僕が好きな春をめぐる三枚のアルバム(エレクトロニカ編)
Mercy Street Reminiscent Drive 1997

フランスの才人J・アランスキーのプロジェクト
Reminiscent Driveファーストアルバム「Mercy Street (1997年)」
桜満開のジャケットに反応しないではいられず、
聴いたのは今から20年以上も前の話。
内容はエレクトロニカ、チルアウト系だけど
どこかスピリチュアル的。
フランスのテクノ/ハウス系レーベルF Communicationsからのリリース。
The Bird and the Bee The Bird and the bee 2007

リトル・フィートのローウェル・ジョージの娘イナラ・ジョージが
ジャズミュージシャンで、今や著名なプロデューサー、グレッグ・カースティンとやっているユニット「The Bird and the bee」のファーストアルバム。
お父さんのテイストに反して?のエレクトロニカ風情。とはいえ、音楽センスは掛け値なしに素晴らしく、和みつつも、先鋭的なエレクトロニカポップを聴かせてくれます。
SAKURA SUSUMU YOKOTA 2001

一言で語るにはあまりにもジャイアントステップを築いて、すでに夭逝してしまった才人ヨコタススムのアルバム「SAKURA」。
その深淵で、多様性に富んだ世界にどっぷりハマって、気怠い春の日々を過ごすのも悪くない。
知的で、感覚的ではあるけれど、身体に響くアンビエント、これまたエレクトニカの隠れ名盤。
日本より、海外で評価が高いミュージシャンズミュージシャン、ここからSYの豊穣な世界観に入って欲しい。