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成功例だけ話す人

以前、失敗例がないから面接で落ちるケースについて触れたことがあります。

候補者の方々と面談していると一定数、自分の実績がいかに凄いかをアピールされる方も多く、成功体験を永遠と語る方がいます。逆に失敗体験を振るとそんなに出てこなかったり、その「成功体験」に対しショボい例しかなかったりすることが多いです。

個人的には手痛い失敗をしているからこそ、成功に繋がったり、苦労を乗り越えたプロセスを知っていると思うのですが、失敗例がショボい場合は、語られる「成功体験」もショボいのではないかと勘繰ってしまいます。

私も失敗体験の方が、成功体験より多いのは間違いなく、物事がそんなに上手くいくはずがないという意識を持っております。長嶋茂雄やイチローだってスランプはありましたし、守備の天才の選手だってエラーすることはあります。

実際に、そういう判断をされる面接官も多く、最近も一人「大きな失敗例」を上げることができずにNGになった方が出ました。
私もその辺の話を聞いて、アドバイスしておけばよかったと後悔しています。この「失敗」体験から、この件を再度記載しました。

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