エリ女これ買いたいです‼️
展開予想
②
①⑤⑨⑩
⑧⑬⑰
④⑦⑪⑱
③⑥⑯
⑫⑭⑮
以下、展開予想私見。
ハナは内から②ローザノワール。この馬はゲートの出自体は速くないが二の足で位置を取りに行く形がメイン。外枠からだとややロスを生みながらかつ脚を使いながら位置を取りに行くので内枠を引けた今回は嬉しい。さっと前に出て自分でペースメイクしていくはず。
番手争いにテンの早い
①クリノプレミアム
⑤マジカルラグーン
⑨ウインキートス
⑩スタニングローズ
⑧アンドヴァラナウト
⑬ウインマリリン
⑰ウインマイティー
あたりがポジションの取り合い。
番手争いの中で内ラチを目掛けて進路取りするのは
⑨ウインキートス
⑬ウインマリリン
⑰ウインマイティー
あたり。ここら辺はロスなく立ち回りたい。
位置取り争いの関係から⑬ウインマリリンはある程度位置をとりながらラチ沿いを狙うにはなかなか壁が高い状態。位置を優先するかラチを優先するかどちらかになりそう。⑰ウインマイティーはある程度前目のラチ沿いを取りたい。ここもウインマリリンとの競合なので枠を加味してもハードルは高い。
⑤マジカルラグーン
はスタミナ質の持続力を活かしたいので位置を下げすぎたくはない。ゲートが上手いので最初の下り坂で流れに乗れれば良さそうだが、問題はなさそう。いい位置からロスなく運べる可能性は高い。
中団以降は出たなり。その中でも
⑫ルビーカサブランカ
⑭アカイイト
⑮ライラック
はゲート難プラス控える形を取るので、ほぼ確実に最後方集団からの競馬。
ラップ想定
今回のキモは②ローザノワール。この馬がどの枠に入るかで前半のペースが決まると思っていた。
最内枠ということで、この馬らしく二の足でサッと位置を取りそのまま持続の流れを作る可能性が高い。
ここで、2021年以降の逃げ馬不在or単走の3勝クラス以上阪神2200m(良馬場)のラップをもとに今回の想定ラップを考えていく。
※以下netkeiba.comより引用
2021/2/14 京都記念(G2)
前半3F : 34.9
前半5F : 59.3
2021/6/27 宝塚記念(G1)
前半3F : 35.1
前半5F : 1:00.0
2021/12/12 オリオンS(3勝)
前半3F : 35.5
前半5F : 1:00.0
2022/2/26 すみれS(L)
前半3F : 35.9
前半5F : 1:01.8
・阪神2200mのコース形態について
スタートしてから300mのゆったりとして下り坂→100mの急坂を迎えてフラットコースに突入。1,2角をフラットで通過しながら向正面残り1200mから微量な下り坂に突入し、3角残り800mからは約2m下る坂が600m(残り200m地点まで)続く。最後にもう一度2mの急坂を100mかけて登りフィニッシュ。
以上から、前半2Fでしっかりとスピードを付けていけるコースとなり約550m続く正面スタンド前では加速して生まれたスピードのまま駆け抜ける。1,2角でややスピードを落として息を入れながら、後半のロンスパ持続力戦に備えていく形。
後半ゴールまでのラップに関して、一般的に僕が持続ラップとして判定している12.2以下のラップで連発しているのは
2021京都記念 : 7F
2021 宝塚記念 : 4F
2021 オリオンS : 7F
2022 すみれS : 5F
と4〜7Fにかけて最後のスパートがかけられることがわかる。
この最後のスパートに関して鍵を握るのが②ローザノワールのレース運び。
軽くこの馬について述べておくと、好走できる条件は
❶テンから楽にハナを切れる形
❷持続ラップで残り400mまで手が動かない形
❸直線の短いコース
の大きく3つだと思っている。
❶はメンバー構成・枠順からクリア。
❷は自分のペースでレースを展開できるのでクリア。
❸は阪神内回りでクリア。
ということで材料としては揃っている。つまりこの馬にとって一番好走確率が高いラップ形態で運ぶことが最重要だと考えている。ローザノワール鞍上の田中勝春Jの過去のレース後コメントからは、3着に好走した2022/7/31クイーンSで『ペースを遅くしすぎてしまった。もう少し早く上げていければ良かった...』と述べており、この時のラップが
12.7-12.2-12.4-12.1-11.8-11.4-11.6-11.6-12.0
後半だけ見たらそこまで遅いようには見えないが、前半5Fは1:01.2のスローペース。後半6Fにかけて加速持続ラップを踏むも最後に差されてしまった。このレースに関して、残り400mからの追い出しができた時点で、それまでの速いペースでの追走はほとんど問題なく走れていることがわかる。故に長い距離を11.8-12.2のラップで刻むことはこの馬にとって厳しい流れではない可能性がある。
長くなったが、以上のデータを踏まえて今回のラップを考察すると
とする。前半のそれなりに速い流れは過去のデータの平均値に近い形で想定すると
のようなラップを刻むと予想。
↑は良馬場想定でのラップになるので、ここに来て雨が重なるとコンマ何秒か全体として遅くなるとは思うが、この馬がやるべき流れとしては変わらないと思っている。
最終見解
想定されるラップを元に、買いたい馬たちをピックアップしていきたい。が、まずは今回上位人気想定の馬たち及び気になる穴馬のレース適性を自分なりに軽くまとめておく。細かい説明は全頭診断記事を見ていただけるととても嬉しい。
❶人気想定 デアリングタクト
雨が降れば時計がかかってこの馬らしいパワースタミナ質のレースになるので台頭できそう。持続ラップ×雨馬場で宝塚記念のようなレース質になるのが現状ベスト。問題なのは枠。ゲートが早くないので内枠を引いてしまったことはなかなか厳しい可能性がある。上手く外に持ち出せるか。
❷人気想定 スタニングローズ
秋華賞からのお釣りがあるかどうかだが、状態は維持してそう。息を入れながらのレースもたくさんあったが、はっきりと息の入らない持続ラップでの好走が多い。雨が降った時にどこまでやれるかだが、良馬場なら位置取り含めて展開は向きそう。
❸人気想定 ナミュール
右回り小回りコースではコーナリング時の操作性がそこまで高くない。現に秋華賞では4角で膨れてしまうロスが発生した。古馬相手に同じ競馬で勝ち負けできるかはわからないことに加え、ロンスパ戦はベストとは言いづらい。
❹人気想定 ジェラルディーナ
持続ラップで構成されるスタミナ質の持久力戦は合いそう。長く脚を使いたいので3,4角から動き出していけるこの枠並びは個人的に◎。雨に関してだが、馬場の悪いところを通らなければそこまで問題はない印象。無理に内目に入れる必要もないので、終始芝状態としては綺麗目な部分を通ってほしい。
❺人気想定 ウインマリリン
やや外目の枠なので、途中で内目に入れてロスなく脚を溜めたいところ。ただこの馬としては良馬場希望。パワーが求められる馬場になるとなかなか厳しいので、どこを走ってもプラスの方向に傾くイメージは湧かなかった。
穴馬想定 アンドヴァラナウト
過去のレース質からも持続ラップは高いレベルでこなせるタイプと認識。使える脚は長くないが、その分追走スピードが素晴らしいので終始速い流れで他馬に追走苦労させる展開が向く。ただ雨が降るとスピード質の追走というよりはパワースタミナ面での追走力が求められそうで厳しいかもしれない。枠並び的にも前目を取ると内に閉じ込められそうなので馬場込みで不利受けそうなイメージ。
穴馬想定 マジカルラグーン
ゲートが早いので位置取りは問題なさそう。あとは日本の馬場・ペースに対応できるかだが、ペースに関しては問題なさそう。必然的にタフなスタミナ質レースになるはずなので、その場合はこの馬の良さが最大限発揮できる。馬場に関してだが、雨の降った含水率の高い馬場は個人的にマイナスだと思っている。根拠は理想の流れで競馬できた2021/10/8 フィリーズMでこの馬らしいスピード持続力が見られなかったため。走りやすい馬場の方が良さそうな印象。
穴馬想定 ウインマイティー
外目の枠なので外2頭目を回しながらのレースになりそう。揉まれ弱い部分はあるので、内で揉まれまくるよりは良い枠だが、あとは脚がたまるかどうか。ただ2021/8/1 クイーンSの走りを見ると、パワー質の求められる馬場はベストではなさそう。そうはいっても前走厳しい流れで3着にきたので地力は評価したい。
穴馬想定 ルビーカサブランカ
今まで全てにおいて展開・馬場がこの馬に向かないレースとなり敗戦。開催がある程度進んだ馬場&内外フラットもしくは外有利のTBができあがれば牝馬相手なら余裕で台頭できる。スタートが早くないので枠はどこでも良かったが、その中でも外目の枠を引いてくれたので思い切って最後方みたいな競馬はしなくて済むとは思っている。雨が降ったタフな持続ラップも問題なし。
穴馬想定 ウインキートス
枠は微妙だが、ゲートをしっかり出ることができれば良い位置でラチ沿いをキープすることはできそう。ゴルシ産駒らしく高いスタミナは持っているので、持続ラップでも上位と遜色ない走りはできるはず。ロスなく運んで脚を溜めながら、最後は良い脚を長く使いたい。馬場はどの条件でもおそらく大丈夫だろう。