TWSNMPを使用したSNMPサーバーの立て方
こんにちは、株式会社ラワンセの坂本です。
今回は検証の際に使用したSNMPサーバーのフリーツールを紹介しようと思います。
機器の設定はできているけど本当にSNMPトラップが送信されるのか気になる!そもそもSNMPってどんな表示なの?など気になるときにサクッと検証できる環境があるといいですよね。
フリーツールの紹介
今回SNMPサーバーとして使用したフリーツールは「TWSNMP」になります。
TWSNMP FC v1.15.0という最新のものがあるのですが、個人的には旧バージョンの方が使いやすかったなと思ったので今回は旧バージョンの使い方を紹介します。
TWSNMPの使い方
1.TWSNMPをダウンロードする
TWSNMPのホームページから、旧バージョンの「TWSNMP v4.11.7」をダウンロードします。
ダウンロードが完了したらソフトを開きます。
※私はWindowsの検索画面で「管理MAP」と検索したら、アイコンが表示されました。
2.新規MAPを作成する
起動させたら、メニュー画面から「ファイル」-「新規作成」を選択します。
「新規作成」を選択すると、以下のように真っ白なMAPが表示されます。
3.ノードを登録する
MAPの作成が完了したら次は、ノード(SNMPクライアント)の登録を行います。
メニューから「管理ツール」-「自動発見」を選択します。
自動発見のポップアップが表示されるので、以下の項目を設定後「開始」を選択します。
・アドレス範囲指定
開始アドレスと終了アドレスからノードのIPアドレスを指定します。
複数ある場合はその範囲内にあるノードすべてを登録することができます。
・SNMPモード
ノードで設定をしているSNMPモードを選択してください。
Communityやパスワード(SNMPv3の場合)も必要に応じて記載してください。
検索が完了すると、MAPにノードが記載され、ログリストにログが表示されるようになります。
ここまでで、とりあえずSNMPトラップの試験など簡単な検証については対応できるかと思います。
また、TWSNMPにはかなり細かいマニュアルが用意されているのでポーリングやMIB取得など試してみたいことは割とできるようになっているかと思います。詳細についてはTWSNMPホームページに「TWSNMPマニュアル」を参考にしてください。
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