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【ポケカ侍ッBEST4入賞】とんでけエルフーンの紹介

初めに

初めまして!ぺすかと申します。
この度5/1に行われた「ポケカ侍ッ」という自主大会でベスト4(60人中)に入賞できたので、記念にnoteを書いてみています。
全文無料で読めるようになっておりますので、読んでいただけると幸いです。

エルフーンの紹介

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特徴はワザ:とんでけラッシュです。
盤面についている道具をトラッシュした数×40ダメージ+10となっています。
サンムーン時代のパンプジンと似たような性能ですね。

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大きく違う点は
・わざのエネルギーが超1つ
→ホラー超エネルギー・ラティオスGXが採用可。ふつうの釣り竿が強く使える。
・逃げエネゼロ
→エネルギーのついていないアタッカーが縛られない
・わざトリプルドローがある
→殴らずに次の準備をする。という選択肢が取れる
といったところです。
基本的な戦術はサンムーンの時のパンプジンと同じで、Uターンボードが盤面からトラッシュされずに手札に戻るコンボを使いながら中打点を連打していきます。

今の環境で非GXデッキを使うということ

サンムーン環境でアルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以下三神)が登場して以来、非GXデッキ全般の立ち位置は崖っぷちに追いやられています。
今までは小ズガドーンやコンボマッドパーティが三神に対してサイドレースを有利に進められる可能性があったため、使用する選択肢も現実的でした。(ジュナイパーとかも◎)
とんでけラッシュのエルフーンデッキは超エネルギーを採用できることから、ラティオスGXのクリアビジョンを三神への回答としています。

他の非GXデッキとの差別化点

エルフーン以外にも環境で活躍している非GXデッキはそこそこいますが、あえてエルフーンを使うに至った差別化点を考えてみます。
(あくまで主観です。すみませんすみません)

マッドパーティ
いい点
・殴り出しが早い
・終盤はエネルギーを貼るだけで高火力
・ティーブレイクとやりくり(デデチェンジ)のドロー力
悪い点
・VMAXワンパンできない
・序盤は火力でにくい
・ボスを使いたい時に使いづらい(巻き込むことが多いため)
・苦手なデッキ意外と多い

レンゲキテンタクル(カラマネロ)
いい点
・VMAXワンパンできる可能性がある
・連撃の恩恵が受けれる
・終盤リソース切れに陥りにくい
悪い点
・ドラサポ使わないと火力出ないため、後ろのポケモンが倒しにくい
・レンゲキカードのプールがまだあんまり強くない
・デッキ内のボール系の噛み合いが悪い

ジュナイパー
いい点
・相手によっては対策されていないとほぼ確定勝ち
悪い点
・相手によってはほぼほぼ負け確のときもある
・展開が遅く、押し切られないとは限らない

以上がいま居そうな非GXデッキでしょうか
対してエルフーンのいい点は
・マッドパーティと比較すると
→後ろのポケモンが倒しやすく、序盤でも火力が出る可能性がある(マッドパーティは2,3ターン目にザシアンを倒すとかは厳しいが、エルフーンはVくらいは倒せる時がある)
・レンゲキテンタクルと比較すると
→後ろのポケモンが倒しやすく、ボールの噛み合いがいいので安定感が高い
・全般的には
→クリアビジョンを無理なく採用できること、非GX同士の殴り合いが強いこと
などが挙げられます。

悪い点は、タッグチームやVMAXをワンパン出来ないのでサイドレースに工夫が必要です。(適時適正なボスの司令の使用など)
また、Uターンボードが複数サイド落ちするとかなり厳しいです。

総合して、エルフーンは環境にいる非GXデッキの中でも対応できる範囲の広さが評価できるなと考えています。

レシピと採用理由など

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長くなりそうなので、特徴的なもののみ紹介していきます。

■チラーミィ-チラチーノ(3-2)
スタンプ・マリィが厳しいので、復帰のための盤面ドローソースが重要です。
数ある盤面ドロソの中でもチラチーノは不要札を捨てながらデッキを圧縮できるので、終盤必要なカードを引いてきやすいです。(今までは裏工作インテ、シルヴァディGX、ピジョン、ヨクバリスなどを試しました)
枠があれば3-3で入れたいです
■ジラーチ(2)
たねポケモンで山上を2枚見れるので、盤面に1体は置きたいです。また、Uターンボードとの相性◎
似たような機能を持つマナフィと比較すると

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マナフィ
・山上6枚も見れる
・持ってこれるのはポケモンのみ
・デッキをシャッフルできる(めちゃ重要)
ジラーチ
・2枚だけ見れる
・持って来れるカードに制限はない
・デッキをシャッフルできない
それぞれ上記のような特徴があります。
マナフィは6枚も山上を見つつポケモンを持って来れるので、序盤相当強いです。また処理の後デッキをシャッフルできるので、マリィ後山の下に沈んだUターンボードなどを混ぜることができます。
マナフィに以上のような強みがありながらも、結局はジラーチを採用しています。理由は大きく2つあって
・マナフィは中盤〜終盤弱い(必要札はポケモンではないことがほとんど)
・持って来れるカードに制限がないことが大きい→序盤はサポなどを拾える可能性もあり事故回避・トップ操作によるマリィケア・最後に使うことで事実上のやりくりプラス1回分として運用
となります。
でも正直どちらを入れるかは個人の好みだと思います。
■ふつうのつりざお(2)
マッドパーティなどと違いアタッカーが1種類(最大4枚)だけなので、博士で巻き込む可能性なども加味して2枚は絶対必要だと考えています。
■しあわせたまご(3)
主にオーロット&ヨノワールGXのナイトウォッチャーケアのために入れています。コンセプト上、手札干渉はとても厳しいので厚めに採用したいところ。
オロヨノ以外には基本的にはトラッシュして打点にしてしまう方が強いです。しかしVMAXを倒したタイミングでリセットスタンプやマリィを打たれることが多く、そういうシーンにはトラッシュせず残すことが多いです。
■しまめぐりのあかし(3)
オドリドリやデデンネにつけておけばサイドが1枚しか取られずにすみ、万一呼ばれて倒されてもサイドレースに余裕ができます。
しかし最近はレパルダスV、ツールジャマーなどが多いのであまり強く使えないことが多い気もします。
■ふうせん(3)
Uターンボードの5枚目以降のような扱いで採用しています。こういう逃げ札を多めにするメリットは2つあります。
・1ターン目にスタートしたポケモンを逃がしつつジラーチのゆめのお告げを使いにいける確率が高い
・ラティオスのクリアビジョンの成功率を高める(前が逃せず失敗することが結構多い)
■ボスの司令(3)
1回の試合中で2回はボスの司令を使わないと効率よくサイドを取れないことが多いです。1枚は博士で巻き込むことがあると考えると、しっかり3枚採用したいです。
■ホラー超エネルギー-基本超エネルギー(4-2)
エネルギー現物の合計は6枚で、霧の水晶2枚込みで実質8枚エネルギーに触れる手段があります。
エネルギーが6枚というのは、釣り竿も込みでリソースが足りなくはないのですが、大事なところで引けない試合がしばしばあり、せっかくの有利なサイドレースを活かせません。しかし、霧の水晶が出たおかげで、エネルギー6枚、霧の水晶2枚で安定する動きができるようになりました。
また、このデッキにおけるホラー超エネルギーの役割は大きいです。
とんでけラッシュはトラッシュした道具が1枚だと50、2枚なら90、130、170、210、250と伸びていき、最大打点は250です。
ホラー超の返しダメージ20を1回いれると
・HP270までのタッグチームがワンパン圏内
・ザシアンが残りHP200となり、ワンパンハードル1つ下がる
・オーラバーン後のガラルファイヤーの残りHP170となり、ワンパンのハードルが下がる
・HP320のVMAXの2パンハードルが1つ下がる(170+20+130=320など)
など要求を露骨に下げてくれます。
特にタッグチームやザシアンに先殴りされる時はホラー超をうまく当てることを意識したいです。

おわりに

長文駄文だったかとは思いますが、ここまでお読みいただき誠にありがとうございました!
これを読んでくれた方がエルフーンを使っていただき、より良い構築などの意見を交換できればとても幸せです。
今回はデッキの成り立ちとレシピの解説のみでしたが、基本的な回し方や環境デッキとの戦い方なども機会があれば書いてみたいです。
本記事の内容について質問があればいつでもお答えいたしますので、TwitterのDM等でご連絡ください。
もしよろしければ、本記事のイイネ・Twitterのフォローなどよろしくお願いします!

Twitter:knnnekobako (ぺすか)

また、一応投げ銭・おまけ部分を設けさせていただきました。すみませんすみません。
おまけ程度に、今日の試合を踏まえて改良したレシピと軽い解説を載せております。
今後ともよろしくお願いします。

#ポケカ #ポケモンカード

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