スター・ウォーズ 無法者たち プレイ10時間経過感想
※2024/11/27 現在の感想です
※Patch 1.4.0 適用済
はじめに
スコードロンの時にも思ったのですが、このゲームを個人でレビューしている人少なくないか…?と思い、購入を迷っている方に向けて感想を箇条書きでつらつらと書きためておきます。
筆者の基本情報は以下の通り。
スター・ウォーズ好き
CWの中盤シーズンと反乱者たち以外は全て視聴済
最近のゲームだとリメイク?された方のSWBF2はやっていない Jediシリーズは神だったね
Eclipseまだぁ?
Wookieepediaでたまに情報調べて、ほーんってなるくらいのファン
Ubiのゲームも大変お世話になっている
アサクリ、Watch Dogs、The Crew、スプリンターセルなどなどやりました、Far Cryやってみたいなぁ
客観的に見て良いところ
スター・ウォーズ本編ではあまり出てこないアンダーグラウンドな世界をじっくり見れる
逆に言えば、ジェダイ、ライトセーバーといった分かりやすい花形が(今のところ)でてこないので、コアなファン向けゲームとも言える
ドラマ キャシアン・アンドー的なゲーム(良い意味で)
1人の市民として生き抜くためにどうするか的な話なので、親近感は湧きやすいかも
デス・スターぶっ壊して帝国ぶっ潰すぜ!ヒャッハー的なヤバい反乱同盟軍的思想には染まっていない一般人
いろんなところでいろんな会話をしてる、普通に聞いてるのも楽しい
Ubiお得意のやつ
プレイ中のキー操作は割と親切に表示されるので迷いづらい
スピーダーぶっ飛ばしてる時が気持ちいい
アサクリやったことがある人ならすんなり入れるステルスアクション
客観的に見て改善の余地がありそうなところ
ステルスアクションは強いられる場面があり、ストレスを感じる人は一定数いそう
派閥のメンバーに侵入が見つかると派閥の評判が下がる(派閥所属の商人が使えなくなるなどデメリットがある)ため、出来るだけ見つかりたくない→ステルスをせざるを得ない、の流れはどうしてもある
救済クエストはあり、クエストをこなせば評判を上げることはできる
(もっとド派手な無法者になれないもんかね…)
主人公はスーパーヒーローではないため、打たれ弱い、慎重なプレイが求められる
クエスト中は基本一本道
最終的な会話の分岐はあれど、アクションの分岐はあまりない
特に序盤は一度に複数を相手にするとかなり不利なのでステルスをせざるを得ない場面が多い
アクションが不自然な動きに見えるところが多々ある
慣性をあまり感じさせない動き
用意されたアクションアニメーションの初期位置にヒュンって移動する感じが見えちゃう(プレイアブルなときとそうでないときの繋ぎ目が荒い)
すげー登れそうなのに登れない場所が結構ある
この壁登れるならこのちょっとした岩くらい登れるだろ!というもどかしさがある
日本語字幕のフォントがきもい
UIとかはあまり気にならないが、字幕周りが気になる
たまに翻訳が変
日本語の慣用句などもでてくるし概ね良いのだが、たまに「?」となるときがある
通信中に相手が応答しなくなったときのセリフ「いるの?」は、たぶん英語だと「Are you there?」、「聞いてる?」「聞こえる?」くらいがしっくりくる
横一文字のレンズフレア
設定で切れるかもしれないが、普通にまぶしい
スター・ウォーズファンは多分忌避する対象だと思うからやめとけマジで
個人的に好きなところ
音楽のメリハリがある
基本的にオーケストラ
うっすらなってる時、ステルスキルを成功した時、宇宙に飛び出す時、いろんなところに音楽が挿し込まれている
バリバリシンセの曲もあったけどこれは好き嫌い分かれそう
カントバイトからスタート
どれだけ忌々しい続三部作だったとしても、映画登場の惑星がでてくるのはなんだかんだ嬉しい
相棒が実質フォース
鷹の目やんこれ
鍵開けが音ゲーになっていて新鮮
Wordleを彷彿とさせるミニゲームもある
経験値システムはない
派閥の信用度システムがその代わりを果たしているかも
スキルはある特定条件を満たせば解放される方式
「信用はクレジットより得難いもの」
いろんな武器を持ち運ぶのではなく、ブラスター一丁で戦う
そこらへんに落ちている武器を一時的に使うことはできるが、常に持ち運ぶことはできない
賛否ありそうだが、ハン・ソロとかディン・ジャリンが持っているようなブラスターが好きなので良かった
戦闘中にあれやこれや武器を切り替える煩わしさは無い
個人的にあまり好きじゃなかったところ
主人公の相棒機がカッコよくない
Force Unleashedのローグシャドウみたいな輸送船が良かったなぁ…
アサクリ風味のステルスアクションがなんかもっさりしている
パルクール、ステルスアクションがだいぶアサクリ味があるが、なんか爽快感がない
草むらに隠れて口笛で敵を呼んで暗殺
近接攻撃は一撃必殺(今後できない敵も現れるのかな?)だけど、ヘルメット被った敵を拳一発でダウンさせてて、マジ?ってなる
スタイリッシュさがあまりない
アウトローだけど殺戮者ではないので、街で銃を抜けない
軽率に銃を取り出してストームトルーパーに追われるくらいの無法者になりたかった
「無法者たち」と言いつつ主人公は結構常識人だったりする
No man's skyのような自分で操作する発着シークエンスはない
せっかくオープンワールドだからちょっと自分で操縦してみたかった
宇宙戦は可もなく不可もなく
やっぱスコードロンって面白かったよな
出くわした問題
自キャラも相手キャラもスーッと地面をホバー移動するバグがよくある
HDDだとクエスト進行不可になったため、SSDインストールは恐らく必須
クエスト進行に必要なキャラが表示されなくなり、進めなくなった
序盤で気づけてよかった
プレイするか否かフローチャート
if あなたがスター・ウォーズ好き
if あなたがアサシンクリードが好き
無法者たちをプレイしよう
else if あなたがアサシンクリードが嫌い
きっとあなたに合わない ごめんね
if 一般市民としてスター・ウォーズ世界を旅してみたい
普通に犯罪は犯すので一般市民ではないが、雰囲気を楽しめる素質はありそうなのでやってみる価値はある
if とりあえずストームトルーパーをボッコボコにしたい
Let's play Jediシリーズ
if スター・ウォーズの世界観が好きなので浸りたい
無法者たちで感じられるかも やってみる価値はある
if 宇宙船でドッグファイトを楽しみたい
多分それメインに据えてると後悔する やめといたほうが良い
if ブラスターでバカスカ撃ち合いたい
敵に囲まれたらすぐ死ぬという緊迫感ある戦闘はできる
ただブラスター撃ちたいだけならBFの方が良い
if ジャバ・ザ・ハットに仕えたい
派閥に対する自分の立場は割と自由に決められる
ある特定の派閥に信仰心を持っている人はぜひ
else
1000円切ってから買っても遅くない
まとめ
無法者たちは、面白いところと不満が半々ずつくらいある普通ゲーでした。
EclipseとJediシリーズ最終作に期待を寄せることとします。