イベントクエストカフェ
とある高校生たちの下校中カフェの前を通ったときの会話
A「カフェで仕事するのってなんかステータスってかんじするよね。なんかtheできる人みたいなさ」
B「ステータスではない...あれはスターダスト」
A「・・・意味わかんないけどなんかかっこいいな!」
B「まあ、ようするに星屑という宇宙のごみなわけで...」
A「え?」
B「あれは、見た目だけかっこつけてる無能じゃん」
A「ちょ、ちょっと?」
B「静かな喫茶店などならまだしも、コーヒー一杯で長く居座られるって店側からしても邪魔でしかない」
A「い、いやカフェってゆっくりするところだし」
B「カフェのカウンターがこのカフェでMac開く私かっこいいでしょとか、自己管理できてる俺すごいとかの意識高い系のショーウィンドウみたいだな」
A「んんんんん黙れぇええええええええ!!!」
B「まあ冗談はさておき、あれ半分以上大学生とかだろ」
A「え?」
B「だって今平日の15時だぞ」
A「あ...」
本編
これは去年の秋ごろの出来事...
スターバックスに入れない。あのオシャレ空間が正直苦手である。ガラスの向こう側でコーヒー片手にうっすいノートパソコンを開いているキラキラしてる人たちを見て、自分が入っていいものなのだろうかと気が引ける。
コーヒーはよく飲むし、甘いものも好きなので季節が変わるたびに店頭の黒板で宣伝されているフラペチーノとやらを飲んでみたいなぁとは思いつつも入れなかった。
ドトールは入れる。しゅき。
しかぁし、ここはカナダ。怖いものなどなぁし!!
なんたって自由の国...の隣だし!もう英語もだいぶはなせるようになったし!
ここで苦手を克服じゃぁい
オシャレなカフェがなんぼのもんじゃい
謎のテンションでスタバ入店
カウンターはあっちか。
よし、なに頼もうかなぁ
・・・やっべぇメニューよく見えねぇ
レジカウンターにメニューがない。必然として店員さんの後ろにあるメニューを見るしかない。眼鏡の度が入ってないのでピントがあわない。
目を凝らして見てみる。
...見えたところでよく分からない。
そもそもカフェに行くことがないので定番も分からない。
なんで私入ろうとか思ったんだろう...
と、とりあえずコーヒーはあるはず。ブラックコーヒー頼んでさっさと出よう。
...どれがコーヒーでしょうか?
Coffeeという表記が見えないのですが...
たぶんコーヒーの中でも種類がたくさんあるからコーヒーて表記されてないんだねっ!
...どれを選べばいいかまるで分からん
心の中で泣きそうになりながら店員さんにコーヒーのお勧めを聞き、それを頼んだ。
もう帰りたいよぉぉぉ...
「サイズは?」
あぁミディアムで...
...ミディアム? ミディアム君? どこにいるの?
え? グランデ?
...もう帰るぅううううう!!
ミルクと砂糖を断り、カフェを後にする。
よし、もう友達としか来ない! 一人は、無理!
その後も何度かカフェにチャレンジしたが、度々トラウマを植え付けられた。
あの、今日ならいける気がする!みたいなのなんだろうね...
そして、去年のクリスマスイブ、家から学校にコーヒーを持って行けるようにタンブラーを買った。
...別に毎回気合いれないとカフェに入れないとかじゃないからっ
カフェ怖いとかじゃないから!
...コスパ...だからっ...!!
ところでカフェで意外とつまづくのが、
「ミルクと砂糖どうする?」みたいな質問。
実はこれ色々聞き方があるんです。
Do you need a room for milk?
とか
How do you have/take your coffee?
とか
ネイティブの方は喋るの早いし、母国語が違うと訛りも違うのでそもそも聞き取れないこともしばしば。
...めんどいね!
結論
家で入れるインスタントコーヒーはおいしいなぁあぁああああああ!!!!