[ライブレポ]2022/05/22(日) Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス @京セラドーム大阪
どうも、あとりえです。
元々このライブのレポートを書きたくてアカウントを作成したものの、最近行った他のライブについての投稿が先になってしまいました💦
時系列ズレるなー。他のSNSでもこういうことよくやっちゃう。
さて、タイトルにある通り、Mr.Childrenの30th Anniversary Tour 『半世紀へのエントランス』の京セラドーム大阪公演2日目、同ツアー最後のドーム公演について語っていきたいのですが、あれからもう10ヶ月なんですね…。このツアーを収録したDVD&Blu-rayももう発売して2ヶ月たつし…。
直後ならもっと鮮明に書けたのかな…。
でもセットリストも演出も演奏も歌声も圧巻だったことは今でもはっきり覚えているので、思い起こせる範囲で頑張って語っていきますヽ(´▽`)/
まずはツアトラ!
やっぱりライブに来たら入場前に見ておきたい!
たくさんの人が集まっていて、各々で記念写真を撮っていました。
私も記念にタオルを広げて撮りました!
会場のあちこちに小さいフラッグ、そしてミスチルのメンバーが描かれたビオレUの手指消毒液!
今ツアー最初の福岡公演に参戦した方の投稿を見て気になっていた半エン仕様のビオレUにお目にかかれてよかったです👀
そして、会場で受け取る予約をしていたグッズたち。
会場によって違うチケットキーホルダーも可愛いし、ミスチルくん+30→50デザインのハンドタオルもシンプルかつ可愛いし、そして何よりバンドTシャツがかっこ良すぎる…!!会場にもこれを着ている人が多かったし、やっぱり人気…!!!
さて、そろそろセットリストのお話へ。
【セットリスト】
オープニング
『優しい歌』の美しい弦楽器重奏が流れ、その後、『SOUNDTRACKS』収録の『memories』のイントロのメロディと共にモニターに男女の邂逅が表示され、その後力強いBGMに変わってこれまでのミスチルの曲のMVやCDのジャケットの数々が映し出されました。まさにミスチルの30年間のmemories。
Brand new planet
オープニングからの自然な流れで、空に散らばるたくさんの星を描いたかのようなキラキラした照明と共に始まった1曲目。新しい「欲しい」、新しい星、コロナ禍を乗り越え30周年を迎えた新しいミスチル。1曲目にふさわしい。
PADDLE
!?!?!?
パドル……!?
個人的に、初めて生で聴けたのですごく嬉しかったです。
バックのモニターも、心なしかカラフルでキラキラした液体が注がれるフラスコ(というよりビーカー?)を表現しているかのようでした。
公演日によってはこの枠はyouthful daysだったり箒星だったりと入れ替えがあったようです。
海にて、心は裸になりたがる
ステージが波や水しぶきを思わせるブルーに包まれ、盛り上がった曲。
話題の桜井さんのダンス、マイクを向けられたナカケーの掛け声。楽しい。
innocent world
え?
早くない??
なんていうか、こういう定番曲で湧き上がるの早くない??
こんなに早くて大丈夫?最後まで勢い保てる?(何目線)
LOVE
「甘酸っぱい恋の曲を」「好きな人、いると思います」という一言で始まった曲。
はい、私好きな人です。
ミスチルの曲では珍しい方だと思うのですが、こういう絶妙な青くさい曲好き。
これも初めて生で聴けて嬉しかった!
この枠も公演日によっては『Over』だったりしたみたいですね。
Any
あーー、沁みたな。この曲。
緊急事態宣言、外出自粛、密集したり声を出したりするのを悪とする風潮、マスクを着用しないと白い目で見られる。ライブをしたいミスチルもライブを観に行きたいファンもこの生活様式に打撃を受けましたね。
"今僕のいる場所が
望んだものと違っても
間違いじゃない
きっと答えはひとつじゃない"
そう思いたいな
くるみ
〈弾き語り〉
センターステージにて弾き語り!!!
切ない………
"引き返しちゃいけないよね"で胸が締め付けられる。
僕らの音
うおい、続けてエモいの来ちゃったよ。そういうのもっとちょうだい。
この曲、なんか秋の夕暮れみたいな感傷的さや寂しさを感じるんですよね。歌詞といいメロディといい。
生で聴けてよかったなー。
タガタメ
セトリの中で迫力ナンバーワン。個人的に。
歌い方に激しい照明に、そして世界が恐慌に陥っている今だからこそ響く歌詞。
"でももしも
被害者に 加害者になったとき…"
"左の人 右の人
ふとした場所できっと繋がってるから
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ"
世界のあれこれが他人事じゃないことをより一層思い知らされました。
Documentary Film
この曲はこのツアーに絶対外せないよね。
2020年リリースのアルバム『SOUNDTRACKS』収録曲の中の要なんじゃないかと勝手に思ってます。
"昨日は少し笑った
その後で寂しくなった
君の笑顔にあと幾つ会えるんだろう?
そんなことをふと思って"
わかる。
私も日常生活で、楽しいことがあって心から笑った後にふとそんなことを考えてしまったりします。
そして、前述した通り、突如人を苦しめるウイルスやそれに伴う新しい生活様式に襲われました。それはミスチルのメンバーにとって、ミュージシャンとしても、1人の人間としても、何があるかわからない、いつ終わるか分からないという状況だったからこそ生まれた歌詞だと思います。
DANCING SHOES
粋だなと思いました。『SOUNDTRACKS』で1曲目を飾るこの曲の順番をここに持ってくるのが。
個人的にめっちゃ好きです。推し曲です。かっこいい。擬人化したら絶対イケメン。
メロディもクールでかっこよければ、歌詞もリアルかつ万事に当てはめられるというか。
"良くも悪くも注目浴びればその分だけ叩かれる"
30年もやってる有名アーティストのミスチルなんて特にそうだし、一般人の私たちだってそう。
一般の学生や社会人でも、「あの人めっちゃモテるらしい!」とか「あの人めっちゃ頭いいらしい!」とかって勝手に噂されて注目を浴びると、「大したことなくない?なんで持て囃されてんの?」「むしろ嫌い」とかこれまた勝手にアンチが現れますよね。だるい。ほっとけや。
"その両手に塞がれた鎖
タンバリン代わりにして
踊れるか?"
かっこいい、、!
"君は思うよりかっこいい"
いやこの曲がな??
ロックンロールは生きている
おいおい、かっこいい曲続きかよ。
まさにロックンロールは生きているって感じの迫力でした。楽しかった。
ニシエヒガシエ
かっこいい曲3連続。定番曲。火花バーン!
Worlds end
あーーー好き。これも好き。何回でも生で聴きたい曲。
"わかってる
期限付きなんだよ
大抵は何でも
永遠が聞いて呆れる"
そうだよなー。歌詞にあるケーキも、命も、機械も、世界も、機能する時間は有限です。明日世界が滅亡するかもしれないし、命の危険に晒されるかもしれないし。
それでも明日を生きられることや、自分は何にも縛られていないということを信じないと何も始まらない。
永遠
桜の木を思わせるモニターや照明、しっとりしたメロディ。
この曲はミスチルにも、ラブソング全般にもよくあるタイプの曲だと思うのですが、それでも他のどんな曲にもない繊細な描写が素敵です。
この公演の中で1番うるうるした曲です。
さっきのワールズエンドでも"永遠が聞いて呆れる"と歌ってたし、この曲でも永遠なんていうタイトルをしていながら
"時は行き過ぎる
そこに何らかの意味を
人は見出そうとするけど
冗談が過ぎる
たとえ神様であっても
死ぬまで許さない"
と、残酷な事実を突き付けてきます。
でも最後に
"もう会えなくても
君は僕の中の永遠"
と、相手への想いは永遠に消えないことを誓っています。
others
ビールのCMでおなじみの色っぽバラード。
驚き、喜び、気まずさ、切なさ、たくさんの感情が入り混じった曲
…………っていうか要は浮気ソングなんですけれども。
"その一瞬を君は僕に分けてくれた"
なんていう表現が最高。やってることはアレだけど。
曲のラストでモニターに満月が映っていて素敵でした。
Tomorrow never knows
どちらかといえば落ち着いたメロディの曲なのに、イントロ聴いたらめちゃくちゃテンション上がる。それぐらいには好きな曲です。いつまでもライブで披露してほしい。
"癒える事ない痛みなら
いっそ引き連れて"
座右の銘にしたいです。てかしてます。
fanfare
これもライブ定番曲になりつつある…???
"悔やんだって後の祭り
もう昨日に手を振ろう"
そうだよね。
過去を憂いたところで今後に生かせなければ何も得られませんからね。よくやっちゃうけど。
エソラ
カラフルな紙吹雪が舞うことでおなじみの曲。残念ながら私の座席には届きませんでした。
紙吹雪に負けないくらいキラキラした曲。
GIFT
"君から僕へ
僕から君へ
最高のGIFTをありがとう"
この心温まるライブアレンジが好きです。
[アンコール]
Your Song
〈弾き語り〉
桜井さん1人が再びステージに現れ、披露してくれました。
原曲は明るくてキラキラした感じのメロディだけど、アコギ1本の弾き語りもまたいい!
生きろ
やっぱり最後はこの曲かー!!
かっこいい。擬人化したらムキムキで強そう。
コロナ禍で大変な思いをした全ての人への応援を込めて披露してくれた曲。
思い切り笑えるその日が来るまで生きよう。
エンディング
オープニングと同じく『優しい歌』の重奏が始まり、メンバー4人はステージの端から端までを駆け回っては頭を下げていました。サビの掛け声のタイミングのたびにムキムキポーズ(?)をとっていたJENがJENらしい。
MCなど
序盤での
「思い出した?この感じ!そう!僕らがMr.Childrenです!!」
がかっこよすぎました。
『生きろ』の前のメンバー紹介の際に、JENが
「僕らだけではなーんにもできないんです。大勢の支えてくださるスタッフさんたちがいて、お客さんたちがいて初めて僕らは演奏できます。ありがとうございます」(意訳)と言っていたのがすごく印象的でした。
【おわりに】
いやもう、まずは、セトリがめちゃくちゃ私好み。特に聴きたかった曲がたくさん聴けました。
どんなライブでも、各アーティストが色んなことを考えて試行錯誤を繰り返してセットリストを組んでると思うのですが、それにしてもめっちゃ好み。
イノワーが最初の方に来て、序盤からそんなに飛ばして大丈夫??なんて思ったけど、最後の最後までクオリティも盛り上がりも落とさずずっと最高のパフォーマンスを見せてくれたのが流石だなと思いました。
そして、歌声、演奏、演出、照明、映像、どこをとっても圧巻でした。迫力に気圧されました。
私なんてまだ20年余りしか生きてない中で何度も生きることに心折れそうになったのに、全く同じメンバーで30年もバンドやり続けるなんてすごいことじゃないですか。なのにそこから『半世紀へのエントランス』というツアータイトルを掲げて、「あと10年、20年はやりたい」とまだまだ突き進む気でいるなんて…。
こりゃ只者じゃないわ。モンスターバンドと呼ばれるだけあるわ。
以上、お読みくださりありがとうございました!
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