マガジンのカバー画像

食べ物が届くまで -事業系食品ロス削減の取り組み-

8
食べ物は、たくさんの人の手や工程を経て私たち消費者に届けられています。その工程ごとに様々な理由で発生する食品ロスは「事業系食品ロス」と呼ばれ、消費者が知る機会は少ないと言えます。…
運営しているクリエイター

#キユーピータマゴ

キユーピータマゴに聞く、タマゴのリーディングカンパニーをめざし挑み続ける卵の100%有効活用法とは

キユーピーグループでの卵の使用量は約25万トン、日本で消費される鶏卵の約10%を占め、さらに卵を加工した後に排出される卵殻は約2.8万トンにも上ります。キユーピータマゴは長い年月をかけ、卵の100%有効活用化を実現しています。 卵黄から卵白、卵殻、卵殻膜まで。捨てるところがない卵の本来の姿とはキユーピーでは「食品ロス」という言葉がなかったであろう1919年の創業当初から、マヨネーズに使用する黄身以外の活用に努めてきました。まず、取り組んだのは卵白の活用です。当初は卵白を生の

キユーピーグループに聞く、食を通じて社会に貢献する。志をひとつに、食品ロス削減へのあくなき挑戦。

キユーピーグループは、家で調理して食べる「内食」、惣菜などを買って食べる「中食」、お店などで食べる「外食」といった食シーンに対応した事業を展開しています。グループ全体の課題として食品ロスの削減・有効活用を掲げ、食品残さ削減、野菜未利用部の有効活用、商品廃棄の削減に取り組まれています。 食資源を決して無駄にしない。キユーピーグループに根付く企業カルチャーとは。 キユーピーグループの食品ロス削減への取り組みを教えてください。 松原さん 創業当初からマヨネーズに使用しない卵白