物件探し②
【物件探し2週目】
私の住んでいる沿線に良い物件は無い………、どこにすべきか…、値段、通勤、転職…色々考え、気になった物件に3、4件乗せていた会社に空き状況確認のネット申し込みをした。
空いている物件が多い中、弊社へお越しください、といった内容でもう空いてないのだろうなと思うような返信も来た。
悩んだ挙句、やはり自分が好きな地域に住むのが一番なのか…?という気持ちと、ここの沿線に住んでみたい…!という気持ちの二つがあった。
気になっているの沿線の不動産屋に問い合わせよう、と思った。おとり物件に落胆させられたので、事前に他社で空きを確認したうえで一週間前に相談した不動産屋さんの系列で、気になった物件があった近くの店舗に電話して当日予約し来店した。
そこでは、店長さんが対応してくれた。
学んだことは、Wi-Fiが無料だとその分生活費を抑えられること(そんなに魅力だとは思わないが)、更新するか否かは一か月前に手続きすること、なのでそろそろ今の時期に決めないと更新するかどうかも分からなくなること。
この店舗は、なんとなく声が大きくてずずっとした感じでに苦手に感じてしまった。また、店長さんは私の嫌いな言葉「要は」を多用する人だった。もうその時点で無意識から契約しないかもと思っていたのかもしれない。
恐らく休憩から戻ってきた人に担当が変わった。その人は、接客するにはちょっと不愛想な感じで、てきぱきというよりかは何も希望が分からず進めている感じだった。
一緒にレインズやアットビービー?というようなサイトをみて、私がこれどうですか、ちょっと気になります、出してみてくださいという形だった。この人は何もわかっていないので、フォローしなければ、という気持ちだった。その中でなんだかんだ他社で問い合わせた物件に内見しに行くことにした。担当さんが男性で不愛想めだったので少し怖かったけど、内見に一緒に行っているときに「こう見えて寒がりなんですよ」と笑顔で話してくれて、ほっこりした。ああ、なんだ仕事はできるかわからないけど人間の心がある人なんだ、と思って最初よりは安心しながら内見に行くことが出来た。
その人からは、ウォシュレットなら2万前後で買える、ということを学んだ。
気になっていた物件に歩きで行く途中は結構怖いなと思う道だった。昼間で怖いと思うのだから、夜はもっと怖いに違いないと思った。私の勘は少なからず当たる、そう思った。
今回の物件探しで初めての内見。
申し分ないと思ったけれど、「駅までの道が怖い」「西向き」「部屋にキッチンがある」「隣人が怖そう」「最後の方で上る坂がちょっと辛い」「あまり住みやすそうと思えない」と感じてしまった。
不安は音と隣人だった。音と隣人の人がすごく気になるんですとの話の流れで、担当さんには「大丈夫」と根拠なく主張してもらった。それはまるで大江戸線沿いのよくある木造のアパートに行ったときにチャラ目の不動産屋さんが「音は全く問題ないです!」と主張しているのと似ていた。(でも結局西部新宿の木造アパートに住んでみるとかなり音が筒抜けでストレスですぐに退去した。)
内見に行った後、店舗にてお礼を行って解散した。
申し訳ないなあと思った。
次へ続く。