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カリコ上級副社長とユダヤ人科学者ワイスマン博士について、本当のmRNA開発者が祝辞を述べる

割引あり

mRNAワクチンの発見と開発を行ったロバート・マーロン医学博士は今回の受賞に関して次のような祝辞を述べています。
「まず初めに、カリコ博士とワイズマン博士、おめでとうございます。今回の受賞は、ラスカー賞、スペイン政府およびイスラエル政府からの同様の賞の受賞のトップにくる最優秀賞ですね。」

ノーベル賞というプロパガンダ

マーロン博士は1988年にDNA自体が免疫反応を引き起こす可能性があることを発見し、同年にmRNAワクチンの研究計画の基を据えました。1990年には、マーロン博士がハラスメントを繰り返しうけ、技術も強奪されたと主張しているウルフ博士と共同の論文も出しています。この発見が無ければmRNAワクチンは存在し得ない、重要な研究でした。下記は研究論文です。

https://www.science.org/doi/10.1126/science.1690918

ロバート・マーロン博士の経験談はこちら↓

彼がmRNAワクチン開発に関連して他の博士と共同で研究した論文は、他の論文や特許に合計で1万回以上引用されています(他の共同開発者のリストにカリコ博士とワイズマン博士の名前はありません)。

カリコ博士が上級副社長を務める(彼女は決して貧しくしがない研究者ではありません)ビオンテックとワイズマン博士が務めるペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院以外にも、モデルナ、キュアバックがメインの特許を取得しており、他の製造会社とライセンス契約をしています。事実、キュアバックは、15年前にカリコ博士が発見したとして受賞理由にもなったプソイドウリジンを使用することなく、mRNAによって抗体反応が得られた研究結果を公表しています。キュアバックは何らかの理由で(おそらく資金不足によって)mRNAワクチン開発を断念しました。プソイドウリジンの特許には、この成分がワクチンに利用されるということは書かれていませんでしたし、15年の間にワクチンに使用しようとする論議されたこともありませんでした。突如として、彼女のプソイドウリジンがmRNAワクチンに利用され、それが、様々なmRNAワクチン開発の基礎を築いた発見や研究を差し置いて、ノーベル賞を受賞できたのはなぜなのでしょう?

ノーベル賞委員会がこれまで取ってきた中心的な立場は、カリコ氏とワイズマン氏が免疫応答(ワクチン接種)を誘発するためのmRNAの使用の創始者または発明者であるとは主張しないということです。ワクチン目的でのmRNAの製造、構造、および使用の発明者はずっと前に米国特許商標庁によって決定されており、多くの米国および外国の特許はこれに基づいて発行されています。マーロン氏 (1987 ~ 1991 年) と彼の同僚 (1990 ~ 1991 年) の業績に関するもので、そのすべて (マーロン氏が単独で執筆した最初の発明開示を含む) がマーロン氏を発明者として記載しています。この事実についてはノーベル委員会は異議を唱えていません。ノーベル生理学・医学賞が、アイデアや技術を生み出し、最初の概念実証を行った人物を表彰しないのは極めて不可思議なことです。生理学と医学ノーベル賞議会のあるカロリンスカ研究所の大口献金者が、プソイドウリジンを使用したmRNAワクチンを製造販売しているファイザーであることは注目できます。生理医学ノーベル賞とカリコ博士が上級副社長を務めるビオンテック社の共同開発者であるファイザーには利害相反があります。

mRNAワクチンの詳しい開発の道のりについてはコチラ↓

そのトロフィーは潔白なのか


マーロン博士は決して、カリコ博士とワイズマン博士に苦々しい言葉を述べることはありませんでした。たとえ、彼が事実上のmRNAワクチンの発見者で発明者であっても、彼は名声と賞金よりも、科学が進歩することに貢献し、多くの人の命を救うことの方が遥かに価値があるというのが彼の口癖です。カリコ博士も同じように述べていますが、彼女は歴史上類を見ない有害事象報告数を誇る最新技術のワクチンの製造に貢献しました。 ≪詳しい数字などはコチラから→新型コロナワクチンという欠陥商品|ルックアウト (note.com)≫ そして名誉と賞金を数多く手にしました。そして、彼女はmRNAワクチンの発明者ではありません。これはフェアな賞の授与だったのでしょうか?

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