はじめてのぐりーんしゃ
この前、人生で初めて新幹線のグリーン車というものに乗った。
グリーン車に乗るタイミングなんてあるんだろうかと思いながら生きていたが、あった。
その瞬間は他愛もない理由で訪れた。
その日のその時間のその新幹線に乗りたかったのだが、普通席が空いていなかったのだ。
グリーン車の話をしているラジオを最近聞いたのもあり、ちょうど少し興味が出ていた頃だったので、躊躇いはあまりなく予約した。
https://www.youtube.com/watch?v=gbewNsk0WBM
さて、少しワクワクしながら、その特等席に乗り込む日がきた。
まず知らなかったのだが、入り口のドア、1個しかないのね。
心なしかその扉もでかい気がした。気がしただけかもしれない。
グリーン車の車両内、座席がある空間への扉、手をかざして開けるようになっていた。
他の車両もこうなんだっけ…?なんか普通に開く気がする。
多分一般の席の人たちはこの車両を通り抜けることは法律で固く禁じられているため、それを暗に示しているのかもしれない。
席でけえ。広い。
足元が広いのがありがたい。
新幹線に乗るときなんて大抵何かしら荷物を抱えているので、荷物が置けるこの足元の広さはありがたい。
頭上にもちろん置くスペースはあるが、なんか上に置くのやなんだよな~なんか。
そして、真っ先に目に入ったのは、読書灯なるもの。
これいる??
読書灯いる???
十分明るい気がするんだけど。
わかんない、普段本読まないから適切な光量はよくわからんが、普通に車両の中明るいと思うんだけど、必要なのかな読書灯。
深夜バスにあるのは分かる。暗くなるからね。
現代人にとって一番ありがたいのは、席の間にある電源タップだろうな。
これさえあればなんとかなるまである。
テーブルはいつもの席からヒョイって下ろすやつと、肘掛けのところから出すやつがある。後者はちいちゃいけど。
あとは降りるとき。
降車すると目の前は改札出口へ向かうエスカレーターだった。
なるほど、こういう特権もあるのね。すごい。
いやーしかし、乗ってみてわかったが、
どうだろう、プラス4000円か5000円か払う価値があったかと聞かれると、正直微妙だ。
あったかもしれないし、なかったかもしれない。
まあそれはそうだ、目的地につく時間が早まるわけでもないし、ドリンクバーがあったりするわけでもない、ただ席がちょっとグレード高いくらいだから、違いが分かりづらい。
でも、普通の席に比べてストレスが少なかったのは確かだ。それは断言できる。
疲れすぎてるときとか、特別な旅行のときとかは良いかも、と思ったが、うーん、プラス5000円…そもそも新幹線代安くないからな~少しでも安いほうがやっぱりいいかも…
庶民には早かったです。