ワクチンの治験で起きた虐待

こんにちは。昨日今日と急に秋めいてきましたね。今回、皆さんと共有する情報はHPVワクチンを含めた幾つもの治療薬とワクチンの製造過程で行われたガスライティング、虐待的な治験の経験談です。これは海外の事例ですが、他人事ではありません。現在、MSD製薬という外国の製薬会社が日本での治験の協力者を募集しています。MSDが製造したHPVワクチンは各地で有害事象を引き起こし、訴訟になり、MSD側が敗訴しています。なぜ、治験が実施され、安全性が承認基準に達していたにも関わらず、このようなことが起きてしまうのか、また、現在進行中の新型コロナワクチンでも、前例のない有害事象が多発しているのはなぜでしょうか。先ずは、大まかな治験の実態を見てみましょう。これは治験のあるべき姿の夢物語ではありません。

治験の実態

• 製薬会社は、治験参加者を参加させるためにできる限りのことをします。治験参加者がどれほど社会のために先進的なことをしているかを強調したり、悪いことは何も起こらないと約束することも含まれます。また、もし悪いことが起こった場合には、製薬会社はできる限りのことをして彼らの世話をすると約束します（医師は登録した参加者ごとに報酬を受け取ることも多く、出来るだけ参加者を獲得しようとして、このプロセスを支援します）。

• 参加者が治験薬による悪影響を経験すると、治験担当者は、有害事象が起こらなかった、または薬と関係がなかったと、参加者に信じ込ませます。これは、被害にあった治験参加者が自分の身に起こった可能性があることを信じたくないため（参加を励ました研究者の約束を信頼したいため等）、多くの場合簡単に達成できます。

• また、参加者に心理的手法を使い、治験への疑いを克服するよう操作します（これはガスライティングと呼ばれます）。有害事象の経験を文書化しても、それは依然として最終臨床試験報告書にはまったく報告されないか、比較的軽微なものとして再分類されます。

• さらに、以前の約束は無視され、製薬会社はその医薬品によって被害を受けた人々にいかなる支援も提供しません。その代わり、参加者が製薬会社に提供できるものがなくなったら、彼らは隅に追いやられ、捨てられます。

これが治験の実態です。では、被害者の体験談を見てみましょう。

Kの場合

Kさんは 18 歳でまだ高校生だったとき、子宮頸がんを予防するワクチンの興味深い臨床試験に関するパンフレットを郵便で受け取りました。パンフレットには、ワクチンはすでに徹底的に検査されているため副作用はないと書かれていました。そこには「研究は副作用研究ではありません」と、否定の文字を強調して書かれていました。治験実施計画書では、安全性試験が臨床試験の第一の目的であると述べていました。つまり、パンフレットはまったくの偽りであり、実際は安全性を調べる研究だったのです。しかし、十代の彼女は,、ワクチンはすでに安全であることが証明されているという宣伝文句を信頼しました。

3回目のワクチン接種の予約の際、彼女は臨床医に、体調が悪く、頻繁に倦怠感や痛みがあると話しました。彼女は接種を遅らせた方がよいのではないかと尋ねました。看護師は、彼女の不調はワクチンとは何の関係もなく、問題なく3回目の接種を受けることができると彼女を安心させました。彼女は看護師に、週に4、5回、一日中続く頭痛について話しましたが、看護師は彼女に、「心配しないで、多少の頭痛は正常だ」と言いました。

結局、看護師はKを説得し（ガスライティング手法で）3 回目で最後の注射をさせました。その後、Kは初めてめまいを感じました。彼女は吐き気を感じ、腕はこれまで以上に痛くなりました。その後の数週間で、彼女の健康状態は急激に悪化しました。

彼女は医師のところに行き、新しいワクチンの臨床試験に参加したことを医師に告げると、医師は心配しました。血液検査はすべて問題がなかったので、彼女の症状について治験スタッフに再度話すよう彼女に伝えました（一般的な血液検査では通常、ワクチンによる損傷の兆候を検出できないため、患者は何も問題はなく、すべては頭の中にあると言われることになります）。

Kは最後の注射から1カ月後に再診のため病院を訪れました。彼女は医師の懸念に基づいて自分の症状について治験スタッフに再度話そうとしました。彼女は、普通の日常生活を維持するのに苦労しており、これはこれまで経験したことのないことであったと話しました。しかし医師らは彼女に、彼女の症状はワクチン接種で起こると予想される種類のものではないため、引き続きかかりつけ医の診察を受けるべきだと告げました。Kはこの説明を受け入れました。彼女は、ワクチンをまったく受けずに生理食塩水のプラセボを投与された可能性が 50% あったため、それを投与されたことに望みをかけました（ワクチンを投与されていると信じたくなかったそうです）。

数か月が経つにつれ、Kの体調は悪化し、次の医師の診察の事だけしか考えられなくなりました。彼女は高校最後の年にあまりにも多くの試験に落ちたため、クラスメートと一緒に卒業することができませんでした。彼女は、頭痛や関節や筋肉の痛みを感じずに一日を過ごせるほど体調が良くなるまで、夢や計画を中断しなければならなくなりました。ベッドから起きるのも毎日大変でした。彼女は、これが10年以上になるとは思ってもいませんでした（このような経験は彼女だけではありません）。

FDAがガーダシル（HPVワクチン）を承認した1年後の2007年に治験責任医師らが治験の盲検化を解除したとき、Kは結局ワクチンを受けていたことがわかりました。彼女は追跡調査に参加することに同意しましたが、臨床試験スタッフからはそれ以上の連絡はありませんでした（これは、ワクチンをめぐるカルト的な心理をよく表しています。彼らは彼らの利益だけを見て、被害者を見ていません）。

1 年以上後、彼女が夫と一緒に座ってオンライン ニュース チャンネルを見ていました。彼女は、ガーダシルが承認された直後に、ある女性が接種について話しているのを聞きました。女性が接種のたびに自分の反応を説明していると思いました。Kは心底驚きました。それはまるで、同じタイムライン、同じ症状の彼女自身の物語を聞いているようでした。その瞬間、Kは敷物が下から引き抜かれたように感じました。なぜ彼女はこんなに病気になったのか、何年も考え続けた後、まったく同じ話をする別の女性が現れました（彼女のこの反応に疑問が沸くでしょう。彼女は自分の体調不良が接種によると分かっていたのではないかと。しかし、彼女は十代でガスライティングという心理的操作をされていたことを考慮してください。彼女は害を受けましたが、ワクチンは安全だと決められていました）。

彼女には信じられませんでした。ワクチンの安全性が「証明」されていたはずなのに、どうしてこのようなことが起こったのでしょう？彼女が治験看護師に自分の症状について話すたびに、看護師はそれらは無関係であると彼女に保証しました。

翌日、彼女は答えを探し始めるためにオンラインにアクセスしました。彼女はデンマークのワクチン被害者支援グループに連絡し、最終的に彼女の親しい友人となったSと話しました。彼らは長い間話しましたが、Sは理解しました。彼女はそれを以前にも聞いたことがありました。13年間痛みとともに暮らしながら、医師たちから彼女の症状が気のせいだと言われ続けたKにとって、これは初めて狂気から抜け出した時でした。

2016 年 4 月、彼女はついに夫と一緒に『ワクチン接種された女の子たち』を鑑賞しました。彼女は、十代の若者たちが、まさに自分が10年以上も経験してきたことと同じことに苦しんでいるのを見る準備ができていませんでした。彼女は自分が苦しんだことを思い出して泣きましたが、それ以上に臨床試験以降に他の少女たちに起こったことを思い出して泣きました。治験に参加した臨床医が、彼女の症状とワクチンとの関連性を否定したのであれば、今日の医師たちがそれらを否定し続けるのも当然です。

ワクチン開発における重要な課題は、医薬品規制当局を満足させるのに十分強力な抗体反応を求めること（ただし、抗体反応が、考えられている保護を与えるかどうかについての議論が必要です）なので、強力な効果を得るために、強力な成分が必要であり、それには強い副反応が伴ないます。

この問題を「解決」するために、MSD社は、新しい補助剤を「プラセボ」とし、プラセボとワクチンを比べてどれだけ悪かったかに基づいてワクチンの安全性を評価させるという独創的な解決策を考え出しました。このプラセボはただの生理食塩水のはずでした。しかし、実際はただの食塩水ではなかったのです。

Cの場合

Cさんも同様の研究に参加していましたが、Kさんと同様、それ以来彼女の健康も悪化していました。 2人の若い女性は、2016年7月に被害者支援グループを通じて知り合いました。Cの話はKの話と非常によく似ているが、1つの大きな違いがあります。それはCがプラセボ、つまり生理食塩水を投与されたことです。

Cは、一回目はかなり痛かったものの、強い反応は見られませんでした。彼女はワクチン接種の翌月に異常な月経を経験しましたが、それが関連しているとは考えていませんでした。臨床医は彼女に症状を記録するための小冊子や用紙を与えませんでした。彼らは、彼女が注射部位の反応を感じ、おそらく頭痛を感じるだろうと述べました。それで出血は単なる偶然だ、と彼女は思いました。

1か月後、Cは2回目の接種を受けるために再び病院を訪れました。臨床医は月経期間については無関係なので主治医に診てもらうべきだと彼女に言いました（ガスライティング）。 この接種の後、彼女は重い月経期間だけではなく、異常な症状に気づきました。彼女は皮膚が痛くなり、頭痛があり、まるでインフルエンザにかかったような気分でした。彼女のお腹は本当に痛くて、数週間で体重が12ポンド減りました。彼女は医者に行きましたが、医者は彼女の症状を理解できませんでした。Cにも理解できませんでした。彼女はいつも健康でした。

3回目の接種の際、治験スタッフは再び彼女に、最近の健康問題は関係ないと告げました（更なるガスライティング）。彼らは彼女に、このまま進行しても安全だと保証しました。

2003年にプログラム（実際は治験だった）を終えた後、Cは、生理食塩水のプラセボかワクチンを投与されたかどうかを確認するために2007年まで待たなければならないと言われました。彼女の症状は継続していましたが、医師はその理由を解明できませんでした。彼女は、消臭剤やさまざまなスキンクリームに対してアレルギーを発症しました。彼女は皮膚科医に行きましたが、効果はありませんでした。医学研究の一環として、Cは医療従事者の近くにいましたが、なぜ彼女がそれほど病気になったのか誰も説明できませんでした。

2015 年にすべてが変わりました。彼女は、ガーダシルの臨床試験では、言われていた生理食塩水ではなく、アルミニウム溶液が使用されたことをオンラインで知りました。Cは臨床研究に携わっていたので、これが許されるべきではないことを知っていました。彼女は、生理食塩水だと言われたことをはっきり覚えていましたし、何年も前に受け取ったパンフレットにもそのことが印刷されていました。

彼女は、オンライン情報が間違っていることを証明するためにも調査することを決意しました。彼女は、そのプラセボが生理食塩水であることを期待していました。しかし、彼女は生理食塩水でプラセボというものがまったく存在しないことに気づきました。彼女がオンラインで読んだことは正しかったのです。実際のところ、プラセボにはアルミニウムが含まれていました。彼女はこれが何を意味するのか知っていました。彼女はアルミニウムを含む注射を合計6 回受けたのです。そのうち 3 回はプラセボとして、その後の 3 回はワクチンとして投与されました。

ガーダシルの臨床試験では、ワクチン接種後の深刻な健康問題は、ワクチンやアルミニウムを含む偽薬（偽プラセボ）とは無関係であると主張しています。彼らは接種後の深刻な被害を「新しい病状」と呼びます。全臨床試験参加者の50％以上が、感染症、生殖障害、神経症候群、自己免疫疾患などの「新たな病状」を報告しました。 アメリカ食品医薬品局はこのことについて一切疑問を呈しませんでした。

嘘と騙しの連続

このようにして、治験は実態を隠して行われます。事実、安全性の実験に進んで協力する「善良な市民」はどれくらいるでしょうか？安全ではないかもしれない、原因不明の長期の体調不良に苦しむかもしれない、のにも関わらず、事実は隠され、嘘とガスライティングにより心理操作をして、協力者を黙らせるのです。これは常習的です。KとC以外にも同じような経験をした人はたくさんいます。だからこそ、被害者団体が存在しうるわけです。そもそも、ワクチンというのは10年はかかる製造プロセスを踏むものです。このどのプロセスも簡略化し、急ぐべきではないでしょう。何故なら、急がなくても、このような健康被害を生むからです。では、このプロセスを短縮して、急いで製造し、販売したワクチンの危険性はどれほど高いのでしょうか？次回の記事では、新型コロナワクチンの製造期間についてと、日本政府、CDC、WHOがどれほど嘘とガスライティングを使いこなしたかを見ていきたいと思います。

（一人でも多くの人に大切な情報が届くようにシェア拡散をするのはいかがですか？この活動を応援するための寄付も大歓迎です。）