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【安くてガチデッキ】幻影バレットをざっくり解説【全文無料】

■はじめに

こんにちは。ぺすかです。前回の『トレジャードーブル』の記事をお読み頂いた方、ありがとうございます!
まだの方はよければ👇より読んでみてください。

今回は『イーブイヒーローズ』で新登場した『ゾロアーク』を使った、『幻影バレット』デッキを紹介します。様々な1進化ポケモンを操れる楽しいデッキなので是非遊んで欲しいです!

■デッキリスト

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デッキコード: yRXpUX-Tqnirj-MyUypp

■デッキ概要と構築ポイント

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◇ざっくり概要
ゾロアークの特性『げんえいへんげ』から状況に応じて1進化ポケモンに変身してワザを使っていきます。
メインアタッカーはグソクムシャ。ワザ『ぎゃっきょうぎり』はV・GX主体のデッキに対して強力。プテラの『かせきのキバ』も180ダメージとコストパフォーマンス◎
◇構築ポイント
☞チラチーノで安定感UP
 チラチーノのラインを4-3で厚めに採用。特性『やりくり』で1進化ポケモンをトラッシュしながらドローを補助します。

■『幻影バレット』の動かし方

2つのポイントに分けて解説します。

①理想盤面を理解する
②序盤〜中盤の動き


①理想盤面を理解する
 ゾロア(ゾロアーク)とチラチーノを3体ずつを置いている状況を目指しましょう。

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(注)ゾロア(ゾロアーク)を2体しか展開できていないと…
例えばバトル場のゾロアークが『げんえいへんげ』でプテラに変身した時、返しの相手のターンで後ろのゾロアを取られてしまうと次の自分のターンに『げんえいへんげ』から好きなアタッカーに変身することができません。

②序盤〜中盤の動き
序盤はゾロア・チラーミィをなるべく沢山並べましょう。
(優先度は最初のゾロア>チラーミィ≧ゾロアくらい)
※『コソクムシ』や『グソクムシャ』は1ターン目で相手に見せないように!(相手が警戒してV・GXポケモンを並べなくなってしまうので)
中盤はチラチーノの『やりくり』で1進化カードをトラッシュしながら『げんえいへんげ』の準備をしましょう。

あとは相手に合わせてアタッカーを選択、殴っていく!

■主要カード解説

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図1

◇ゾロアーゾロアーク
メインコンセプトであり、最大限活用したいためフル採用です。
盤面がうまく作れないときはチラチーノに変身してもOK。
一応70ダメージ出ることも忘れてはいけない。

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◇チラーミィーチラチーノ
『山をドローする』『1進化ポケモンをトラッシュに送る』という2つの面で重宝する、このデッキのメインエンジン。2~3体立てれると安定して戦えます。

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★アタッカー達
◇グソクムシャ

メインアタッカー。現在の環境ではそこそこV・GXを並べてくれることを期待できるので、130~230くらいは出そうです。
グソクムシャの採用を勘付かれると、相手がV・GXを並べなくなるので、使うターンのその時までは相手に見せずに温存したいです。
◇プテラ
『トリプル加速エネルギー』にしか対応していませんが、180固定ダメージとコストパフォーマンス・安定感抜群です。
◇ガラル デスバーン
『トリプル加速エネルギー』にのみ対応
ワザ『エナジープレス』で削り、特性『うらみのせきばん』で一気に相手のVMAXを崩壊に追い込みます。
『ムゲンダイナVMAX』や『ゲンガーVMAX』には弱点を突けるので、特性込みで1ターンで倒せる可能性があります。
※『ボスの指令』などでベンチのポケモンに攻撃されると特性を発揮できないので、『マリィ』と一緒に使いたいです。
◇ザングース(たねポケ)
『ツインエネルギー』にのみ対応
一撃で倒せなかったポケモンを確実に葬るために採用。不足しがちな『トリプル加速エネルギー』も節約できます。
◇ジュゴン
『トリプル加速エネルギー』にのみ対応
先行2ターン目に『デュアルブリザード』を使えれば、相手の進化元ポケモンを一網打尽にできます!非ルールデッキ同士の対決などにも重宝。
◇オーベム
『トリプル加速エネルギー』にのみ対応
『ミステリーノイズ』で相手の動きを鈍らせつつ、『トリプル加速エネルギー』を山札に戻して節約できます。『ウーラオス』系統には弱点を突けるので、奇襲を仕掛けたいところ。

図4

◇クロバットV
事故回避用に採用。『デデンネGX』では『プテラ』の『カセキのキバ』の条件を満たさないので、クロバットを採用。
◇ミュウ
主に『れんげきウーラオスVMAX』への対策用。

図5

★ボール系グッズたち
普通の1進化デッキより要求ハードルが若干高いため、ボール系グッズたちを厚めに採用。『レベルボール』では進化元+チラチーノしか持ってこれないため、お好みで『ポケモン通信』と枚数を調節してもOK。

図6

◇ふつうのつりざお
ゾロアークを最大限に使うために厚めに採用。2枚あると、途中ゾロアークをチラチーノに変身させるために使ったりしてもリソースにゆとりを持てます。また『ミュウ』が倒された直後につりざおで戻して復活させる動きが強力なので、ベンチ狙撃を狙ってくる相手に対しては温存するようにしましょう。
◇ふうせん
最低限の入れ替えカード。
◇隠密フード
相手によって使い方が変わります。
『れんげきウーラオス』系統の場合…『ミュウ』につけて『インテレオン』の特性『クイックシューター』で倒されるのを防ぐ。
『ブラッキーVMAX』を採用しているデッキの場合…『クロバットV』や控えの『ゾロア』につけて、ブラッキーVMAXの特性『ダークシグナル』でバトル場に呼ばれることを防ぐ。
『ガラルマタドガス』が相手のバトル場にいる時…隠密フードをつけているポケモンは、【特性がなくなる相手の特性を受けなくなり】特性が使える。

図13

★ドロー系サポートたち
序盤~中盤にかけてほしいカードが多いため、『博士の研究』は強力ですが、『ツインエネルギー』や『トリプル加速エネルギー』がトラッシュされることが非常に手痛いです。それらのフォローのために同数程度、手札を温存しながら使えるサポートを採用しました。

図8

◇ボスの指令
序盤~中盤に『博士の研究』や『チラチーノ』の『やりくり』でトラッシュすることが多いため、多めの3枚採用。

図9

◇ツインエネルギー-トリプル加速エネルギー
フル採用。特殊エネルギーを山札に戻す手段がないため、いかにエネルギーを守りながら試合を進めていくかがカギとなります。
特に『トリプル加速エネルギー』でしかワザを打てないポケモンも多いため、非常にリソース管理が大切です。

★今回採用を見送ったカードたちとその理由

図10

◇マルマイン
『ツインエネルギー』『トリプル加速エネルギー』の両方に対応しており、流行りの『(れんげき)インテレオンVMAX』に弱点を突ける点が魅力的。
一方で弱点を突いたところで一撃では倒せないので採用を見送りました。
◇ヨルノズク・ヘラクロス
共に相手のポケモンを問答無用で場から消し去ることができるため、『アルセウス&ディアルガ&パルキアGX』、所謂『三神』への対策として採用の余地があります。
しかし、現在は『三神』と『ガラルファイアー』の組み合わせが多く、『オルタージェネシスGX』後に『三神』を場から消し去ってもすぐに攻撃の準備を整えられてしまうことから、対策として不成立と考え、不採用
◇ケケンカニ
ワザ『ファイトアローン』は『ムゲンダイナVMAX』、『ゲンガーVMAX』に弱点込みでの一撃KOを狙える可能性がある。
一方でワザの性質上、すでに採用している『グソクムシャ』と役割が被っており、平常時の火力もグソクムシャのほうが期待できるため不採用。
◇ヤレユータン
枠があれば採用したかった1枚。『さるぢえ』により『博士の研究』からエネルギーを守る動きができる。ただいつも『さるぢえ』すると戻したカードと同じカード来ませんか…?
◇ネオラント
こちらも採用したかった1枚。最近はエネルギー加速に頼らず、手張りのみでエネルギーを供給するタイプが多いため、打点を刻みながら妨害ができる動きは強力。

■今後の環境に向けて

記事を書いている途中に7月発売の新パックの情報がきました…
このデッキにも影響が大きそうですね。

◇悪そうな影響

図12

このポケモンに絶対勝てないですね…
もし流行るようなことがあれば、『頂への雪道』を厚めに積んで対策しましょう

◇良さそうな影響

図11

上記の新カードは、このデッキにも採用すれば強そうです。
特に『アップリュー』のワザ『きょうさんねんえき』は、『レックウザVMAX』『れんげきウーラオスVMAX』系統への大ダメージを見込めそうです。カードリストが明らかになったら、アップデートしたレシピを考察したいところです!

■おわりに

今回は長くなりましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございます!
『ゾロアーク』は個人的に大好きで、特に今回のデッキは粗削りながらも自信作なので、自分でも大会などで積極的に使っていこうと思っています!
ほかにもこんなアタッカーいいよ!とかご意見・ご質問ありましたらいつでもDM送ってきてください。
これからも定期的にポケモンカードのデッキ紹介や考察記事をアップロードしていくつもりです。このnoteを気に入っていただけましたら是非スキボタンフォローをお願いします!

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