ゴルフ=マキロイ、飛距離制限策を批判「時間とお金の無駄」

[4日 ロイター] - 男子ゴルフでメジャー4勝のロリー・マキロイ(英国)は、ゴルフのルールを統括するR&Aと米国ゴルフ協会(USGA)が飛距離を制限するための新ルールを作ろうとしていることについて、「時間とお金の無駄」と批判した。

R&AとUSGAは昨年2月、飛距離の増加が、ゲームの「挑戦」という要素を著しく減じる影響を及ぼしたり、コースを廃れさせるリスクがあるなどとした報告書を発表。同協会らは先ごろに、パターを除き、クラブの長さの上限を現在の48インチから46インチに引き下げること、ローカルルールの1つとして、ボールやクラブを指定することなどを検討していると公表した。

マキロイは、「彼らが行おうとしているのは、ゴルフコミュニティーの0.1%の人々にしか当てはまらない変更。99(.9)%の人々は楽しむためにゴルフをしている。どのボールやクラブを使うか指定される必要はない」とし、「この報告は時間とお金の莫大な浪費だと思う。このために費やしたお金は、競技人口を増やすために使われた方がはるかに良い使い道だった」と述べた。


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