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ソロキューに最適な『GODS』を使おう!G編【LOL】

世界大会での活躍を機に注目度の高まってきた『GODS』と呼ばれるチャンピオン群があります。

Garen(ガレン)
Olaf(オラフ)
Darius(ダリウス)
Sett(セト)

とあるチームのトップレーナーが得意とするチャンピオンプールのそれぞれの頭文字をとるとGODSとなり、これが今年の世界大会のテーマソングのタイトル「GODS」と同じものであることから話題になりました。
(残念ながら敗退してしまったので「DOGS」なんて言われたりも)

これらのチャンプに共通するのは殴り合えれば強いが機動力やエンゲージスキルに難があり、プロシーンではキッチリいなされてしまう事が多いため弱いピックだと言われがちなところ。
殴り合いの強さが必要なトップレーンとはいえ、それだけではやっていけないのでもう少しマイルドな殴り合い性能でチームゲームに必要とされるスキル持ちが良い、というのがハイレベルなゲームを行うプレイヤーの見解のようです。

とはいえ、それはハイレベルな戦略を用いる場合の話。
普通の人がソロゲームで遊ぶ場合殴り合いさえ強ければなんとかなるものです。
勝つために必要なのが序盤にソロキルすることだったりと、ちょっとハードルが高いことを身に付けなければいけないのが気になるところではありますが、それさえできるようになれば思うようにいかないことがグッと減り自分のプレイングに集中してゲームを遊べるようになる。

健全にLOLを楽しむためにGODSを自分のチャンピオンプールに加えよう!
そういった方向性で今回から四回にわたってGODSの簡単な使い方とコツなんかを紹介していきたいと思います。
大事なのはタイマン力(と、予想外のガンクを避けるための視界管理)です。
それでは早速やっていきましょう。
まずはガレンです。

ガレンの強み

他のチャンプと比べてガレンが優れていると言える部分はEスキルのダメージとウェーブクリア能力の高さ、そしてコンボ火力です。
QスキルでサイレンスをかけながらEでゴリゴリ体力を削り、確定ダメージのRでとどめを刺す。
これがとても強い。
一度有利を作り、フルヘルスから1コンボで倒し切れるようになると対面はガレンの前に立つことが出来なくなるので、この状態を作ることが勝利への第一歩になるでしょう。
具体的には概ね3回ほどソロキルを取り、2レベルくらいの差を作れれば対面の相手はゲームから除外されたようなもの。
これが勝利への第一歩です。

ルーン選択

ガレンのルーン選択は2タイプあります。
ダメージを重視した征服者型と、移動速度を強化するフェイズラッシュ型です。
フェイズラッシュはダメージトレードをしやすくする、征服者は殴り合えば勝てる相手に確実に勝つ、あるいは圧倒的に勝つ目的で選択するものと考えてください。
イーブンの状態でガレンが殴り勝てるようなトップレーナーは少ないので相手が上手くなればなるほど征服者でレーニングするのが辛くなっていくと思います。

メインルーンについては以下のように

フェイズラッシュ
・ニンバスクローク
・追い風
・強まる嵐

征服者
・凱旋
・強靭
・背水の陣

サブルーンは不滅の心身調整と超成長で中盤の防御性能を補強するのが無難です。
ルーンスタッズはアダプティブフォース二つと対面に合わせてARかMR、サモナースペルはフラッシュイグナイトが主流ですがレーンで余裕がありそうならテレポートも悪くはありませんし、フラッシュよりゴーストが有用な場面も多くあります。
色々試しながら対面に合わせて組み替えられるようになるのが良いと思います。
スキルレベルは基本的にEQWの順ですが、フェイズラッシュを持ってもトレードがキツイ場合はQ上げにしましょう。
勿論そういう相手にはガレンを出さないのが大前提です。

アイテムビルド

初手にバーサーカーブーツを買います。
ガレンはブーツを完成させるまで全く見どころの無いチャンプなので、強みが出てくるのはここからです。
レベル6になる前に一度リコールして、その後QEからのRでキルというのが基本的なプランになるかと思います。
上手にトレードができればレベル6前でもチャンスがあるとはいえ、その時点でガレン相手にジャングラーの介入も無くキルが発生するのは相手の理解度が物凄く低いとしか言えませんので基本的には無い状況と考えられます。
勿論トレードが上手くいけばリコールさせてキルは生まれなくとも同等くらいの差を作れるような状況はわりとあります。

その後のビルドはかなり特殊で、コアアイテムのストライドブレイカーを完成させた後はジールを二つ買います。
ジールを買う理由は移動速度とEスキルのダメージが上がるからです。
QERのコンボで対面やキャリーを落とし切れる時間がガレンに一度しか訪れないパワースパイクであり、この時間が終らないうちに勝利への二歩目に踏み込めないとかなり厳しい戦いになってきてしまいます。
勝利への第二ステップはスプリットプッシュで敵のインナータワーを最低一つ、できれば二つを破壊し600~1200ゴールドを得てハルブレイカーを完成させることです。
もしも大量のキルを取れているならジールを一本にしてハルブレイカーへ向かっても構いません。
Wスキルのおかげで防具を積まなくてもそれなりに硬い感じがするガレンですが、敵が本腰を入れて守ってくるインヒビタータワーに一人でアクセスするためには二人か三人と戦って勝たなければならず、そのためにはどうしても防具アイテムが必要になってきます。
そこを金銭効率がめちゃくちゃに高いハルブレイカーで解決しインヒビターを取ろうというわけです。
その後はステラックを買ったりジールの一つをファントムダンサーにしたりしますが、そこまで試合が長引いているということは既に結構厳しい状況であることをひしひしと感じている事でしょう。
ジール二本なんていう様子のおかしいアイテムビルドで強烈なパワースパイクを迎えている分、賞味期限が過ぎた時の辛さは人一倍感じてしまいます。

勝つために必要な技術

ブーツを完成させるまではそれほど強くもないので、それまではスキルを上手く使って無難なレーニングをしていく必要があります。

まず覚えるべきはWスキルの使い方。
使用するとシールドが付き0.75秒間ダメージを30%低減、また行動不能効果の低減効果を得るというなかなか優秀な防御スキルです。
相手が主要スキルを撃ってくるのに対して合わせるようにWキーを押せればOKなので複雑ではないという意味では簡単ですが、相手の動きに反応しなければいけないので言うほど簡単なものではないです。
出来る出来ないはさておき、ダメージトレードの際にはしっかりWを押す意識を持って練習していきましょう。

次に覚えるのはEスキルの使い方です。
このスキルは敵チャンプに当ててもミニオンのターゲットを引かないので、自軍のミニオンが多い時にウェーブの中で当てるようにすると相手は反撃しにくくなります。
また、CCを受けてもEスキルの効果自体は止まらないという仕様がありますので、相手が自分に近寄りながらCCを与えるようなスキルを持っているのであればW、Eと連続でキーを押すことで通常なら一方的になるようなトレードに反撃することが出来るということも覚えていて損は無いでしょう。

そして最後に覚えるのがQERのダメージ計算です。
計算と言いながらもほとんどの人は電卓を叩いて算出する明確な数字を覚えたりしているわけではなく、「このくらいならサイレンスの効果中に削り切れるだろう」というざっくりした感覚を養うことをダメージ計算と言っています。
その程度で十分です。
頭のいい人であれば数字として出せる人もいますが、自分と相手の装備とレベルを見比べて体力8割くらいなら削り切れるんじゃないかとか、半分ならいけるとか、そういう目安を自分で考えて定めることができるというのが重要です。

精度はともかく、本当に考えた上で行動したのかどうかを重視してください。
なんとなくやってしまった行動は上手くいってもいかなくても反省の余地が無く、上達の妨げになってしまいます。
削り切れると思ったらフラッシュを惜しまずQを入れてキルを量産してください。

まとめ

・Eが強いのはバーサーカーブーツのおかげ
・殴り合いは強いけどもっと強い奴は沢山いる
・上手くトレードしていくことが全ての始まり

以上です。
ガレンは一度有利を明確なものにできたらカウンタープレイが無くて超強いので自信を持ってピックできるようになると世界が広がります。

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