【幻獣紹介】キョンシー
【キョンシー】中国を代表する生ける屍
中国に伝わる甦った死体。キョンシーの愛称はあるが「僵戸(きょうし)」というのが本来の名前である。
キョンシーには2説あり、死んでいるにも関わらず生きているように動き、生きている人間と変わらない。ただし、動くのは夜だけで昼は棺に隠れている。
もう一方は、血に飢えた人食いという説だ。後者に関しては性格も凶悪で、長い年月が経つと空も飛べるという。
映画で登場するキョンシーは、血を求めて人を襲う凶悪な怪物であったが、これはヴァンパイヤをモチーフにした、ホラー映画ならではの演出だったのかもしれない。