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2021年ガリシアの旅。 | サンティアゴ・デ・コンポステーラ編
5月上旬に新型コロナウイルスの警戒事態宣言が解除され、州をまたいだ移動が可能になったスペイン。
和歌山県と関係の深いガリシア州の状況を知るため、1泊2日で旅行に行ってきました。
旅行2日目、いよいよサンティアゴ巡礼路の集結点、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラにやってきました。
丘の上の大聖堂を中心に作られた旧市街は、ガリシアらしい石造りの街並みでとても趣があります。
今回は、そんなサンティアゴ・デ・コンポステーラのおすすめスポットをご紹介します。
■ サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
言わずと知れた、世界中の巡礼者たちが目指すキリスト教の聖地。
キリストの弟子の1人である聖ヤコブを祀っており、「聖年」である今年と来年のみ開かれている「免罪の門」をくぐれば全ての罪が赦されると言われています。
オブラドイロ広場に面する巨大なファサードはいつ見ても感動しますね。
■ 巡礼博物館
大聖堂のすぐ隣にあり、サンティアゴ巡礼の歴史や世界の巡礼について紹介されています。
熊野古道の鳥居の写真や、和歌山のお寺(青岸渡寺、紀三井寺、高野山奥の院など)を含む御朱印も展示されていました。
感染症対策で荷物の保管サービスが使用中止になっていたのでご注意ください。
■ Pub Momo
旧市街はコンパクトですが結構アップダウンが多いため、スペイン人に紹介してもらったおしゃれなバーで一休みしました。
とても素敵な庭園の中にテーブルがあり、噴水の音を聴きながらゆっくりすることができました。
感染対策がかなり徹底されているように感じました。
■ ベルビス公園
旧市街の南東にある丘に作られた公園。頂上には修道院や有名なアルベルゲ(閉鎖中でした)があります。
ここから眺めるサンティアゴ・デ・コンポステーラの風景は美しかったです。
天気も良く、芝生で寝転がっている人もいました。
■ 最後に
やはりガリシア州は感染対策が厳しいようで、博物館の開館時間が変更されていたり、閉まっていたりしました。
ただ、サンティアゴ・デ・コンポステーラの旧市街にはたくさんの観光客がいましたし、大聖堂前では多くの巡礼者の姿も見られました。
1日で400人以上の巡礼者が訪れていたというニュースもあります。
しかし通常「聖年」は爆発的に巡礼者が増えるそうなので、それに比べるとまだまだ回復はこれから、という感じのようですね。
それでは今回はこの辺で。