特別授業「聴く力」篠田真貴子さん|特別授業レポート
※この記事は2020/07/07の投稿の再掲載です。
こんにちは!学生広報部のきょうこです!
緊急事態宣言が解除され、Loohcs高等学院(以下ルークス)では6月から登校かオンラインか選べるようになりました。
そんなわけで6月は「特別講師」がたくさん来て下さいました。
私は、一番「聴く力」の授業が印象に残ったのでその授業を皆さんにシェアしたいと思います。
特別授業:聴く力 講師:篠田真貴子さん
まず私たちは、篠田さんのキャリアについてお聞きしました。
率直に凄い人生だなと…
こんなにキャリアを歩んで来られた方からどんなことが学べるのかとワクワクしていました。
「聴く力」ワークショップ
⑴二人組になって「話す」「聞く」
二人組になって最近ワクワクしたことを相手に伝える ということをしました。
(話す側をA、聞く側をB)
A:最近ワクワクしたことを1分間話す
B:聞き終わったら、Aが話していたことをまとめ伝える
交代
Bが話す。Aが聞いてまとめて伝える。
⑵相手の表情や話し方に注目して聞く
次は、二つ目のワクワクした話を相手に伝えます。
ですが、相手がどういう時に声が大きくなったのかとか、顔が明るくなったのかとか
"相手の話している様子"
に注目して聴きます。
A:最近ワクワクしたことを1分間話す
B:聞き終わったら、「この部分ですごい嬉しそうに話してたよ」と伝える
交代
Bが話す。Aが相手の様子を話す。
なぜこんなことをしているのか、正直授業中は分かりませんでした。
相手が、インドカレー屋さんでランチを1000円から500円にしてもらえたって話と、歯医者に行ったら美人な人に歯が健康で綺麗だと褒められたんだって話を聞いただけだから。
話自体はとても面白かったですよ!笑
だけど、休憩時間に話すようなことだから、何で授業でやっているんだろう?って思っていました。
結局どういうことだったんだ?とモヤモヤしたまま、放課後。
「今日、話が聴きやすかったなー」とふと思ったんです。
何でか考えていてハッ!としました。
「相手の話している様子に注目してね」 と一つの注意点だけで、話が聞きやすくなった。
何だこれだけか。
こんなに簡単なことだったなんて…
とても基礎的なことだし、簡単なことかもしれない。
だけど、私は今までこれができていなかったんです。
話す時も相手が聴いてくれている、という安心感があるだけで話しやすいし、緊張もしない。
「聴く」ってこんなに大事なことだったんだ。
と電車でガタンゴトン揺られながら、1人納得していました。
「聴くということ」
聴くということが本当はできていないのではないか?
と言われてもピンときませんよね。
でも話を聞いている時に、自然と「何を質問しよう」「なんてこの後返そう」と考えていませんか?
それって相手の話を聴いてるとは言えないんですよね。
相手がどんな時に表情を変えたのか、声のトーンを変えたのか。
話を聞きながら「相手の感情を想像」する。
そうすると「あ、この時はどうだったんだろう?」と、質問は浮かんでくるし、話を聴くのが楽しくなる ということだったみたいです。
いやぁ、もっとこの感動を伝えたい。
文章よりも、直接聴いてくれる人の顔を見て、自分の声で伝えた方が何十倍もこの感動が伝えられると思うんですよ!
話す・聴くってそういうことですよね。
改めて、この授業を受けて思いました。
「告白はLINEよりも直接派です。」
以上、学生広報部のきょうこでした!
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