦下がるふりをして、あるいは下がってミニオンにAAしながらフューリーを貯めてもう一度Eで入りW、AAを繰り返しフューリーQで〆るなんてのもアリ。
とりあえずショートトレードに留めておき、相手の行動次第でロングトレードにも転じていけるように余裕を持たせた動きです。
この辺は臨機応変に、トレード負けしない範囲での最適行動はどれかっていうのをプレイしていく中で覚えていくのが良いでしょう。
どのくらいでフューリーが貯まってどのスキルで消費するかをアドリブで考えていくのは難しいと言えば難しいけど慣れれば感覚的にやれるようになります。
ロングトレードに持ち込めそうな状況ならE、無理そうならQに使ってさっさと下がるという判断をするだけです。

あとがき

臨機応変に今できることを組み合わせて動かせるようになるとレネクはかなり面白く、個人的にはヤスオやヨネに似たプレイフィールがあると思っています。
対オーロラを想定して練習し始めたんだけど、それ以降トップオーロラとまだ当たってないので今後機会があったら追記します。
ちなみに対トップオーロラはダリウスとセトでレーン戦ができないほどボコられ、パンテオンでさえ有利を取りきれませんでした。
トップオーロラには対抗しようとせず自分で使って気持ち良くなる方がオススメです!
メレー相手に強すぎておもしれぇんだ。

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