マガジンのカバー画像

食べ物が届くまで -事業系食品ロス削減の取り組み-

8
食べ物は、たくさんの人の手や工程を経て私たち消費者に届けられています。その工程ごとに様々な理由で発生する食品ロスは「事業系食品ロス」と呼ばれ、消費者が知る機会は少ないと言えます。…
運営しているクリエイター

#食品

サラダクラブに聞く、野菜廃棄物ゼロを実現する多様な取り組みとは

1999年、パッケージサラダの販売を開始した「カット野菜」のリーディングカンパニー、サラダクラブさん。食品ロス削減に取り組むキユーピーグループ経営方針に則り、野菜未利用部の活用も積極的に行っています。 野菜廃棄物を活用した循環型農業とはサラダクラブは食品に携わる会社として「野菜を余すところなく使い切りたい」という想いをずっと持っていました。そこで着目したのが、「千切りキャベツ」や「ミックスサラダ」といったパッケージサラダの製造過程で発生するキャベツやレタスの外葉、芯など野菜

コープこうべに聞く、組合員の声を事業を通してカタチにする、継続的な食品ロス削減活動とは

「てまえどり」「フードドライブ」「食品残さ等の有効活用」などの食品ロス対策に、小売業界のなかでもいち早く取り組んできたコープこうべさん。これらの取り組みの多くが組合員からの声がきっかけとなったもので、実験や検討を重ねながら事業を通して、食品ロス問題に継続的に取り組まれています。 今回は、小売の現場で発生する食品ロスとその対策や、組合員の声に耳を傾け様々なことにチャレンジされている様子を取材しました。 小売の現場で発生している食品ロスと、その対策 一般的に、小売の現場で発生