フジロック2024グリーンステージのヘッドライナーを務めたアーティストのXにおけるメンション数の推移
7月に開催されたFUJI ROCK FESTIVAL '24(フジロック2024)のメインステージであるグリーンステージで7月26日(金)、7月27日(土)、7月28日(日)のヘッドライナーを務めた3組、THE KILLERS(ザ・キラーズ)、KRAFTWERK(クラフトワーク)、NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS(ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ)のXのメンション数について調べてみました。
なお、本稿で取り扱うクチコミ及び収集手段は以下の通りです。
対象メディア:X
データ収集ツール:brandwatch
リサーチクエリ:("#フジロック" OR "フジロック" OR "#FUJIROCK" OR "#FUJIROCK2024") AND ("#killers" OR "#thekillers" OR "killers" OR "#キラーズ" OR "キラーズ") AND ("#kraftwerk" OR "kraftwerk" OR "#クラフトワーク" OR "クラフトワーク") AND ("#noel" OR "noel" OR "#noelgallagher" OR "#ノエルギャラガー" OR "ノエル" ) NOT ("#フジロックチケット" OR "#プレゼント")
まず、3組に言及のあった3日間の総数を見てみましょう。
メンション数は多い順にKRAFTWERKの26,259件、次いでTHE KILLERSの11,541件、最後がNOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDSの9,456件でした。
KRAFTWERKのメンション数が伸びた要因として、ライブがあった翌日からパフォーマンス内容の一部がXにおいて賛否両論呼び話題になったことが挙げられますが、本稿の趣旨からそれるためその詳細は省かせていただきます。
では次に各アーティストのライブ中のメンション数を見ていきましょう。
1日目 THE KILLERS (ザ・キラーズ)
まずはじめに1日目のヘッドライナーのTHE KILLERSです。
ライブ中のメンション数は4,073件でした。
途中22時15分~22時25分にかけて一番メンション数が多くなっており、これはライブ中に最前列にいたお客さんをステージに上げドラムを叩かせるパフォーマンスが注目を集めたためです。
また23時5分からメンション数が伸びているのは彼らの代表曲である「Mr. Brightside」の演奏が始まったことが要因です。
2日目 KRAFTWERK (クラフトワーク)
続いて2日目のヘッドライナーを務めたKRAFTWERKです。
ライブ中のメンション数は3,052件でした。
21時55分頃からメンション数が増加しているのは、昨年他界した坂本龍一さんを追悼し「戦場のメリークリスマス」をカバーしたことについて言及する投稿が多くなったためでした。
3日目 Noel Gallagher's High Flying Birds (ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ)
最後に3日目のヘッドライナーを務めたNoel Gallagher's High Flying Birdsです。
ライブ中のメンション数4,379件でした。
最近再結成を発表したOASIS時代の代表曲「Don't Look Back in Anger」の演奏時間である22時45分頃からメンション数が多くなっています。
おわりに
ライブ中のメンション数は多い順にNoel Gallagher's High Flying Birds、THE KILLERS、KRAFTWERKの順となっております。
3日間の総数ではKRAFTWERKが1番多かったのに対し、ライブ中のメンション数はNoel Gallagher's High Flying Birdsが1番でした。
ライブ中のメンション数がKRAFTWERKより多かった要因の1つとして、Noel Gallagher's High Flying BirdsとTHE KILLERSはアマゾンプライムで無料生配信され、中継を見ながら投稿するユーザーが多数いたことが挙げられます。
またTHE KILLERSはライブパフォーマンス中にステージに立ちメンバーと一緒にドラムを演奏したお客さんは何者なのかという話題がライブ終了後も続いたため、3日間の総数ではNoel Gallagher's High Flying Birdsより多くなったと考えられます。
なお余談ですが、そのお客さんはTHE KILLERSファンの東京都在住の24歳の男性で音楽活動をしている方でした。
こちらの記事にその詳細が記載してあるのでもし興味のある方はご覧になってみてください。
以上、フジロック2024におけるメインステージのトリを務めたアーティストに関するメンション数の推移についてお届けしました。
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