【JRA】無観客競馬で中山・阪神・中京開催がスタート 四位Jは現役ラストデー/本日の注目ポイント
2/29(土)は中山・阪神・中京の3場開催。28日正午の馬場発表は中山と中京が芝・ダート共に良、阪神が芝良・ダート稍重。29日の天気は中山が曇り、阪神と中京が曇りのち雨の予報となっている。
■当面の間は無観客競馬
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、当面の間、JRA・地方共に無観客で競馬が開催される。ウインズ、パークウインズ、J-PLACEも発売・払戻を取りやめ、電話・インターネット投票のみとなる。
■中山・阪神・中京開催がスタート
本日から2回中山、1回阪神、1回中京開催が始まる。例年中京は1月に開幕しこの時期は第2回となるが、今年は京都競馬場改修工事に伴う開催日程変更のため、本日が2020年最初の開催。最終日の高松宮記念まで、8日間の日程で行われる。
■四位Jは現役最終日
四位洋文騎手は本日をもって、約30年続いた騎手生活に幕を下ろす。阪神で6鞍の騎乗予定で、最終レースではヴィントとコンビを組む。なお、無観客ではあるが、予定されていた通り最終レース後に引退式が行われる。
■サウジアラビア国際競走にクリソベリルらが参戦
日本時間深夜の2時40分に、1着賞金が世界最高の1000万米ドル(約11億円)というサウジC(ダ1800m)がサウジアラビアで行われ、日本からクリソベリルとゴールドドリームが参戦する。また他にも、ディアドラがモハメドユスフナギモーターズC(芝2100m)に、フルフラットがサンバサウジダービーC(ダ1600m)に、マテラスカイがサウジアC(ダ1200m)にそれぞれ出走する。日本での馬券発売は行われない。
■森泰斗Jが中山参戦
船橋の森泰斗騎手が中山で10鞍の騎乗。9R・デイジー賞で地元のマッドシティとコンビを組むほか、メインのサンシャインSではステイパーシストに騎乗する。
■阪神メインでクリンチャーがダート初挑戦
阪神11Rはダート2000mのハンデ戦・仁川S(L)。一昨年の天皇賞(春)・3着などの実績があるクリンチャーが初めてダートに出走する。他にも、佐賀記念3着のノーヴァレンダ、昇級初戦のベテルギウスSで3着のデザートスネークなどが参戦。
■阪神10R・マーガレットSにシャイニーズランなど
阪神10Rは芝1200mのマーガレットS。3歳のリステッド競走で、シュウジの全弟シャイニーズラン、1200mで連勝中のシオミチクレバ、距離を短縮して巻き返しを狙うエグレムニなどが出走。
■中山6Rの新馬戦はセーチェーニに注目
中山6Rは芝2000mの新馬戦。米GIII勝ち馬のピュアゴシップを母に持つディープインパクト産駒牝馬セーチェーニに注目したい。順調に乗り込まれており、初戦から力を出せる仕上がり。田辺裕信騎手を背にデビュー勝ちなるか。
■中京メインは中京スポニチ賞
中京11Rは芝2000mの2勝クラス・中京スポニチ賞。前走2着のサンレイポケット、ヒルノダカール、好走を続けるコーカスなどが勝ち上がりを狙う。
■古川吉洋騎手らが区切りの勝利まであとわずか
古川吉洋騎手はJRA通算500勝まであと1勝で、本日は阪神で5鞍に騎乗。丸田恭介騎手はJRA通算400勝まであと2勝で、本日は中京で5鞍に騎乗する。