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ELLA FITZGERALD AND JOE PASS

無料でごらんいただけます。スイングを感じてもらえたなら投げ銭ください(^-^)/

エラでーす。ジョーでーす。二人合わせてEasy Livingでーす。って入り方はしませんよね。おなじみエラ・フィッツジェラルドとジョー・パスのデュオの”Easy Living"というアルバムのジャケットを描いてみました。このデュオでは他に"Fitzgerald & Pass...Again"や”Speak Love"、”Take Love Easy"がありますがどれもこれも名盤です。この二人の間がいいんですよね。なんともいえないスイング感。ギターと歌しかないのにぐいぐいきます。特にジョー・パスの歌伴でベースラインを弾きながらコンピングをかますのはめっちゃ気持ちいいです。

実は小生、ジョー・パスの孫弟子なんです。私の師匠がアメリカに行ってたときに少しジョー・パスに教えてもらったらしくて、その師匠の弟子なので孫弟子と言っていますが実際は会ったことないです。でもジョー・パスはめっちゃ好きでリーダー作やそうでないものも合わせてほとんど買いました。しかも大学の卒論はジャズの即興演奏の理論と分析で彼の"Django"を使ったくらいです。もちろんめっちゃコピーしまくりました。ちゃんと彼の書いた教則本も読んで練習しました。代表作はギター1本で歌い上げた”Virtuoso"シリーズで神の域に達した名演ですが、レギュラーカルテットでの演奏やギターや他の楽器とのデュオもいいです。遅咲きのスーパースターでオーソドックスなバップのフレーズなのに何度聴いても新鮮で新たな発見があります。

そのギター仙人がジャズボーカルの巨匠エラ・フィッツジェラルドと二人でやっているんですよ。これが聴かずにいられようか!もちろんサラ・ヴォーンやカーメン・マクレエともやってます。サラ・ヴォーンとやった枯葉はスキャットとギターソロの真剣勝負です。でも、エラとはリラックスした演奏でまるで長年寄り添った夫婦みたいです。

この絵もふでdeまんねんで描いたものですが、エラの服のニットの編み目は水筆でなぞって水墨画風にしましたが、背景の黒い部分は荒いタッチで木版画風にしてみました。オリジナルのジャケットと見比べてみてください。

この文章書くために久しぶりに聴いたらめっちゃいいわ。感動した!!(小泉元首相風に)

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