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学校推薦型選抜って?

 前回の記事で総合型選抜について基礎的な情報をご説明しました。今回は、学校推薦型選抜の前回網羅できなかった情報をご説明します!


2つの学校推薦型選抜


 前回ご説明したように、学校推薦型選抜は学校長の推薦状を必要とする試験で、学校長の推薦状を提出できることが出願の絶対条件となります。そのうえで、学校推薦型選抜は2種類に分けられます。1つ目が指定校推薦型で、もう1つは公募推薦型です(そのほかに上智大学や南山大学などのカトリック系大学などでは、カトリック校推薦型なども用意されていることがあります)。


指定校推薦型

 指定校推薦型は、皆さんも聞きなじみがあるのではないでしょうか?その名の通り、大学側が指定した高校に推薦枠が用意される試験です。高校が指定校となるには様々な経緯があるようです。一般的には、その高校が一般選抜で多くの合格者を出している場合や、その高校の入学者がおしなべて高い成績を修めている場合に指定校に選ばれるようです。したがって、指定校推薦型の学校推薦型選抜に出願するには、まずはご自身が通っている高校が指定校に選ばれていることが前提条件となります。そのうえで、別途設けられている出願条件(評定平均、外国語能力試験のスコア等)を満たし、学校長の推薦状を受け取ることができてはじめて出願することができます。指定校推薦型の募集要項は公開されていないことが多いので、一度ご自身の高校の進路指導担当の先生にお伺いください。

公募推薦型

 公募推薦型の試験は、指定校推薦型とは異なり、どの高校に在籍する生徒でも出願することのできる学校推薦型選抜です。指定校推薦型と同様に、学校長の推薦状を必要とするうえで、別途出願条件が設けられることもあります。これは、大学によって様々ですので、1度志願先の大学のホームページ・募集要項をご参照ください。大学によっては、出願条件にコンテストの受賞歴や大会の入賞歴などを求められることもあり、総合型選抜と比べると出願条件が厳しく設けられていることもあります。


試験内容


 試験内容は、前回ご説明した総合型選抜で一般的に行われる試験内容とあまり大きな違いはありません。主に、
・小論文
・プレゼンテーション
・面接
・グループディスカッション
 によって選抜されます。しかし、このような試験を行わず、一般選抜と同様に基礎学力を測る学力試験を課す大学もあります。大学によって試験の内容が大きく異なるため、いま一度ホームページを参照してみてください!
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