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会社と個人事業主の関係について考える|一人サロン社長日記

美容師の個人事業主と会社の関係について、最近はよく考えます。自分もフリーの経験があるので、双方の気持ちがわかります。特に今は会社の見直しする段階に突入していて、例えば求人の関係で業務委託の仕組みを整備したり、社員にFC独立を勧めたりもしています。

双方がWIN-WINの関係になるにはどうしたら良いのか勉強中。


◆個人事業主のメリット

まず第一に「報酬(自分の給料)」です。
会社を立ち上げて社員を雇って実感したのはやはり税金の圧です。フリーランスであれば事業に関わった費用は経費として計上することができるため、節税にも役立ちます。先月、うちと契約が決まった美容師さんは正社員ではなく個人事業主を選択されました。

次に自由度が高いこと。基本的には正社員と比べて取り決めが少ない印象です。決められたルール以外は自由、そのルールが厳しいと「それ雇用関係じゃね?」とツッコミが入ります(業界的にはそれぞれの都合の為に?暗黙されている)。FC契約とはまた違った自由度があります。


◆会社としてのメリット

会社としてもメリットがあり、個人事業主を増やすという選択も今後は増えてくると感じました。
まず税金の負担が少ないので人件費が抑えられます。というかこれが一番で、あとは対等の立場で仕事ができるのでお互いを理解し寄り添うことができればWIN-WINの関係にもなれます。成果主義になるので仕事に対する意識が一気に高まります。


◆単純に流行っている

単純に「流行っている」ので個人事業主になるための情報が手に入りやすいです。美容師はフリーととして相性が良く、時代にもマッチしています。なので美容師のフリーランス化はまだ続くでしょう。また最近はFC独立も加速していて弊社でも整備を続けています。


◆インボイス制度

まだ先の話(2023年から徐々に導入される制度)ですが、これについてはしっかりと取り決めを行っていかなくてはいけません。特に業界的には業務委託契約は多いので再度話題になってくるでしょう。


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◆こんな事例もありました

・正社員と個人事業主両方とも契約:社会保険料を抑えるために、会社を二つ作りその両方に雇用させるやり方。リーガルチェックはしていませんがなるほどなと思いました。


◆信頼関係をどう築くか

会社と個人事業主の信頼関係が重要だと感じます。そのために会社としてはその方が十分に働けるように環境を整備すること。オーナー(個人事業主)は会社の期待を理解して自分の役割を全うすること。
事前にしっかりと話し合って、要望があればしっかりと話し合うこと。個人事業主は雇用関係が無い分「言葉で約束する(口約束)」が増えます。つまり信頼関係が重要だと思っています。


◆まとめ

個人事業主を選ぶ理由としては節税や人件費についてがポイントになってくるかなと感じています。情報が手に入りやすいので自分に合った働き方を見つけていきましょう。いづれにせよ双方がWIN-WINの関係になれることが重要だと常々感じています。

以上です!


ところで、小生、滑舌が悪く「個人事業主」と言えないのが辛い。

では!



プロフィール
株式会社LORONG
オーナー 
斉藤達也



一人サロン6店舗経営/静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています/仙台に5店舗目、四ツ谷にニューブランドDUAをオープン/ストレスなく一人で働きたい美容師さんを募集してます→ https://lorong.tokyo/recruit/

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Twitter:@lorong_tatsu





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