あなたは何を売りたいのですか?
独立を目指しているあなたへ
あなたは何を社会に届けたいのですか?
何を売っていきたいのですか?
私が苦労したのは、売りたい『商品』が業界的にも技術的にも、まがいモノ、未確立のモノが多いことだった。
健康、運動、トレーニング、施術(治療)…しかも、私が売っているのはハード(物)ではなくて、ソフト(技術)。そう、目に見えない形のないもの。
・巷にあふれる怪しいあれこれとの差別化をどうするか。
・業界的にも確立できていない、証明されていない、あれこれを『結果が出る形』で提供するか。
そんな難題を抱えながら25年ほど。この頃、やっと難題をクリアできたところです。難題をクリアできて感じたのは、
『エネルギーが尽きちゃいましたよ』
『もう疲れちゃいましたよ』
ホントはこれから勝負しなきゃいけないんですけどね。売るモノが完全に出来上がっているんですけどね。完全にエネルギー切れですね。
ちょっと小難しいと、クライアントに商品の良さが伝わりづらい。伝わらない商品は買わない、売れない。
『商売に走る』という言葉があるようですが、わかる気がします。
真面目に商品と向き合うコスト(労力)を考えたら、適当なところで商品にして売りに走ったほうがコスト分がお金になりますし。売らなきゃ食っていけませんから。
さて、あなたのお話です。
『売るための商品は出来上がっていますでしょうか。』
それは、
『自信もって提供できるモノになっているでしょうか。』
もし商品が出来上がっていないのであれば、独立・開業はやめるべきです。
当たり前ですが、売るがないと『商売』は出来ません。売るモノがないのに『商売』する。それこそ、詐欺です。
もし、まだ自信をもって提供できるモノ(商品)ができていないのであれば…考え方は2つ。
①今できているモノの中で自信をもって提供できるモノから売っていく。
②完全に自信が持てる商品ができるまで商売を始めない。
大多数は①で独立しているかと思います。ただ、それがどこかからの借りものだとすぐに限界が来るか、苦しい経営になるかと。
②であれば、完全になるまではどこかで生活保障をしてもらいながらかと思います。資本を集められているベンチャー企業であればいいんですけどね。ただ、商品が出来上がったときには独立する気力がないかもしれません。100%の商品を作り上げるのは、とても大変なことだから。
ちなみに、本当は売るモノなんてなんでもいいんです。
例えば、時間と労力。コロナ渦のおかげで自転車などでの宅配が社会に根付きましたね。何でも屋もそうですよね。電球を変えることができないお年寄りの代わりに電球交換。とかね。
例えば、文字。小説や歌詞なんかも商売になっていますね。
お金をかければいくらでも。
社会が必要としているモノであれば、何でも売れます。
ただし、
『買ってくれる人を見つける必要があります』
『買ってくれる人に見つけてもらう必要があります』
そういう意味では、SNSやインターネットがある今は、ひと昔前と比べてチャンスが多いんだろうなぁ。
さて、あなたは何を売りますか?
その商品は世のため、誰かのためになっていますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?