ティーモでどんなレーニングする?【LOLコラム】
先日ツイッターにティーモのちょっとした動画をアップしたところ、いろんな方にリツイートしていただき結構な再生数がありました。
ティーモはステルスワードが買えなくなった昨今、もっと視界取りてぇという思いを叶えてくれる唯一のチャンプなので出せる時には積極的に出したいと思っている人が多いチャンプでしょう。
注目度が高いとは思っていましたが正直こんなにティーモ好きがいるのかと驚かされました。
普段は害獣扱いして初心者がやろうとすると止めるクセに自分は結構使ってる、世の中にはそういう人が多いのですね。
勿論私もそうです。
ところでティーモ愛好家の皆さんに朗報があります。
統計サイトによると新アイテムが追加されたパッチ14.1の環境において、ティーモは抜群の高勝率を記録しています。
マリグナンスというアイテムとものすごく相性が良いようで、その勝率はなんと55%くらい。
これは次のパッチを待たずに緊急でナーフが入るかもしれないというくらいのヤバイ数字です。
具体的にどうヤバイかと言うとマリグナンスのRを受けた相手の足元にMRを低下させるダメージフィールドを出現させるという効果により、キノコを1個踏んだらタンク以外はリコールを余儀なくされ、2個踏んだら殆どのチャンプは多分デスするという状況。
こうなるともうキノコを良い感じのところに置いて踏ませようとかいうことは必要なくて、普通に投げつければいいじゃんって感じなんですよね。
そういうことなのでレーンで潰されなければまぁ勝てるでしょう、我々ティーモ愛好家にとって最高の環境が今そこにあるというわけです。
そんなわけでティーモで好きなだけ暴れまわろうぜ的な気分であるわけなのですが、こんなにも強いのになんで勝率が55%程度しかないのか、というのが今回の記事の趣旨です。
勝率が爆上がりした理由がマリグナンスを積んだ際のRにあるというのなら、その状況を作るまでのレーニングに何かしらの原因があるということは明白であり、要するにガンクされてレーンに負けたらダメだという事です。
大抵の場合ティーモをピックするということは構成に難が出てくるので、レンジの強みを生かしてレーンは勝たなければならないと考えますよね。
しかし今はマリグナンスを積んでキノコを置いておけばとんでもなく強いという状況がありますので、私は今このキノコOP環境においてはキルまでは狙わなくて十分なんじゃないかと考えているんですよね。
今回はその根拠をいくつか挙げながらセーフファームティーモについての考えを述べていきたいと思います。
ティーモは超スケールチャンプだという考え方
これは海外のOTPプレイヤーの有名な発言で、ティーモはカサディンよりもスケールに優れているという考え方があります。
キノコによって圧倒的な視界の有利を作れるティーモはフィジカルの強さこそ無いものの、オブジェクト周辺でのゾーニングやジャングル内にキノコを配置することで相手のローテーションを遅らせるといった方法で常に状況の有利を作る力があります。
相手にとって戦えない状況を作ることで戦わずに勝つのだからフィジカルは必要ない、そういう感じの理屈ですね。
具体的にはマリグナンスによって短いCDで回せるようになったRを使い、キノコの処理で手いっぱいな状況を作れば良いです。
これは3インヒビ取った時にスーパーミニオンを処理できなくなってしまう状況と非常によく似ていて、キノコを放置していても勝手にタワーが折れるようなことはありませんが、オブジェクトにアクセスするためには必ず処理して進まなければならないのでオブジェクトを取り切る時間を十分に稼げます。
実質的にキルしたも同然の状況だと思いませんか?
下手に踏めば本当にキルできてしまいますから、カサディン以上に強いという言説もあながち間違いではありません。
フリーバロン、フリードラゴンソウルです。
マリグナンスの何が強いのか
CDの短縮と対チャンピオンダメージのアップです。
前シーズンの場合だとレーンでかなり勝ってるティーモが置いてくるキノコの量とダメージが、今は勝ってなくても出てる状況です。
ティーモなんて育っててもCC当てれば倒せるのでキャッチして倒せばいいのですが、キノコが沢山あるとスイープ焚きながら慎重に追わないといけなくなりかなりの時間を使わされることになります。(短CDによる効果)
そしてスイープもそんなに長時間使っていられないので捕まえきれなかったり、迂闊に追いすぎてローヘルスとなり逆に自分がキャッチされてデスしてしまうような事故も増えます。(ダメージアップによる効果)
そして苦労して捕まえたとしても育ってないと300Gしか貰えないので、そうしている間に別のところでアクションを起こされたらトレードとして成立しないこともしばしばあります。
これをやるためにレーンで勝つ必要があった。
少なくとも私がティーモをやるときには対面に2レベルくらい差をつけていないとあんまり自由に動けないという感覚でした。
それがマリグナンスによって別にイーブンでもよくなったというのが勝率大幅アップの要因なんじゃないかと考えています。
レンジなんだからセーフにファームを取って安定的に過ごすことはそれほど難しくなく、レイトキャリーとして振舞うことが出来るチャンプなのに序盤のレーン戦が強めとあってかなり安定感を感じるようになりました。
今ティーモと同じようにOPと言われているエイトロックスに対してカウンターが取れるのも良いですね、とんでもなく強いですがマクロゲームで挑めば戦わなくていいので気が楽です。
というわけでテレポを持ってる
セーフに行こうと気を付けていてもどうにもならない状況っていうのがどうしてもあって、序盤にJGがキャンプしてきたらティーモって有利を渡すしかないんですよね。
基本的にトップレーナーにオールインされたら負けます、だからお守りのようにイグナイトを持つ形が主流なんですけど、そのイグナイトも有効なのは序盤だけで対面をいじめきれずにレベル6を迎えてしまうと終始腐り続けてしまうんですよ。
無くても勝てる相手に対して無いと勝てないティーモはじゃあイグナイト落ちたらどうすんの?って場面が多くて、300G程度の有利でそこは覆らないんですよね。
なので最近はテレポを持っています。
ウェーブ作りに命を懸けて一生フリーズします。
オールインされない体力差を作るためにCSよりハラスを重視します。
プッシュしきって帰るのが難しい時に即リコールしてテレポで戻ってウェーブの状態を継続する、これでレーン戦中にガンクの機会をできるだけ作らないようにして過ごす、そういうレーニングをしています。
ただ、一概にこうした方が良いとも言えなくて、イグナイト無かったらトレード仕掛けまくられてソロキルされるんじゃないか。
そこを否定できないところもあります。
イグナイトはブッシュを使ってトレードしてくるのをある程度封じられるのもあって、持っていた方が安心ではあるんですよね。
そこまでしっかりトレードしてくる相手よりもJGが来ることの方が多いので今のところテレポにしていますがレートが高くなるとそうはいかなくなってくるのかもしれません。
みなさんはどう思いますか?
他の人が序盤のティーモのレーニングについてどんな考えを持っているのかは大変興味があります。
握撃とかフリートで多少のサステインを確保しないとキツイとか、プレスアタックでバーストを高めた方が良いとか、マッチアップによる話ではありますが統計サイトではそういうところの使い分けまでは分からなくてなかなか理解が進まないんですよね。
アウトプレイが出来るようなチャンプでもなく、知識で戦わなければならないんだけどわりと雑に入ってこられるだけで負けることが多い基礎ステをしているからレーン戦にはかなりの難しさを感じます。
なのでよろしければ皆さんの考えをコメントなどでお聞かせいただけると嬉しいです。
これほどの人気があるのなら優れた考えを持つ人も大勢いるはず。
何かティーモを使う上での金言となるような情報がどこかにないかなぁ。
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