11/26 『 きのこ』
きのこのっこーのこげんきのこ♪ えりんーぎしいたけぶなしめじー♪
……「しいたけ」じゃなくて「まいたけ」でした。
ともあれ秋の味覚が一角キノコ。
山菜と並び人々を山へ誘いこみ、ピクニック気分でやってきたところで遭難させる恐ろしい食べ物です。何事もなく採取できてたとしても、毒キノコを見分けられてなければ痛い目どころか最悪三途の川を見ることに……恐ろしや。
ところで、日本人はそのままでは劇物であるコンニャク芋や河豚の卵巣も無毒化する調理法を確立しているんですよね。
毒キノコでも同じようにやってる物がないか調べてみたら、長野県の一部地域ではベニテングダケを食べていたそうです。
それというのもベニテングダケの毒成分はイボテン酸というもので、比較的症状が軽い毒素であり、また強いうまみ成分でもあります。
なので、塩漬けなどで食べても問題ないぐらいに毒素を抜いて、そこそこうまみのある冬場の保存食としていたそうです。生き抜くための知恵というやつですね。
河豚の卵巣のように、嗜好品として毒キノコを無毒化して食べることはなさそうでした。
触ることすらアウトだったり(カエンタケ)、自覚症状のないままじわじわ蝕んで来たり(ドクツルタケ)、食べられることを徹底的に拒否してくる毒キノコも多い、というかそもそもキノコの種類自体も多いので、そこまで手が回らないんですかね?
ともあれ今日の『(毒)キノコ』はこんなもので。
明日は『焼き芋』でも。
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