【韓国】「Road to Kingdom」で魅せるアイドル達の真骨頂 「Kingdom」出場権は誰の手に⁈
追記:2020年6月19日
最近の韓国の音楽業界は調子がいいですね笑
「Produce 101」の次は「Queendom」、そして「Road to Kingdom」ですか。
Mnet…
アイデアを実行に移す速さは見習うべきですよね。
さて今回は、本日最終回を迎える「Road to Kingdom」について簡単な事前情報をお伝えいたします。
まずは前作、
「Queendom」について
「Queendom」は、2019年後半に放送された、女性アイドル達の音楽サバイバル番組。
といわれますが、実は参加者全グループが既に大人気な方たちでした。
ただそれでも正直、MAMAMOOが勝つことは予想できました。
出場グループの中では、声色の使い分けを含めた歌唱力、ダンス力、パフォーマンス力が圧倒的に実力者で優秀。
私も、彼女たちは音楽を引き立たせる実力も併せていることで、非常に好きなグループです。
作曲者の意図に合わせて踊りつつも、自分たちの個性も魅せつける、という素晴らしき偶像。
いや、ほかのアイドルとはひとグループにできない、アーティスティックな偶像。
↑同じく出場者のAOAの楽曲をカバー
もう彼女たちの曲のようにパフォーマンスしている。
そういう意味では、「Queendom」は少し物足りない番組でした。
「Road to Kingdom」について
だがしかし、今回の「Road to Kingdom」は少しコンセプトが違います。
なぜなら、これは「Kingdom」への出場権を賭けた前哨戦だから。
もう少し詳しく言えば、
非常に人気のあるアイドル達の音楽サバイバル番組「Kingdom」(放送予定)に出場するために、まだ韓国国内でも非常に人気があるとは言えないアイドル達がたった一つのKingdom出場権を奪い合う番組。
参加しているのは彼ら↓
PENTAGON
ONF
THE BOYZ
VERIVERY
ONEUS
TOO(現時点ですでに脱落済み)
GOLDEN CHILD(現時点ですでに脱落済み)
この番組は、市場にとって非常に良い。
これまでピックアップされてこなかった彼らそれぞれのショータイムアレンジへの姿勢がうかがえるし、再度、音楽市場のプレイヤーとして新たなファンを獲得できる場になっているから。
私もこの番組のおかげで、また推しが増えました笑
(のち、ご紹介します)
出場者は、上記の通り韓国国内でも音楽チャート1位を取ったことのないグループばかりです。
でも実は、私にとっては、最近K-POP界で増えてきた自己プロデュース型のグループも参加しているのが興味深いところでもあったりします。
自己プロデュース型のアイドルとしては、PENTAGONは業界でも有名なグループ。
VERIVERYは平均年齢若いけど、作詞作曲・編曲・振り付けに加えて映像制作出来る人もいる、っていう将来が期待される自己プロデュース可能なグループ。(でも今は外部委託が多い気がします…)
だからこそ、彼らがこの舞台にかける熱量が半端じゃない!!
その熱量がこちらにまで伝わってくるので、非常に見ごたえがあります。
自分たちの曲や先輩方の曲自体のアレンジに限らず、ショーへのアレンジもまた魅力の一つです。
私は特に、編曲もできて他グループへの楽曲提供もしてきたPENTAGONのHUIには非常に注目していて、メンバーの脱退によりさらに自己プロデュースに負担のかかる彼に対しては、もはやグループでなくてもいいから、報われてほしいと思ってしまいます。
彼の音楽への挑み方も放送されているので、個人的には嬉しい。
視聴者にも、彼の勇姿を見て、ただ踊らされているわけではないことを知ってほしいですね。
音楽には人の意志が強く表れているのだと。
そしてそして…
本日20時より最終回放送!
ついにKingdom出場者が決まります!!
私の注目は、THE BOYZ。
こんなグループ名にして、毎度素晴らしきショータイムを魅せてくれる彼ら。
さすが元SM社員がプロデューサーなだけありますね。
1曲1曲がストーリーになっているのはもちろん、初回から最終回まで通してもストーリーになっているよう。
最終演目『CHECKMATE』で幕を閉じる予定の最終回直前で、一度彼らのショータイムをまとめておきましょう!
剣を抜き、(90秒ダンスのみのパフォーマンス↓)
危険にさらされながらも、(TAEMIN 태민/ 괴도 (Danger)をカバー↓)
King(?)の座を奪還し、(自身の楽曲をアレンジ↓)
舞い、(빅스 (VIXX) / 도원경(桃源境) (Shangri-La) をカバー↓)
そして今夜『CHECKMATE』…
楽しみすぎますよね!www
ちなみに、THE BOYZの演出・パフォーマンスを見た他グループの反応が面白いです笑
「どんな演出だよー」とか「アイデアが狂ってる」とか圧倒されすぎてるみたいです。
本当に、それくらい、彼らだけミュージカルをやっているみたいなショータイム。
このご時世で無観客でやっているため、どこもミュージカル感はあるんですが、THE BOYZには一貫したストーリー性がある。
これ、お金払ってもいいですね。
♢
<追記>
最終結果、結局THE BOYZの優勝でしたね!
まぁ、どこも文句なしでしょう。
最終演目は予定通り、『CHECKMATE』(自身の初公開楽曲)でした↓
美しい締め。
もうこの路線で行けばいいのに…
普段の活動と全然違くて、カッコよいではないか!
あの路線にいた人たちとは思えない。
いつの間にか当初よりコンセプト変更してたのか…
それにしても全グループすべてのショーにおいて、演出アイデア、小道具の使い方、スクリーンの設置・使い方、演目を熟知したようなカメラワークに興奮しました!
無観客だからこそ出来る演出。感動!
エンターテイメント性が非常に高い!
これを大規模にして、観客動員して、新しいインバウンド事業にすれば良いのに。
♢
以上、最終回が待ち遠しくないですか?
「Road to Kingdom」最終回はいよいよ今夜20時!
結果発表後に、再度記事を更新します。
♢
<追記>
あー、「Kingdom」怖いですねー。
正直、出場が噂されるStray Kidsとは争ってほしくなんですよ。
だって、THE BOYZはいわば”ダンスがめちゃくちゃできる俳優集団”みたいな感じで、Stray Kidsはほぼ全てのリリース楽曲を自分たちで作詞作曲・パフォーマンスするほどの”根っからのアーティスト集団”だから。
PENTAGONやVERIVERYも自作能力は高いですが、実際に自作した楽曲をリリースしている数は圧倒的にStray Kidsが多いと思います。
というか、自作得意なメンバー3人はマイク握ったままパフォーマンスするし、ヒップホップ系ユニット3RACHAとしての活動もあるから。音楽活動に相当本気。
まったくStray Kidsも最終回直前に新曲を出すなんて…罪だね。
実力ありすぎるじゃないかwww
新曲↓
ま、出場者のラインナップを待ちましょう!
最後に、「Road to Kingdom」全シーンはここで見れます↓
制作裏や個人フォーカスも見られるので、これまた面白いです。