ケニア旅/Mr Stranger@ドバイ空港

5:30am、ドバイ空港に到着。トランジット時間を利用してドバイ観光しようと思ったのでトランジットが20時間あるものを選んだ。なのに、いざ到着すると「本当にここで入国して、そのままケニアに行けるのかな」という不安がよぎる。事前に、UAEはケニアで隔離を求められない国としてカテゴライズされていることは調べていたけど、ケニアの空港で何を言われるか分からない+もしドバイで足止めってなるとお金がないという状況から20時間を空港で過ごすことにしよう。

とりあえず、ドバイ空港はバカ広いので歩く。長時間フライトのストレスを歩いて解消のついでに、ショーケースから見えるサンドウィッチのプライスカードを見るとDHM41、DHM36、、、1DHMが31円くらいなので日本円に換算すると1200円程するサンドイッチ💧

これは、やっべーぞ!!ドバイの物価恐るべしと思いながら歩き続ける。ゴールドアクセサリーや香水が沢山販売されている風景を見て、イメージしていた中東だ~と心の中でつぶやく。

結局マクドで1200円くらいのミールセットを注文して、席に着く。自分で受付で受け取るか店員さんに持ってきてもらうかを選べたので25番札を取った。店員さんが持ってきてくれたミールセットのハンバーガーがまぁまぁでかくて日本のマクドのサイズ感を悲しんだ(とは言うものの日本ではマクドに全くいかないww)。

お腹も満たされたことだし、どこか寝れるところはないかと探しながら歩いていると寝ころべる椅子があるではないか!!!きっと、コロナ前のドバイ空港なら席が埋まっていただろうな、ラッキーと思い空いてる席に向かう。座ろうと思った席から一つ空けて座っている男性がいたのでHi~と挨拶をしておく。

パキスタン系の少し大柄な男性で、髪も綺麗に整えてありシンプルだけど綺麗な身なりに荷物は小さなスーツケースだけ。二日間シャワーを浴びず、着古したボロボロの服に大量の荷物の私とは正反対wあぁ、私もこんな感じに余裕のある人間になれる日はくるのだろうかと思いながら、リュックを足にかけ、大切なモノを入れているトートバックを抱きかかえながら仮眠をとる。全ての椅子が繋がっているので、彼が動くとこっちもめっちゃ動くので「もーーーーー寝にくいなあああ」と思っていると、どこかへ行ったので心の中で「バイバーイ」とさよならを伝えた。

二度寝から起きると、彼が戻ってきていたので「どっか行ったと思ったよ」と言うと

「ハハハ、よく眠れたかい」

「とてもよく眠れたよ。」

。。。

「君のフライトはどんな感じなんだい?」と聞くので

「明日の朝2時なんだ。本当はドバイで遊びたかったんだけどちょっとビビッてる」と言うと

「長いね。僕も9時半のフライトだから外に行きたいんだ。」

私の心の声『え!何この映画みたいな展開!!これ、一人じゃ怖かったけどたまたまあった人とドバイ観光して思いのほかめっちゃ楽しかったってストーリーやん!!』

「そうなんだ。じゃぁ、」

「でも、一回出てもいいかって空港の人に聞くとドバイでもう一度pcr検査を受けないといけないらしいから外に出るのやめたんだ~」

『なんやそら!まぁ、私も自分の直観を信じて正解だった』と思いながら、

お互い旅が好きな話や、普段は何をしているかの話をする。若干少し金持ちアピールなのか普通に話しているのか分からないくらいの雰囲気も感じるww

ここで少し、私のお金持ちに対する思いを書こうかな。

お金持ちアピールをすることに対しては何も思わない。でも、たとえ大富豪であったとしても、私との関係に私が必要とすることやものを注がないのであれば、その人がどれだけ金銭的に裕福であったとしても、その人との関係にあまり価値を感じない。例えば、会社の経営者で30万円のワインをディナーで開けてくれようとも、その行為がその人にとってどれだけ意味のある事かで私の受け取り方は変わってくる。もちろん、私の経済状況じゃそんなワインを自分で開けることはできないけど、そこは関係ない。その行為が相手にとってどれだけ意味のある事かがかなり大事だと思うから。

二人とも時間を持て余しているのでぶらぶら歩くついでにお昼ご飯を食べようと、二人とも歩き出す。何を食べようかと迷っていると、「僕のおごりだよ。」と言うので、ここは「ありがとう」と素直に乗っかった(笑)何か裏があるかもしれないので人のいない場所には絶対行かないこと、自分の中で何が嫌かをはっきりさせておくことだけは忘れないように自分に言い聞かせる。

ドバイ空港はとても広く、バカでかいショッピングモールのようだ。さすがコロナ禍ということで、あまり人がいないがお店は開いている。世界中の食べ物が集まっているフードコートのようなところでビリヤニとカレーを頼む。ラブについて語りだすので、この人は語りやなんだと察する。

食べ終わり、話しているうちにセックスの話をやたら盛り込んでくるので「私たちはしないよ」と言うと、分かってるよ。わかってる。というので

「なら、よし。」

彼のラブやセックスの話は続き、僕たちも楽しめるんじゃないかとかブリティッシュ的な?言い回しをし出したので

こいつはめんどくさい奴だけど危害を加えてくる人でもなさそうだし、追い払うまではないかなと思い

「私たちにその展開はありえないからね」と言い、ネットフリックスを見る。きっと昔の私ならお昼ご飯をおごってくれたし、まぁナイスガイだと思って笑って曖昧に流していたかもしれない。今の私は、嫌なことははっきり嫌と意思表示できる。今まで出会った、皆に感謝だ。強い女性に育ててくれてありがとう。


彼がティックトックを見ていたので、あなたもティックトックに投稿するの?と聞くと、1万7000フォロワーがいるとのこと。旅先で撮った動画に、愛についての哲学を書いて投稿しているらしい。どうやら愛やrelationshipsについてのエキスパートらしいので質問してみる。

「将来一緒に過ごしたいけど今じゃないと思う人か、

将来一緒に過ごしたいとは思わないけど、今を楽しむにはベストな人

どっちといっそにいるべきだと思う?」

彼は「どちらでもないんじゃないかな」と言う。





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