12月3日 RIN3周年を迎える
2022年12月3日にRINは
3歳の誕生日を迎えました!
皆様に支えれて
ここまで成長してきた感謝の気持と
この先のRINと手を繋いで一緒に
「花のある文化」を広めともに歩む方々へ
イベントを行いました
1部と2部でわかれていて
前半ではトークショーを通して
RINが目指したい世界を皆様に伝えるお時間に。
そもそもなぜこのnoteに綴るのか・・・?
最初にnoteを立ち上げてから2年ほどが経過するのですが
そもそも私はマメなタイプではないが
物事や生き方にとても情熱を持った人種だと思っていることもあり
その熱意って発信しないと意味ないよね?
って自分でも感じていたのですが
日々の仕事の忙しさや
追われる時間のせいにしていたのですが
やっぱり
「発信しないと伝わらない!」
そんな思いが募って何が伝わるかなと考えたとこと
行き着いたのがnoteでした。
特に2023年は「産地めぐり」を
テーマにしているのでその様子もこちらで
記録として残していきますね。
インスタでもこれから写真をメインに発信していきたいと思います。
不定期の発信かもしれませんが
お付き合いください
RIN周年イベント
4つのセクションに別れており
セクション1として登壇いただいたのはRINの大量発注に
いつも付き合っていただく
大田花きの仲卸業者さま。
そのお時間では花き業界が今抱えている
問題、値段の高騰についてなど
花の仕事をする方なら誰でも知っていてほしいことを
お話しました。
セクション2ではいつもお世話になっている
アウトドアアパレルブランドのAIGLEさま
自然と都会の共存について、花をどのように捉えるべきなのか。
RINのを想いに共感してくださっているからこそ
花の文化を広げることにブランドともに向き合ってくださいます。
セクション3では私にインタビュー形式で
なぜ「ロスフラワー」という言葉を作ったのか
という質問からスタートしました。
今までたくさんのインタビューでも答えてきましたが
単純に繁忙期に廃棄されていた真っ赤のバラがもったいなくて
その花をドライフラワーにして
マルシェでスワッグで販売したいんですね。
その花に
「ロスフラワー スワッグ」という商品名を
つけて販売し、興味持ったお客様に
どういう流れでこの名前がついて
どうして販売しているのかお話しただけで
30束もあった商品は2時間ほどで完売しました。
まだ無名で「ロスフラワー」という言葉も
全く無い時代に。
そこから「お花にコンセプトをつけることはとても刺さる!!」
と実感してから続けているのですよね。
だって花を捨てるのがもったいなくて
ただの思いつきで、ドライフラワーにして
販売したらこんなに喜んでくれるのだもの。
嬉しくって、今までに味わっことのないやりがいと
使命感を感じて、今に至ります。
この想いを人様の前で演説のようにお話するのは
もしかしたら初めてだったかもしれない。
そしてこの1部の大本命、セクション4は
私、RIN代表の未来ピッチ
その先に望むものは?これからどうするの?
という皆さんの期待を感じながら
大きくわけて3つのお話をしました。
①共創社会を目指す
→そのなかでも自分を大事にすること、自分ファーストを忘れず
社会課題を花を通して解決すること。
日本は幸福度ランキング54位と言われていますが
先進国としてこんなに恵まれているのにそんなはずないと確信していて
その原因として「奥ゆかしい、控えめな国民性」これが影響しているという話をさせていただきました。
そんな日本が、どのようにこれからの時代
幸福に気がつくようになるのか
それは「心の声」に敏感になり心に従うこと
これに尽きます。
その上で競合や敵を作るのではなく
ともに手を取り合って日本をより豊かにすれば幸福だということに
あっという間に気がつく。
そう信じています。
②RINは花を通して幸せな世界を目指す
私達がやっているフラワーサイクリストという仕事は
花を届けるだけではなく
産地さんの想いや、花の仕事に従事している人でさえも幸せにできると確信しています。
私がこの仕事を通して、
誰を喜ばせたいか
そんなことを毎晩のように考えるのですが
一番は、花を手に取る人ですが
花農家の産地さんも喜ばせたいと強く考えています。
そして私がこの仕事をしていて、一番やっていて良かったと思うのは
いまだに来る産地さんからの
「ロスフラワー」をどうにかしてほしい
という声です。
実は私たちRINは今まで「ロスフラワー」を買い取らせてくださいというような営業はしたことがありません。
先日来たお話でいうと
ケイトウ農家さんで7000本出荷のうち4000本が廃棄になるという話でした。
この話を聞いて1ヶ月後に産地の四国に私たちは足を運び
花を通して、地域含め産地さん達に還元できないか
考えてきました。
茎が曲がった花、丈が短い花
これらはまだ楽しむことができ、
ポテンシャルの高い花として私はしっかり価値を見出したい、
そう考えるように。
いわゆる規格外という花に可愛らしいネーミングをつけている産地さんも
いらっしゃいました。
曲がった花、首だけ曲がった花を
「ひまわり」という名前をつけて出荷しているそう。
とても可愛らしいな〜と癒やされました
この話はまたどこかで。
話は戻ってお花も
お寿司屋さんに高級寿司もあれば、
回転寿司のようにみんなが気軽に楽しめる
花がもっと需要として生まれるべきだと感じています。
なぜここまで、花の美しさ、クオリティー問わず
花を届けたいかというと
花は人を
「癒やす」エネルギーがこの世で一番高い生命体
だということを伝えたいのです。
③今後3年の目標 業界の意識改革
こんな大きな目標掲げて発言するのも
そう容易いことではないですが、、
人生あっという間の中で私の使命ってなんだろ?
って思ったときに
「花を通して世界を幸せにしたい」
そしたらまず何からやるべきか?
まずはこの怒涛な世の中を生き抜くための
業界の意識改革なんじゃない?
って感じて、まずは
(1)産地のマインドアップデート、仲卸のマインドアップデート
ここに2023年徹しようと。
全員じゃなく共感してくださる方だけでも、お手伝いをしたい。
そんな想いをまずは行動にするには
「農家の、卸の現状をちゃんと知る」
これが一番大事じゃないか、
それなら産地に足を運ぼう・・・!
ということで2022年の11月12月は
3県の産地を巡りました。
そして次にこれまた大事な
(2)消費者に届ける
これがないと花が行き渡らない・・・!
販路拡大していきたいが、RINは普通の花屋じゃないので
トリッキーな手段を取るかもしれませんが
そうでもしないと、今まで花に興味なかった人が
購入なんてしないでしょう?
という考えのもと、これからの
業界の壁を超えて様々な
企業様と協業を目指します
そして「ロスフラワー」の発信者でもある
RINですが
・ロスフラワーという言葉をなくしていきたい
先述のとおり規格外という言葉を使わずに
花を売れないか・・・
この言葉を考え発信し続けているけども
「ロス」
という言葉がなにか見えない壁をつくっている気がする。
とはいえロスフラワーの認知からの
購入動線も見込めると思う。
ロスフラワーの認知拡大をしつつ
その言葉がなくなるくらい
しっかりカジュアルな花の需要も上げることが
必須であろうと現状はまだ仮説するしかない。
誰かがやらないと理解されない世界であるなら
私がやってみようという
意気込み。
決して勘違いしてほしくないのは
花を扱う場所で
「どこでもロスフラワーがある」
という意味ではないこと。
花農家によっても
ロスが出やすい品種と、そうでない品種があること。
花屋でもしっかり在庫管理できている
お店もあるから、一概には言えない。
何度も言うがRINにHELPがきた産地、店にしか
出向かないようにしている
(3)それを手に届く場所を作る(開拓中)
この3年以内に、この理念に共感頂いた企業様と
販路を拡大、認知を広めて
花を通して暮らしを豊かに、そして日本の幸福度を20位くらいまでに引き上げたい。
もうそれに尽きるが
それには協業していただける企業様を20社提携するのが
RINの今の目標でもある。
2022年も今日で終わるけども
2023年が今から楽しみでしょうがない
だれも飛び込んだことのない世界にこれからRINは
さらに突入するからである。
皆様2023年も宜しくお願いいたします🌹
河島春佳