lore + needles 作品分類のご紹介
包 - tsutsumu
容 - katachi
曲 - mageru
綴 - tojiru
重 - kasaneru
編 - amu
縁 - en
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包 - tsutsumu
古くからモノを“包む”ことで特別な想いを込め贈物に、また大切なモノを持ち運ぶために“包む”が用いられてきました。想いを込める精神的な「用」、多種多様な用途で使用することができる機能的な「用」を参考に制作しています。
容 - katachi
陶器の平皿、手捻りのぐい呑、漆の汁茶碗など多種多様の器が存在します。それぞれの用途にあわせ、使い勝手の良い最適なカタチ、最適な素材で制作されています。長年培われた器の美と機能性に革の特徴を加え制作しています。
曲 - mageru
民藝品の「曲げ物」は、弾力性の高い木の薄板を曲げ、樹木の皮でとじた容器です。素材の特徴と、それを理解する知恵で曲げた容器は、強度があり湿度を保つことができます。革の特徴である張りや強度を活かし制作しています。
綴 - tojiru
「和綴じ」は、伝統的な製本様式です。強度に優れた機能面と糸が織りなす“美”を兼ね備えています。「和綴じ」は装飾的な要素もありますが、“綴”では強度に優れた「四つ目綴じ」を使用し、機能からうまれる“美”を表現します。
重 - kasaneru
重ね縫うことで強度を高める刺し子は、大切なものをより長く、愛着をもって使うことができます。代表的なボロ (BORO) は、修理を繰り替えすことで特有の個性がうまれます。“重”では、強度が必要な革小物を、重ね縫い合わせて制作しています。
編 - amu
身近な素材を使い編まれた籠や笊は生活に必要不可欠な道具です。また、紐や糸は編まれることで強度の強い素材になります。身近なところに“編”は多種多様に使われ、生活の中で最も近い存在かもしれません。そんな“編”の特徴を活かし制作しています。
縁 - en
革小物をつくるときに、どうしても端材がでてしまいます。いただいた大切な命なので、端材も無駄にせず制作しています。端材はそれぞれが意図しない興味深い形になります。その形と向き合い、最適な作品に仕上げています。
*展示販売、マーケットでの販売