【JCS環境考察】結局、何握ればいいの?
こんにちは。ぺすかです。
久しぶりの投稿はPJCSの環境考察です!僕や友人たちはJCS落選してしまったので、いつもなら公にしていなかった大型大会前の環境考察を、過去のデータを踏まえながら予想していきます。
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※本記事では注釈なくデッキおよびカード名の略称を使用しております。
※本記事では過去データから7月17・18日開催のPJCSカード部門の環境分布・および選択デッキに関する考察を行うものでありますが、その結果や効果を保証するものではございません。
■7月3日~週
7月3日には、神奈川で『蒼空・摩天』カードが使用可能な大型自主大会(96人)が開催されました。(下記画像はポケカ侍ッ!主催様より引用)
全体シェアとしては黒馬・連撃ウーラオス・がトップで11~12%、次いでレックウザ・ルカメタ・カラマネロ・悪パフェ・ムゲンダイナが人気でした。
また、以上の上位7デッキだけで過半数の使用率となっていました。
上位シェアに視点を移すと(ベスト16以上)黒馬、ニンフィア、悪パフェがそれぞれ3人ずつ19%のトップシェア、そのほかのデッキは1人ずつの進出となりました。
シェア移動の観点のみで論ずると
黒馬は安定した勝率で勝ち上がり、トップシェアの連撃ウーラオスに有利な悪パフェ・ニンフィアは勝ちやすく、連撃ウーラオス・レックウザは勝ちにくい環境であったと印象づけられます。
■7月10日~週
7月10、11日にはシティリーグが各地で合計15会場で開催されました。
この中でベスト4以上入賞となったデッキの分布図が下記です。
入賞数が多かったのは連撃ウーラオス・ムゲンダイナ・レックウザで、次いで悪パフェ・ジュラルドン・カラマネロ・ルカメタ・一撃ウーラオス・白馬と続きました。
パワーデッキである黒馬が他のデッキに比べると少ないです。サンプル数が少ないため一概には断定できませんが、この週はムゲンダイナに圧力がかけられ減少したのか、はたまた実は新勢力のレックウザに不利をとっているのか、などと推測されます。
また、7月10日は大型自主大会が愛知で開催されました(一門杯様)
全体シェアでは連撃ウーラオス・黒馬が19・12%とトップ、それに白馬・テンタクル・リーフィアが続きました。
上位シェア(ベスト16)では連撃ウーラオスが5人、黒馬が3人、ルカメタが2人、その他のデッキは1人ずつの進出となりました。
(詳細な分布データは下記本家様動画にて確認可能です。)
シェア移動の観点では
連撃ウーラオス・黒馬は安定した勝率をキープ、ルカメタが勝ちやすい環境だったといえます。
■考察
以上の結果を要約すると下記のようになります。
①パワーデッキである3すくみ(ムゲンダイナ・黒馬・連撃ウーラオス)は使用シェア、勝率共に安定している
②悪パフェ・ルカメタがメタデッキとして頭角を現してきている。
③新カードの登場によりレックウザ・ジュラルドンが台頭。新カードで強化の白馬・テンタクルもシェア拡大。
したがって、PJCS当日の環境を下記のように予想します。
このような予想になった理由は下記3つです。
①連撃ウーラオス・黒馬は安定感、パワーの高さからトップシェアをキープ
②パワーデッキへの回答がある悪パフェ・ルカメタ・カラマネロ・白馬もそれなりのシェア率
③ムゲンダイナは連撃ウーラオスとガラルサンダーの影響・レックウザは研究期間の少なさやカード自体の入手難度から少し使用率を落とす。
■持ち込むべきデッキとは
以上の予想から、ある程度の環境優位性とデッキパワーのあるタイプが最適解になります。それに加えて、当日は長期戦になる都合上『後半戦に勝ちあがってくるデッキに特に強いデッキ』の選出が求められます。
言い換えれば、『当日勝ちにくそうなパワーデッキを切り気味(不利)で、後半多そうなデッキに強いデッキ』を探すことになります。
具体的には、『連撃テンタクルと雷型レックウザに不利』だが、『悪パフェ・連撃ウーラオス・ルカメタ(+黒馬)にある程度有利』な『炎軸のレックウザVMAX』が持ち込むべきデッキだと考えています。
・連撃テンタクルには性質上サイドレースで勝つのは難しい。
・雷型レックウザと比べると継続戦闘能力や器用さから対面すると厳しい。
⇒両デッキともトップシェアの連撃ウーラオスや悪パフェが厳しく、後半の生き残りが少なくなると予想。
・連撃ウーラオスには、炎軸ならキョダイレンゲキへの耐性を持ちながら一方的にワンパンできる。
・悪パフェの耐久ラインを早い段階で達成することは容易く、サブアタッカーによる明確なメタが張られない。
・ルカメタザシアンザマゼンタはフルメタウォール込みでも許容範囲内の耐久、ザマゼンタを押し付けられても色相性で優位。
※デッキ相性などはかなり主観によるものなので、一意見として受け取ってください。
以上を踏まえたところで、デッキリスト👇
デッキコード: VfVfdk-uEMV0l-vwfFfF
コンセプト
後攻フレアスターターから早い段階で340打点をたたき出す爆発力の高い構成です。
VMAXやTAGを2体取ることには長けていますが、その分息切れも早く非ルールデッキなど複数体のポケモンと対峙するデッキには弱いです。
またJCSの長丁場ではじゃんけんの勝ち負けによる勝率の揺らぎを無くしたいため、後攻を能動的に取りに行けることは大きな強みだと感じています。
■おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます!
正直JCSの開催前にこういった予想記事を投稿することはかなり無謀な気もしますが、皆さんのご参考に少しでもなれれば幸いです。
こからも定期的にポケモンカードのデッキ紹介や考察記事をアップロードしていくつもりです。このnoteを気に入っていただけましたら是非スキボタンやフォローをお願いします!
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ー引用元ー
・『ポケカ侍ッ!』主催 おめだ様twitter
・『一門杯』主催 よつぎ一門チャンネル
・シティリーグ結果掲載の各ショップ様
※有料部分にはオマケとしてもう1つ持ち込む予定だったデッキを紹介しています。レックウザと比べるとパワーは落ちますが、パーツやコンセプトが環境に刺さっていると思っているお気に入りです。興味があればご一読いただけますと幸いです。
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